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December



今日のわんこ
12/1
存在論的に言ってどっちがデカいかはひとまずおくとして、僕が「球」より「鉄」を好むのは、単純に猫より犬の方が好きだからなのだが、ステンシル。こがわみさきの読切。はい、お犬さまがとっても犬であってたいへん満足です。ええ、好きな相手にゃ煙たがれようと尻尾振ってついていきますよ。ご主人様には愛人が。ジェラ。でも犬めはその愛人のことも好きだったり。勝手にいちゃついてください。後ろおっかけてくから。こがわみさきは凄みを感じさせるほどには巧くない身の丈を知ったいい塩梅の上手さが心地良いですな。快楽天。米倉の連載(いまだにタイトル知らない)。寒い道具立てを我慢して、最高の画力で描かれる肉体の実存性(←実にいい加減な物言い)だけを感じ取っていればいい漫画なんだけど、追われる者が運命的に迷い込む路地、必然として対面する金網(←最近この手のレトリックに頼り過ぎ)があって、今回はなかなか良かったです。



タフだなほんとに
12/2
そ、そこから追い付くかアントラーズ……。秋田のヘッドまではジュビロ完璧だったのに。いや鹿島好きだから結果としてはオッケーなんだけど。さすがに磐田かわいそうになった。



落ち
12/3
H×H載ってないとやっぱちょっとムカつく。



モノにしたい
12/4
しらずにうたた寝したときの夢うつつ、背に感じる地面の感触と自分だけで世界が構成されている感覚、世界はどこまでも水平で上に無限に空間が広がる感覚。



もうお前飲むな
12/5
忘年会シーズンでもありますし、前いたバイトの人達と飲んだりしたのですが、二次会程度でその最中潰れて寝るのはまあいつものことだからいいとして、26にもなって目を覚ました拍子に店の中でゲロぶちまけるのはどうかと思いました。すみません。この場を借りて懺悔します。まったくいつになったら周りの人に迷惑かけないようになれるんでしょうか。死ねや俺。まあそんなことはどうでもいいんだけど(※全然よくありません)、介抱してくれた先輩に対して「いやつまりね俺は存在が存在者に先行することが許せないんですよ。認識が必然的に遅延を伴うことに耐えられない!」とかいかにも頭悪いこと(自分でも何言ってるんだかさっぱり分かりません)口走っちゃったことが物凄く恥ずかしいんですよ。というかそういう発言を酒の勢いで本音がポロッと出たとかいういかにも分かりやすい文脈上で捉えられてるかと思うと死にたくなるんですけど、場を取り繕おうと咄嗟に出任せ並べただけで僕は普段はそういうことあんまり考えてませんから許してください本当に。許してくれって何をだよ。いやそういう僕を苦笑混じりに接してくれてるのは分かっております。少ないながらも友人には恵まれているとは思います。つうかサンキュー。僕と付き合ってくれてる全ての人に。とりあえず寝ます。起こさないでください。死ぬまで。あ、いや。また誘っていただけると死ぬ程嬉しいのですが。ええと僕は凄く楽しかったんです、はい。



停滞前線
12/6
やる気が出ないのとやる気がないのとの間には海より深い溝があり、言うまでもなく僕は今全くやる気がない。ページの更新がないことは何も書いていないという無意味を有しはしないし、大抵は「沈黙」という意味で読まれる。いやそう読まれるとちょっとかっこいいかなあって。この人「沈黙」として読まれたがってるんだなあ、と読んでいただいても一向に構いません。事後的にいくらでも解釈はでっちあげられますから。立ち読みした漫画とどれみの話題しかないのはそれが僕の世界の全てだからであり他のことには一切興味はない。自分が読むべき漫画と本観るべきアニメと映画聴くべきレコードは知っているし幾つか齧ったりもするがそれは習慣とはなり得ず怠惰な精神は僕に何もするなと命じる。何もしたくないし実際何もしていない。しかし何もしていないことをできるだけそのまま具体的に書き綴ることは半端な自意識が許さず、プライヴェート(習慣から外れたもの)は隠される。それは皆さん御存知の通り。しかし習慣ならざるものを人間は記述できるものであろうか。なんにせよ書きたいように書くのだし書きたくないときは書かないだけだ。書きたいように書く? どうやって? 書かれた文章があるだけだ。



態度表明
12/7
自分語りとは文芸の一ジャンルであり、それ以上でもそれ以下でもないと考えます。そこで語られる「自分」とは対象化され翻訳された文芸に関わる全ての人間と交換可能なものなのだがそれはそれとして、君が君であるところによって僕は君を愛する。それは君がそれを語っているそのことによってまさに君であるような単独の君だからである。



カエル
12/8
夏のどれみの映画のレンタルが始まったんで借りてきましたよ。いやまあちゃんと映画館で観てるんだけどね。一応。3回程度は。でもやっぱダヴィングしたいし。でもやっぱヴィデオテープが散乱してない部屋に住みたいとも思います。心の底から。なんなんだよこの部屋。何所から片付ければいいんだよ。この部屋は住んでる人間を堕落させる。牢獄だ。僕にとって囚人のディレンマとはゲームの理論ではない。片付けたいのだ。片付けたいけど一体何所から手をつければいいのか。考え始めると鬱になる。そしたらもう炬燵で寝るしかないじゃないか。はやく僕もMPEGとかで動画の保管できるようになりたいです。でもハードディスクの残り容量は常に500MB辺りを推移してるのです。そろそろヤバくなってきたと思えば落としたはいいけど全然聴かないMP3を抹消して新しいMP3のDLを始めるわけですが、何時の間にかフォルダごと消した筈のファイルが復活してて結局消す前と同じような構成で同じようなファイルが並んだMy Musicフォルダが出来あがるのです。もう嫌です。こんな生活。つまりなんとか現状を打破したいと思うのですが、それには先ず何は扨措き金だよ金、マニー。ジョニー・マー。あるかそんなもん。そんなもんあるなら俺もとっととスミス始めるわ。♪ザボーイウィズザソーンインヒズサイド♪って歌うわ。食うだけの分の金がありゃそれでいいべさ。いやだって働くのツラくね? CDRWなんて一万ありゃカエル? 20GBのHDDだって今はそんなもん? 一万ありゃ一月は食えるっつうの。というわけで現状は維持され僕は今日もどれみを見るのだ。ああ。



大満足
12/9

僕がバスケで最も好きなプレイはスティールであり、『ファンタジスタ』で「サッカーって何が面白いの?」という問いに「相手からボール奪ったときのザマーミロ感?」と答える竜ちゃんには嬉しくなってしまうのだが(竜ちゃんになら琴姉任せてもいいYO!)、それはともかく僕がサッカーを見てて思わず溜息がこぼれるのは完璧なボールコントロールを見せられたときである。具体例を挙げるなら、'98年ワールドカップ準々決勝オランダVSアルゼンチン戦でベルカンプがF・デブールからの長いフィードを前を向いたまま完璧にトラップして即座に切り返しシュートを決めたプレイということになるのだが、今日の鹿島の小笠原、本山、柳沢には痺れた。後半本山入ってすぐくらいの自陣左サイドからの超高速パス回しはマジで凄かった。鳥肌立った。先週のジュビロも凄かったけど、あれとはなんか次元が違う。オートマチズムというよりはベルカンプのボールタッチ的な繊細さがあったのだ。ボール奪取もいいけどやっぱサッカーは足下のテクニックだぜ! <素人の印象論

足下の技術が確実なプレイヤーは見てて安心するし、するからこそわくわくする。特に小笠原。今日は凄く良かったね。プレスかけられる前に自分の懐にボール入れてたと言うか。半径20cmのところで自分の間合いを作ってたと言うか。あと本山は中盤でガンガン試合に出してガンガン成長させよう。攻撃的なことならなんでもハイレベルでこなせる凶悪なベビーフェイスはなんかまだまだ伸びるような気がする。それにしてもほんとに来年柳沢いなくなるのー。小笠原、本山、柳沢の絡みもっと見たいよ。今日みたいな試合見せといていなくなるなんてそんな御無体な。

先週は反則だらけだわ鹿島の選手は審判と試合してるわ(結果鈴木退場)一方的なジュビロペースだわそのくせなんか知らんけど無理矢理ドローになるわで、試合的には全然面白くないにも関わらず何故か妙にこれはこれでアリだなと思わせる不思議な試合だったんだけど、今日のはもう純粋に面白かったね。前半のプレスのかけ合いも後半の多少スペース空いたところでの攻め合いも見応えあって。よくボールが動いてたと思う。毎週このレベルの試合があれば言うことないんだけどなあ。




狼狽
12/10

本当だったのか……。演出家としての伊藤尚往の手腕に関してはもはや疑う余地はないし、監督やるとなれば期待するなという方が無理ってもんだけど、僕としてはどれみが終るまでは演出ローテーションに入っててほしかったのよ。長峯がまだ小手先だけで演出してるきらいがあるからさ。「女の子」の艶かしさを表出させられる演出家なんてそうはいないんだよー。帰ってきてくれー。どうせ『Kanon』見る奴なんてアニメの見方も分からんガキばっかなんだからさあ。原作と違う! とか言われて不評を買うんだろうなあ。他の作品の監督やるからどれみ抜けるというのはまあ残念だけど仕方ないとも思うしそうなれば当然期待もするけど、それがよりにもよって『Kanon』て……。微妙だ。どうにも微妙だ。東映ってのもこの場合不安材料だ。ある意味今川以上の原作クラッシャーだぞ東映は。しかもシナリオが5つもあるギャルゲーが、その最北の『Kanon』が原作だぞ。どうなるよおい。鍵っ子の魂百までも。僕はこれでもまだ『Kanon』を愛してるんだぞ。この季節になると無性にバニラのアイスが食べたくなるんだぞ。アニメ化なんてきっとろくなことにならないから止めとけと思ってるんだぞ。だけど監督が伊藤。どれみ演出陣で五十嵐山内の次に好きな伊藤尚往。しかも初監督。ウガー。もういいから早く始めろ。見てみないことには擁護の方法論すら思いつかんわ。作戦の立てようがないわ。でもたぶん仙台だと放映ないんだろうなあ。となるとネットで鍵っ子の皆さんの盲目的な愛に満ち満ちた不平不満をただ拝聴するだけになるのか。あああああああ。しかしお気に入りの演出家が好きなゲームを原作に監督デビューするというのに幸せな結果をまるでイメージできないというか始まる前から失敗するのを前提に話を進めてるかのような僕のネガティヴシンキングはどうにかならんもんか。

ちなみに伊藤がどんな演出家か分からない人の為に彼の演出を説明しようかと思ったんだけど、グダグダ説明しなくてもこれだけ言えばその凄さが分かってもらえるんじゃないかと思う。つまりどれみのお団子を最初に解いたのは伊藤尚往であった。そしてそれはお風呂場だったのだ。




一安心
12/11
柳沢鹿島残留。



スペシャル・ローリング・サンダー
12/12

メル友募集中!
車田正美

ただの作者名明記でここまで読者をズッコけさせるのは正美の兄ィだけだぜ!




Do it yourself
12/13
今週のえの素は面白すぎだと思います。さんまとたけしとタモリのゴルフの日本語禁止ルールオン下ネタ漫画。最高にバカバカしくてキュートでもう愛おしいくらい。「You are lovely masochistic animal」 個人的にkindの使い方がツボでした。



ターゲット
12/14
古橋+レンズマン+岩原で買う人間は15人かもしれないが、大分前からレンズマンも読まなきゃなあ、と思ってたところに古橋+岩原で、おおこれは丁度いい、買いだ、と思った人間は僕を含めて150人くらいいると見た。



芸術
12/15

オンナをマワしてきましたよ。スケはいい音あげて転がりましたよ。ガチャガチャ、コロン、ってな。こんばんは。書き出しを捻ると続く文章をうまく転がせないのが弱点の山内です。どれみガシャポンの新作おジャ魔女DX2はすこぶる出来が良いです。あまりの可愛さに見てるだけで確実に飛べます。造形師の方には最高の称号「ヘンタイ」を謹んで献上いたしたく。いやほんとマジで凄えっすよ。このプロポーションこのフォルム……。もっとも造形師のヘンタイのみを称えるわけにはいくまい。それを可能とした馬越嘉彦のヘンタイを今こそ称えねばなるまい。馬越が単なるキャラクターデザインではなく、キャラクターコンセプトデザインとしてクレジットされている事実に対して、我々はいま少し敏感になる必要がある。おジャ魔女はあまりに完璧だ。

ところで僕は衆目の認めるところガチャガチャしようとまったく恥ずかしさを感じない人間なのですが、機械が壊れてて(たぶん僕の前に回した奴が無茶したに違いない。まあ気持ちは分かる。麗しの彼女達を前に平静でいられる奴がいるなら僕はそいつをこそ気狂いだと思う)店員さんに「あの、ガシャポン出てこないんですけど……」と報告したときのなんとも言えない惨めさは当分忘れられそうにないね。あの惨めさはたかだか200円の損失を取り返すには全然釣り合わないというか、お店の人に事の次第を説明して200円を取り返し改めてガチャガチャするくらいならいっそもう諦めてしまった方がいいと考えるのが僕という人間なのだが、そんな僕が甘んじて惨めさを引き受けたのは、なによりもどれみへの愛あればこそだ。だってやっぱ欲しいんだもん! まあ店員さんのところに行くまでたっぷり30分は逡巡したけどな。それにしても人の往来の激しい長町のメインストリートで、店員さんが一生懸命機械直そうとしてるのをじっと待ってる間の一種の放置プレイにはさすがに泣きたくなった。なんか本格的に機械がイカれてたみたいですんごく苦労してるし。修理させてるのは僕なわけよ。ある意味教える側売る側の立場の弱さに自分が立ってるわけで、僕はこれがこの世で一番苦手なんだよ。なんかさ、凄く申し訳ない気持ちになるのね。しかも結局直らないし。まあお蔭で「好きなのなんでも取っていいですよ」となって、めでたく一発であいちゃんをゲットできたわけですが(結果だけ見れば)。ワーイやった〜。と素直に喜んでいいものか。待ってる間僕は間違いなくこの世で一番理不尽で不条理な場所に立っていた。

「あと1000円出しますから残りの5つも……」と言い出せないのが僕の詰めの甘さです。




寒い
12/16
暖房入れないとやってられない。暖房ガンガン使うと電気料が気になる。コタツに入ってれば別にそんな寒くない。PCは部屋の隅にある。コタツに入りながらPCは使えない。結論。更新無理。僕らを取り巻く唯物論的条件とはかくも過酷なのです。



ねこーねこねこー
12/17
あいにくと猫の外見を形容する言葉とその対象の一覧表など知らないから、キジなのかミケなのか、さすがにこれをブチとは言わないのは分かるけど、とか埒もないことを考えてるのですが、ネコマタでマタタビ帰りでマタタビ好きのマタムネといういつもながらナイスなネーミングにぴったりのルックスは、さすがにアンナやたまおやメイデン様やマリやマッチの生みの親だけある、と感心することしきりです。確かに股旅ならもちっとそれらしい趣味趣味なヤクザな口上が欲しいところだけど、まあどっちかてえと書生度の割合が高い感じだから、そのへんには目を瞑ろうかな。だいいち堅気の葉が相手じゃ仁義の切りようがないもんなあ。猫でヤクザといえば幽の仁義切りは最高でしたね。にしても武井の漫画読んで小畑健は自分の絵が恥ずかしくならないのか。ジャンプ読みとしてはあの囲碁漫画サンデーにくれてやりたいんですけど。



我ながら単純
12/18
パンクを直してもらいに入った自転車屋さん、待ってる間どうぞと勧められた椅子の傍にはシャカリキが。おじさんわかってるねー。久し振りに読んだら案の定血液中のアドレナリン濃度が急上昇。パンクも直ったマイチャリが目指すは八木山そして青葉山。ペダルを踏み込む僕の姿は喩えるならヤリパンサーを駆るダ・サイダーの如く。坂坂坂! 坂なら負けん! 山上ったついでに久々に市街地の方へと下ったわけですが、その帰り。えーまたこの山上らなきゃいけないのかよ……



黄昏'95〜太陽の季節 / Tokyo No.1 Soul Set
12/19
アッパーズ。イヌネコ。とかく言われがちな「過去」や「回想」でありますが、そこはなんと言ってもイヌネコでありますから、幼き日男の子は飛び、女の子はそれに心奪われ、再会した日青年は少女を覚えていなくとも、少女が青年は未だ知らぬ共有されるべき思い出「謎」を抱いていようと、それは、砂場で飛んだ拍子に女の子のシャベルが顔面にぶつかり血まみれで女の子の股間で失神するという、実にしょうもない話であるわけです。やっぱいいなあこの漫画。しにてもクライマックスという言葉にこれほど説得力のない漫画も珍しいというか、続きが全く気にならないという点では敷居と双璧。いつまでもダラダラと続いてほしいとも思うんだけど、いともあっさり感動的なフィナーレを迎えちゃったりしても全然構わなかったりする。ラストの尻切れ感が最低とか意味が分からんとか伏線や設定の回収が見事だとかそういう以前に締め方を気にされちゃうような漫画は漫画としては下の下なのである。



Asuka Strikes
12/20
通常版買ったけど、改めて本屋さんに並んでるの見るとやっぱ欲しくなるなあ。アスカ。庵野がハーマイオニー役の女の子でアスカ映画撮りたいとかぬかしてくれたそうですが、そんなの僕が絶対許さないやい! いや僕が許さないからといって何がどうなるでもありませんが。むしろアスカで千と千尋を見たい。「ママ、私を見て!」「ブ〜」やっぱ見たくありません。



ちちよあなたはでかかった
12/21
電撃大王。クロノスヘイズ。会長! 快調! むしろそのブラウスを開帳! したい! 基本的には胸無しを好む僕ですが会長の胸は大好きです。ムネムネという呼称は鶴田版アベノよりも会長にこそ相応しい。



紅い花
12/22
ヤングキング。ももいろさんご。ああなんてことだ。潮ちゃんがオンナになっちゃった! 実はこの手のネタは積極的に好きくないのですが、さすがに花Qだけに上手いこと描いてて、こんなドキドキ☆ヒミツ☆モジモジな感じならどれみの新シリーズでやってくれてもいいなあ、と思いました。日曜の朝からパンツを下ろす小学6年生。できるわけねえだろ。



買うか……
12/23
たのしい幼稚園のどれみの新シリーズのシールが欲しくてたまりません。



死者の宮殿
12/24
LaLa。お迎え。ゆずこちゃんでお殿様帯ほどきって! あなた! それは僕のだっ! それはともかく死は物理的な問題でもなければ観念的な問題でもなく言うならば制度の問題であり、葬礼は死者を悼むものではなく死者を本当に死なしめるものであるわけで(柄谷の武田泰淳論にそんな感じに書いてあった筈)、そのへんちゃんと分かってる田中メカは当然、本当にちさっちとお別れさせるために、えんちゃんをあの世へ連れてくる。これだけとっても田中メカがどれほどまともな漫画家か分かろうというものですが、奴はこの感動的とも言える生者と死者の対面に際しよりにもよって刑務所の面会部屋みたいな舞台を用意する。さすがだ。これは儀式を執り行う人間に必要不可欠な資質だと言える。無論それは漫画家にとっても必要なものなのである。



物語批判序説
12/25

地元のレコ屋さんのメルマガに

●曽我部 恵一/ギター(7”)¥945

これは! と思って捕獲しに出かけたところ、どこにもブツが見当たりません。売り切れたのかな、と思って店員さんに訊ねたところ、まだ出てませんよ、出るの早くても来年になってからですよ。おっかしいなあ、メルマガに書いてあった筈だけど……。家帰って件のメルマガちゃんと読んだらはっきり書いてありました。

<予約受付中>
●曽我部 恵一/ギター(7”)¥945 1月初旬入荷予定

僕がちゃんとテクストと向かい合わなきゃいけないと思うのはこんなときだ(泣)。




C! C! C! 恥ずかC!
12/26
クッキーの谷川史子なんですが。信じられないくらい恥ずかしいロマンチックとかメルヒェンチックとかそういう次元を遥かに超越したハッピーラブリーマジック! 僕は初期のいかにも少女漫画好きの野郎連中に受けそうな貧乏くさい作風(エロゲーのシナリオライター辺りがうっかり影響受けちゃいそうな)より断然こういうのの方が好きです。ディスコミも初期より冥界篇の方がずっと面白いと思うし、植芝の本領が発揮されるのはやっぱ冥界篇の気が狂わんばかりの部室の描き込み以降だろう。学園篇はちと迷走しすぎというか正直だらしないと思うけど、僕の考えではあれは芸風は変われど本質的に初期と共通するだらしなさなわけで。この前までやってた谷川の死神ものにも同じことが言えるんだけど。ディスコミの精霊篇はもう大好きですね。京極しててもフロイトしてても間違っても神秘にゃ行かない。あの低俗なノリでどこまでも突っ走ってほしいです。



E加減
12/27
アフタ。ぽちょ。しょうもねー! こういう美味しいカットアップで凄い期待を持たせる映画の予告風ダイジェスト、でも実はそのカットは……って手法はたぶんみんな考えはするんだけど、実際やらないんだよね。面倒くさいから。それをちゃんと仕上げてるんだから北道はどう考えてもやっぱり真面目な漫画家だよ。だってさ、春エヴァの予告もかくや! ってダイジェストが(ちょっと誉め過ぎか)、いつもながらのしょうもない新喜劇のビートを刻む与太話にきっちりまとめられていくんだよ。ぽちょはアフタに残る数少ないちゃんと読める漫画なんだけど、それはあの漫画が全然いい加減なものなんかじゃなくて、ちゃんとしてるからです。まあでもこういう誰の目にも真っ当な漫画は特別日記のネタにはなりにくいんだよな。普通に面白いから。



マンキンという略称はあんま好きじゃない
12/28
ジャンプ。シャーマンキング。「少なくとも」「少なくとも」先週読者をしんみりさせたその言葉を今週はそう使いますか! いかにも格好つけてる感じが実はちょっと気に入らなかったんだけど、あれは今週の為の壮大な前振りだったのか! オッケーオッケー。「この漫画読んでて退屈な思いはしないぞ」「少なくとも」「少なくとも」いやホラ女の子見てるだけで物凄く幸せになれるし。着物アンナは萌えるし。出てくる女の子がみんなかわいくて。「退屈な思いはしない」「少なくとも」「少なくとも」



どれみの有線を聴いて
12/29
歌が上手いとか下手とかは関係ないし、演技が上手いとか下手とかも関係ない。秋谷智子の才能をこのままどれみだけのものに留めておくことは、彼女の魅力を知るどれみファンだからこそ心底勿体ないと思う。声優板の秋谷スレのタイトルに深く賛同の意を表したい。「秋谷智子よ、もっと働いてくれ!」 つうか東北のゲンズブールことこの僕にプロデュースさせなさい(「〜の…」という言い方の持つ物凄い俗化の力を改めて)。片言のフレンチでゴニョゴニョと歌わせたい! あのルックス(もともとモデル。アイドル出の千葉よりかわいいのに加えて168cmの長身)にあの声はつくづく反則だよ……。にしてもあんまりやる気なさそうなところが極めて魅力的などれみの声優陣の中で松岡の頑張りぶりは一人痛いところがある。モー娘。でいうところの安倍的な存在というか。声優声優した演技派みたいな感じはどうも付き合ってて疲れちゃう。まあ他の4人が揃ってこの業界に興味なさそうだからなあ。うまくバランスが取れてるとも言えるんだけど。でもやっぱつい営業頑張っちゃいそうな感じは苦手だ。



認識を確認したいだけならはじめから映像作品など見るな
12/30
留姫の究極進化(つうか本来的にはレナモンの進化なんだけど)で最もエロかったのは、服が消える前の段階、Tシャツの裾のはためきであったが、これは二次元上で立体感を獲得する為に書きこまれる「影」をあくまで二次元上で捉えた場合「影」がただの「模様」、つまり「線」で囲まれた領域となることと無関係ではない。線を増やすことが立体感を呼びこみ、それがエロに繋がる。アニメにおいては服を着ていた方が裸より圧倒的にエロいのだ。線画である限りにおいて裸と被服に差異はない。例えば素脚とストッキングの差異は指定された領域を肌色に塗るか黒に塗るかの差異である。白は却下。なぜならソックスおよびストッキングの色は黒が一番だからだ。君もそう思うだろ? な? ただの裸やファックがちっともエロくないのはともに共通しているが、実写作品で追及されるべきが「肉体の表情」であるのに対して、アニメで追求されるべきはあくまで「線の表情」なのである。アニメでは裸より被服の方がエロいというのは逆説でもなんでもなく、ましてや「想像力」をかきたてられるからでもない。純然たる「線」の問題なのだ。



某板賑わわないかなあ(他力本願)
12/31

今年最後の日ともなれば去年みたいに「今年の10枚!」とかやりたいんだけど、やれるほどレコード買ってないんですよね。貧乏だし。個人的に今年は「演出から脚本へ」「メロディから歌詞へ」というような傾向があったのですが、その表れなのかエレグラとプリファブをよく聴いてました。でやっぱ言葉のセンスは小沢健二より杉浦英治の方が天才的だと思う。対して曽我部恵一はアレね。二流の文学趣味というか。まあ声そのものに魅力あるからいいんだけど。杉浦はもう完全にハウスクリエイターとして才能を開花させちゃって詞を書くことがなくなっちゃってるんだけど、小沢が長い沈黙を破ろうとしている今だからこそ、これは心底惜しいと思う。スギウラムも勿論大好きなんだけどね。でもあのヘタレだけど唯一無二な魅力を持つ歌をもう一度聴きたいと願ってるのは僕だけじゃないとも思う。あと改めて聴いてみてスミスとは全然違うバニーメンの素晴らしさに気付いてみたり。やっぱジョニー・マーは好きなんだけどモリッシーはどうでもいいというかはっきり言ってバカだと思うんだよな。つうわけで今年はコレ! みたいなことは何も言えないんだけど、一曲だけ紹介しておきたい。

名塚佳織「ハートのつばさ〜2001SPRING"MIYU"MIX」
『だぁ!だぁ!だぁ!』第一期OP「ハートのつばさ」は中島礼香の甘えた歌唱が嬉しい実にウェルメイドなアイドル歌謡の傑作なんだけど、それをオケはそのままに本編で主人公未夢の声を当てている名塚佳織が歌ってるヴァージョン。現役中学生(当時)による学芸会歌唱は脱力加減が最高な演技と合わせて麻薬的な魅力を持ちます。名塚は下手だけど頑張ってるとかそういうんじゃ全然なくて、頑張らなきゃいけないところとそうでないところをナチュラルに弁えてる感じが、凄くリラックスできる。凄くカンがいいと思うんだよね。こういうのが感じられると僕はもう価値判断とかできなくなります。マジで今年一番聴いた曲はこれかもしれない。




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