球根の植え方
アネモネの球根は、実に妙な形をしています。下の写真の通り、平たい方が上、とがっている方が下です。上下を逆に植えると、当然発芽しません。
それでも上下の区別がつかないものもありますが、その場合は横に植えても構いません。
植付け時期は、秋が適当ですが、中には寒さに弱くて越冬できない品種もありますので、こういう品種を気温が-18℃以下に達する地域で栽培する際には春に植えつけます。
カチカチに乾燥した球根をいきなり土に植えて急激に給水させると、表面にヒビが入ってそこから菌が入ったりカビが生えたりして腐ってしまいます。ということで、前処理が必要になります。
前処理方法は、まずバーミキュライトに植え付け、二日ほど水を与えずに空気中の湿気を吸わせ、その後徐々に霧吹きで水を与え、発芽、発根したら土に植えるというもの。実は、管理人はこの方法を使いましたが、それでもカビが生えました。しかし、多少のカビならちゃんと発芽しますので、あまり神経質になる必要はないようです。
土に植える際には、深さ1〜2cm程度。
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