November
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| 11/01 洗濯は夜 |
夜の7時過ぎまで寝倒して、ああ今回の休日も何もしないでいられたなあ、と充実感を覚える僕であった。15時間睡眠。
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| 11/02 いっそ多摩美人脈で雑誌を立ち上げよう |
ビジネスジャンプでイエスタデイが始まったー。わーい。 バーズの移籍先は幻冬社だってね。ちなみにバーズと書いて羊のうたと読みます。
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| 11/03 見逃したときに限って評判がいい |
カスミンもKタローも正直そんなに面白くはないけど、カスミンは文句無しにかわいいし、Kタローの熱くるしさも捨て難いものがあるので、こうなればいっそ両者を合わせた感じで1時間、大映ドラマ風カスミンを見たいなあ、監督は勿論増村保造で、とか叶わぬ妄想を楽しむ僕はダメオタの振りしたサブカル君として殺しの烙印を押されちゃいますか? つうか増村にカスミンやらせたらそれ大地の子守唄じゃん。
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| 11/04 このくっぽりと空いた心の穴 |
テイマーズどれみ加藤さんがアホなこと口走ってると思ったら脚本浦沢だったどれみお酌してもらうなら僕は留姫の方がいいなあどれみ来週は面白そうだねどれみそれにしてもそろそろいい加減貝澤演出が見たいんだけどどれみだぁ!だぁ!だぁ!どれみよっしゃーどれみななみちゃんメインだーどれみ確かに未夢もかわいいんだけどやっぱ俺はボーイッシュショートにゃ弱いのよどれみと思ったけど綾ちゃんもクリスも彷徨もルゥ君もワンニャーも俺みんな好きだどれみ凄く楽しくてただただ幸せな30分でしたどれみただひとつ苦言を言わせてもらうならオヤジの顔で千葉声だけは勘弁願いたいどれみワンピースどれみ大谷育江のチョッパーは大当たりだと思うどれみでもこの回想の処理は原作の方がいいかなどれみ原作だとコマ枠の外黒く塗っててこれが悲劇を演出するいい効果を生んでたのよどれみこのへん無視されちゃうとキツイのよねどれみ
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| 11/05 錯覚です |
思い出してみたら貝澤9月末に演出してるんだよな。印象に残ってないわけじゃないのになんだか随分と御無沙汰してるような気がするのはなんでなんですかね。いやなんかデジタルワールドにずーっといるような……。正味7話分で演出ローテーション2巡目ってとこなんだけど。 デジタルワールドの基盤がやけに青い空+広がる赤い荒野っていうところはさすがだなあと思ったんだよね。まあアイデアそのものは貝澤と小中がふたりで出したと思うんだけど。進化を制御不能なある意味暴力的なものとして考えて、本来人工物であるデジモンに野性を与える為にそういう舞台を組んだと思うし、デジタルワールド一発目をSDの貝澤が担当するは当然なんだけど、ここで貝澤の仕事が凄いのは絵的に見事だったとかデジモンとテイマーとの関係みたいなテーマが仄見えたとかいうより、そういうデジタルワールド≒野性の王国のイメージをシンプルに映像化して、イメージのバンクとでも言えるようなものを確立しちゃってるところで。少ない話数で実質以上の時間を感じさせるのはそのへんもあるんだと思います。
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| 11/06 ショック |
ほんとぴあ長町店閉店…… (※)ほんとぴあ長町店 レンタルビデオ屋。月曜CD火曜アニメ水曜洋画木曜邦画の旧作を100円で貸してくれる貧乏人の味方だった……
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| 11/07 WSD買ってたし |
波戸の顔は未だに覚えてないがザンブロッタの顔はいつでも思い出せる。そして柳沢素敵過ぎ。
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| 11/08 あゆあゆが好きだったのね。あとやっぱ小沢さん |
僕は物心ついたときにはもうほとんど今の僕で、例えば僕は高校になるまでバスに乗ったことがなかったけど、小学校のときにはもうバスには乗り方があるということと僕がそれを知らないということを知っていて、だから必要に迫られるまでは絶対バスに近寄ろうともしなかった。そういう子供というのは確かにいるのだと思う。 感情移入というのは、人物設定とかはわりとどうでもいいというか、自分と似たようなことを考えてる奴なら、それが小学生だろうと宇宙人だろうとロボットだろうと獣だろうと構わず感情移入しちまう気がします。犬でも猫でも。それこそカラスであろうと。そいつが置かれた状況とかね。自分と通じるものがあれば。昔美容院で読んだ婦人向けの雑誌に、成績の良いちょっと生意気でクールな5年生くらいの男の子が、粗野でワイルドだけどちゃんと子供っぽいところのある恋のライバルを評して「社会に出て会社とかに入ればアイツの方がきっと出世したりするんだよね、先輩なんかとうまくやったりしてさ」とか色恋抜きで仲のよいガールフレンドに愚痴っちゃうなんて漫画があったんだけど、アレはほんと他人とは思えなかったなあ。未だに忘れ難い。 「知るより速く知るのさ 見るより前から見ていたのさ」 (Electric Glass Balloon『Strikes Back』「Sunnyside Of Jesus」)
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| 11/09 糞とチン毛と世界の範囲 |
秋山瑞人は「描写」をしない。想像力を賭金に対象を浮上させるなんてガキのすることさとうそぶく。そんなもんは毛の生える前の連中に任せておけばいい。秋山瑞人は「描写」をしない。そこにあるものしか書かない。いや違った。そこに「ある」ということしか書かないのだ。奴はドイツ人もびっくりの「表現」主義者だ。 秋山瑞人は頭の悪い構造論者みたいに「今や物語は失われた」などといじけたことは絶対言わないし、間違っても感覚の鈍い現象学者みたいに「人間には物語が必要だ」などと寝言をほざいたりもしない。秋山瑞人にとっては同一性としての物語と差異としてのテクストはまったく同じことだ。意味するものとされるもの? そんな幼稚な議論は糞ほどの役にも立たないと最初から知っているのだ。オトナなのだ。つまり秋山瑞人には毛が生えている。もうボーボー。ジャングル。ギャランドゥ! ――『イリヤの空、UFOの夏 その2』読了。
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| 11/10 目が点 |
ブルマですよおにいさん! ブルマ! 本物の! 小学生のブ・ル・マ! ああKタロー、なんて素晴らしい番組なんでしょう。あまりの至福にヴィデオに録ることにまで頭が回らなかったのは一生ものの不覚です。MX! 請う You! 今日 You!(訳:今日のKタローをキャプったあなたにお願いがあります。冒頭の3分間だけでいいから共有させてください)
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| 11/11 二分法とは抽象的思考操作においてのみ存在する |
僕は巨乳は好きじゃないのですが、乳が全くないのもあまり好きではなく(低年齢者は除くとして)、膨らみかけが好きなのです。わずかに膨らんでるところがロマンなのです。同様に毛がないよりは毛が生え始めたところにそそられるのです。エロゲにたまにある毛の有無選択システムはこのへんの微妙な心理の機微というものが分かっていない。あのさわるとジョリっていう感覚がね、いいわけですよ(勃起)。
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| 11/12 気をきかせてるつもり |
物語の進行が「うまく行き過ぎる」と、人は大抵、都合がいいよなあ、とつぶやく。なるほど、人とは、都合の悪いものを物語と呼ぶ、実に都合のいい存在であるらしい。
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| 11/13 口実 |
マウスの調子が最悪だから更新しない。マウスくらい買えって? バカヤロウ。ちょっとでもいいわけになるようなもん見付けたら即それにかこつけてサボらなきゃいかんのだろうが。
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| 11/14 お祝い |
あいちゃんハッピーバースデー。愛してるよ。 それにしてもあずまんがの映画、大阪演るの松岡なのね。なんか全く想像つかん。
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| 11/15 祈り |
星がとてもきれいでした。 どうかかよこちゃんが幸せでありますように。
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| 11/16 下世話に行こう |
今や完全に一産業として成立した観のある18禁ゲー市場であるが、これが95年以降のWindowsマシンの急速な普及と完全に歩調を合わせたものであることは言うまでもない。さて、コンシューマの最果てで培われたギャルゲー文化と旧来的なエロゲーが接近し、「エロくはないけど一応エロシーンがあるギャルゲー」のような変なものが18禁ゲー市場に生まれたわけだが、《一対多の構造を持ち、女の子の数だけシナリオがあるが、その構造は重層性より並行性が優先される》というギャルゲー文法が、コンシューマではなく18禁ゲーにおいて、「エロくはないけど一応エロシーンがあるギャルゲー」で完成されたという点を見逃すべきではない。あ、いや、つまりね。「完成」ってのは、『サクラ大戦』とか『センチメンタルグラフティ』とか『ときめきメモリアル』より、『To Heart』だの『ONE』だのの方が面白かったってことです。ちなみに僕『サクラ』も『センチ』も『ときメモ』も遊んだことないです。 「ある女の子を選ぶとその攻略対象以外の女の子は決して救われない。『Kanon』とはこの世界の現実を反映した残酷なゲームなのだ」とか言って涙するお茶目さんはそれなりに数いたように思うけど、ンなこと普通は考えないよなあ。ギャルゲー2本もやれば、そういうものだって理解できると思うんだけど。栞シナリオ内にはあゆも名雪も舞も真琴も存在すらしないのだ。いやさ、こうして僕がテクスト書いてるときも、どっかそのへんで人が死んでて、僕はそんなの知りもしないし、知ったところでなんとも思わないわけだ。存在しないってのはそういうことです。『Kanon』を残酷とか言って涙するなんて、飛行機事故で日本人が何人乗ってましたってニュースと同じだと思うよ。うん。物凄く傲慢だと思うしそんなこと言う人嫌いです。 ある娘さんのシナリオに、他の娘さんが出しゃばってきて、あろうことか物語的な仕事までしちゃうようなものは、ギャルゲーとしては邪道だと思いますね。翡翠シナリオの秋葉とか。美しくないです。
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| 11/17 それがなぜエロゲーの中で生まれたのか |
とりあえずONE以降という括りね。エロゲーという呼称よりは痛いギャルゲーと呼ぶのが相応しいと思われるやつ。でも困ったことに僕はONE以降というのを殆ど遊んでないから、何も言い様がない。議論終了。 なんでMOON.が生まれたか。これは簡単。オウムとエヴァがあったから。反論の余地はないね。 じゃあなんで痛いギャルゲーなんてもんが生まれたか。そりゃONEがあったからだよ。 70年代に男が少女漫画読むようになったのはなんでか。面白かったからである。ところで少女漫画を読む男の心理についちゃあ省察の歴史がそれなりにあるにも関わらず(糞面白くもねえけど)、少年漫画を読む女の心理についちゃあ文献がほとんどないってのは、社会というものが基本的に男性主体のものであることの反映と考えていいんですかね。火曜日と水曜日、妹は敵でした。だって俺より先に帰って俺より先にジャンプ、サンデー読んでるんだもん。そして月に一度妹にとっても俺が敵となる日があった。少なくとも僕の家ではジャンプとサンデーと別マ別フレ別コミは等価値であったのだ。子供心にもBANANAFISHは北斗の拳より面白かったな。これは敵とも共通していた見解でした。まああのイケナイネタ満載の漫画を面白い面白いと子供の前で読んでたうちの母親もどうかと思うが。 僕にとっては更科修一郎とか中島梓みたいな真面目な読み手は想定しにくいわけですよ。ぶっちゃけた話連中は外国人みたいなもんだ。ついでに言っておくと文章には二種類あって、それは読み手に、これは真面目に読まなきゃいかん、と思わせる文章と、こんなもん適当に読み流しておけばいいやー、と思わせる文章で、当然実際に読まれるのは後者の方である。 どうでもいいんだけど「母胎回帰」みたいな言葉は具体的なテクストを前にしない限り使っちゃいかんと思いますよ。LCLに満たされたエントリープラグを「母胎」と見たてて、シンクロ率が400%を越えてLCLに溶けて原始の海になっちゃうのを「殉死」と見たてることは若干の抵抗はありつつもある程度納得できて、そんでエヴァを母胎回帰願望云々とか言うのはありきたりだなーと思いつつも、まあ一応アリかな、とは思うけど、そういう具体物の言い換えでもない限り精神分析チックな怪しげな述語は使うべきではないと思います。あーゆーのはメタファーの次元にしか存在しない。 なぜそれがエロゲーの中で一種異様な進化を遂げるに至ったか。知るかそんなもん。
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| 11/18 祝 |
ベガルタJ1昇格。先週ロスタイムで追い付かれて延長で負けたときは、もうダメだと思ったけどね。最終節に、しかもロスタイムで決めるとは。ドラマチック過ぎ。ドラマはいいから二節前にしっかり決めとけよ! ってのが正直なところではありますが。なんて軽口叩けるのは勝者の特権。いや良かった良かった。
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| 11/19 ライトニングプラズマ |
獅子座流星群の映像だったら、アリーテ姫の流星シーンの方が圧倒的に美しい。思い出すだに溜息が出る。
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| 11/20 好み |
フルバのことは「少女漫画の好サンプル」とか言ってますね僕。日記にそう書いてある。クウガの五代雄介はすげえ好きなのに(ラヴLOVEオダギリジョー)、透君はあまり好きじゃないというのは、要するに単純な人物配置の問題であって、透君のせいじゃないんですたぶん。にしてもなんかこの頃は改行しないことに書き甲斐感じてたみたいですね。俺が心血注ぐのは常にスタイルだっ。みたいな。 僕は『目隠しの国』は、つまらん、読む価値無し、と言い張ってきたのですが(誰にだよ)、それは『お迎えです。』(田中メカ)に誰もが認める客観的な有無を言わせぬ優位性を与えたかった、ということでありまして(僕内部で)。ワンピース好きとしてはヒカルの碁なんぞ読む気はしねえというのと同じなんですが。ガッシュとかもな。お迎えは基本的に死人を相手にするお話なんで、客観的に誰もが認めざるを得ないお別れが有無を言わさずやってくるわけで、なんか安心して読めて好きです。認識者はいつだって無力なのです。オイラはいつだって構図で漫画を読むんだい! まあ、ひ弱で感傷的なくせに妙に自分(の良識性)に甘めでモノローグ(それは誰の声なのか)がちょっとポエミーなところが痛い、とか言われると、わりと反論できないのですが。あ、なんかに似てると思ったら、あの様式的なモノローグはどれみの締め台詞に似てるんだ。そうかーだから好きなんだなー。なっとく。って俺ストライクコース狭過ぎ。コタツから半径50センチ(メンタル)。 とりあえずゆずこちゃんはタイヘンかあいくてときめいてしまうのです。ツボをおさえたコスチューム!!
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| 11/21 Wo Qui Non Coin / Seatbelts feat. Tada "ED" Aoi |
秋山瑞人の小説を読んだ小説家が首をくくりたくなるというのは、これはどう考えてもそうであるとしか考えられないし、小説家が自殺したというニュースも最近聞かないから、小説家は秋山瑞人の小説を読んでいないのだ、という至極単純な結論が得られます。もっともこの予め用意された結論は、小説家というものが存在することが前提となりますが。 16、17日のを書きながら僕が直接的に思い浮かべていたのは、「『この小説をほめる批評家は他にいるだろう』と考えたうえで、『私はほめない』し『なぜおもしろくなかったのだろう』と考えてみる時評家は、むろん、林房雄でおわったわけではなく、中島梓や田中康夫と名前を変えて、今日でも文芸時評を書いている」という金井美恵子の文章であり、「批評が作品そのものより、作者を対象として行われ、作品そのものより、それが作者によって書かれた事情が『重視される』日本の近代文学のゆがみ」みたいなものが、くだらない文芸の世界に特有のものではなく、なんか漫画とかアニメとかエロゲーの世界でも大勢力で、「作品そのものより、それを読んでる自分の事情が優先される」文章(例えば『ONE』を飼っていた鳥の死に重ねるような)がいっぱいで、そういうのにはいい加減ウンザリだ、っていうのを、中島梓にかこつけてぼやいてるわけです。更科修一郎はちょうどいい具体例で、ちょっと気の毒だなあとは思いつつも、ネタにさせてもらったと。僕はホラ、浅い内省と本に書いてある精神分析(基本的に同じものですね)を心の底から馬鹿にしてるから。で、いつものことながら、僕は中島梓なんて読んだこと一度もない。 作家の事情でも、自分の事情でも、そこに凭れかかるのはやはりみっともなく、自分が批評の真似事するとしたら、それだけは恥ずかしくてできないだろうと思うわけですが、向こうがそう来るなら、こっちもその土俵に上がろうじゃないの、みたいな感じで、向こうが嫌がるような思い出話を脚色を交えながらするのは、まあ結構楽しかったりはする。昨日の夜に何食ったかさえ定かでない人間が、昔のことなんてちゃんと覚えてるわけはなく、記憶なんてなものは文脈に沿って都合良く編集されるのだ。口喧嘩のコツは、相手の論理を全面的に認めてから改めて自己言及のパラドクスに持ち込むことだって先生が言ってましたー。まあ僕は批評なんてもう無理だって諦めてるから、イリヤで浅羽が場に耐え切れず用もないのにトイレに行って、おまけに用もないのにトイレに来たんだからと律儀にきっちりパンツをおろすのを取上げて、ああ俺も昔よくそれやったよ! 同じことした! とか告白して、共感のネットワークを張り巡らせても構わないんだけど、そういうのはやっぱみっともないし恥ずかしいからやらない。ちなみに個人の事情みたいなものがある意味売り買いされているこの現状ってのは、当然ジャーナリズムを前提としているわけで、それを身近なものとして考えれば、個人サイトなんかはWebが自らつくりだした「人工的な才能」でしかないわけですが、まあ別にそれはいいや。 吉野朔実の『ぼくだけが知っている』は、主人公が「三歳児が己を恥じているとは思わなかったろう」というような実にナイーヴな小学4年生で、この「本当のことを知って」いる夏目らいち君が、自分は子供である、と自覚するまでの凡庸といっていい物語が描かれるのだが(またいい加減なことを……)、さすがにこういうのに対して、僕もそんな子供でした、とか言っちゃう人はいないだろう。少なくとも僕は言わない。ちょっとだけ言いたい気もするけど。でもよりにもよって暴力女と無神経男の夫婦の別れ話をネタにギミックで勝負した短編(タイトル忘れた)を、いかにもありそうという筆致で描かれると笑うしかない、みたいに評した馬鹿がいたことを思い出せば、リアリティという言葉の使い方についてちょっと考えてみたくもなる。近年の朔実ちゃんの漫画は正直素直には読めない代物ではあるんだけど(まあそれは近年に限らないか。最初からだな)、馬鹿に貶されると腹も立つ。 こういう言い方が正しいかどうかは分からないけど、作品のエクリチュールを批評という形で書き直すエクリチュールには、極端に抽象化するか、物質フェチ(フェチってのは最初から物質を対象とするものだけど)になるか、イメージに走るか、だいたいこの3パターンがあると思うんだけど、「子供」ってのはまあイメージになるわけです。それはひとつの比喩と言ってもいいんだろうけど。基本的に僕はイメージの世界の住人だから、僕の興味はそれをいかにイメージとして分節化するかに尽きる。こういうとアレだけどバカバカしければバカバカしいほどいい。王子様とお姫様とか。バカバカしいまでのロマンチシズムの強度で勝負できるようになるのが当面の目標ですね。つまりギャグセンスを磨きたいのですよ僕は。むしろユーモア? 例えば僕は結構な星フェチなんだけど、「星へのロマン」なんつうもんには唾を吐きかけて、「お星様」ににやつく。『AIR』で気に入ってるのは女の子が空にいるってところでね。「僕は星を司る全能の王子様 君が感じてる運命を見事に射抜くのさ」なんて歌うエレクトリック・グラス・バルーンは大好きだけど、この寒い中わざわざ流れ星見て大宇宙に思いを馳せるなんて趣味は持ち合わせてはいない。ああいうのは寒空の下みんなでお酒飲むとかの方が大事なんです。流れ星見たいなら暖かくて暗い映画館にひとりで行きましょう。ねえ、俺ってオブジェクト指向なの? ついでに言っておくと、エロゲーの歴史みたいなもんに触れてるのは、別に書いてた文章中の()の中をアレンジしてるだけで、わりとどうでもいい部分です。詳しくは、『ファミコン探偵倶楽部II うしろに立つ少女』を10年以上ぶりに遊んだら、記憶にあるほど全然恐くなくてガッカリしたんだけど、それでも『ファミ探』を擁護しようとするときに、ノスタルジーは生まれる、という話をしようとしたら、思わずゲームCMの話になっちゃって、昔の任天堂とセガのCMは秀作揃いだったのに比べハドソンのCMは痛いものが多く、単純に言って、夕方5時帯が主戦場のCMと夜7時帯に勝負をかけるCMでは金のかけようが違うだろうし、PCエンジンの敗因はギャルゲー化によるものではなく単にCMの差だった、という話の中で、(現在の18禁ゲー市場を考えればPCエンジンはむしろ早過ぎたことが致命傷となったのだ)という挿入部分をいじってたら、なんか()に収まりきらなくなったんだけど、文量的には今の日記にちょうど良かったから、ああいう形で利用しただけです。ちなみにCMの話をえいえんとした後で、お決まりのイメージに対する言及をねちねちとやって、内面化と分節化に関する自分語りをやって、理想と現実ってのを物語とテクストという形で論じて、非日常の日常化とか意味は差異から生じるみたいな話しようとしたら、いつものように収拾がつかなくなって、つうかこれって『ファミ探』と全然関係なくなってるじゃん! ムカついて、famitan.txtはごみ箱に投げ込まれたんだけど、ここから分かるのは、表面化されてるテクストというものは氷山の一角に過ぎず、書いてる人間の一面でしかないということで、書いてる人間というものは書いてる内容とは全然関係ないことを考えてたりするもので、ということは当然読んでる人間が書いてる人間に覚える感情ってやつは、どうも怪しげだし、とりあえずは目の前のテクストをちゃんと読まなきゃいけません、と投げやりに言ってみる。ええと分かります? ここがさっきの「リアリティという言葉の使い方についてちょっと考えてみたくもなる」に対応してる(つもりな)んですよ。
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| 11/22 カントール |
無限を比較計量できるものとして取り扱うこと。同じことをイメージに対して行うこと。
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| 11/23 惚れ直した |
今月号のアワーズライト。恋ディス。ショートの緑川さん。最高。最高。最高すぎ。ああいっしょにおフロ。ちっちゃいユニットバス。否応無しに触れ合うおハダ。お肌の触れ合い会話? 濡れたショートカット。首。うなじ。あああああああああああ。死ぬ。死ぬ。悶え死ぬ。苺なんていくらでも買ってあげる。
小さなお風呂ということでは、だぁ!×3の西園寺のお風呂がポイント高い。歴史の格調を感じさせるタイル張りの風呂は浴室の広さから考えれば些か小さめなのだが、その完璧な小ささはお風呂場をなによりも<場>とすることで比類なき存在感を示すのである。壁に直接備え付けられたカランが絶妙なアクセントを添える。お風呂場というものがひとつの説話的な空間であることを端的に示してみせた、『だぁ!だぁ!だぁ!』第1話「いきなり4人家族?!」の衝撃は、アニメ史上永遠に語り継がれるトピックであるだろう。またそれはそれを奇蹟としない為に我々が語り継がなければならない奇跡の瞬間でもある。つうかさ、たぶんもう少ししたら未夢と彷徨はあのちっちゃなお風呂にいっしょに入ったりするようになるんだよ。ふたりで顔真っ赤にしてさ。きゃ、彷徨の大きくなってる。この状況でそうならない方がおかしいだろ。いやだちょっとそれそんなにくっつけないでよ。しょうがないだろ、狭いんだから。や、やだ、ちょっと、そこ、そこは……。なあ未夢憶えてるか、俺達最初に会ったのここだったんだぜ……。そしてふたりはアイコンタクトどちらからともなく身を重ね……(BGMは勿論クリスの妄想のときにかかるやつ。つーちゃっちゃーつーちゃっちゃー)
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| 11/24 感動 |
今日のKタロー壮絶に凄すぎ。サブタイトルも馬鹿らしく勇ましく「宇宙料理戦プラネットボンバー」。スペースチャンネル5とアニメの味っ子を足して二で割らないんだ、これが。むしろ相乗。味皇さまが「美味いぞー」と口からビームを発しながら、ちゃーちゃちゃーちゃちゃちゃちゃ、ウッ! とファンク気味のブレイクビーツで腰を決めてるというノリ。なんつうかねえ、今川を水口が低予算でリミックスしてるみたいな感じ? EZさんがうちに遊びに来てて一緒に見てたんだけど、ふたりで大喜びでした。「水木一郎仕事選ばねえっ!」「いやこれこそがプロフェッショナルだよ!」「むしろアーチストゥッ!」ああいうのは誰かといっしょに見ると楽しさ倍増だね。既にアルコール入ってたし。 もちろんこの僕と、車を運転してるときでも数百メートル先の幼女を視認して「たまんないですね」とのたまう本物の変態のEZさんですから(実話)、アンヌ役の女の子に思い切り萌えてましたよ。いやマジでかわいくなかった? 白いイミテーションアフロと幾分平たい端整なつくりの顔の組み合わせが最高にキュートでさ。長井梨紗の名前は心に刻んだね。そして演出の大橋守。こいつは本物だよ。客を楽しませるってことを知ってるね。ちなみに脚本の犬童一心は池脇千鶴フリークの間では有名で、『大阪物語』の脚本、『金髪の草原』の監督さんです。脚本のクレジット見たときは思わず、なるほど今日の凄さも納得だわ、と膝を打ちました。
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| 11/25 アルコール |
いまいち酒に酔った挙句の醜態というのが分かりません。というか「酔う」ということがよく分からないんだけど。なんかフワフワして気持ち良くなって。同時に気持ち悪くて。思考はハッキリしてるんですよね。ただ理性的なやってもいい/だめの判断基準が甘くなる。というのは実は正確ではなくて、こういうことは言わない方がいい、やらないほうがいい、後で絶対後悔するぞ、という判断を下してるにも関わらず、酔ってるんだからまあ言ってもいいかやっちゃえーゴーだ、OKだ、ともうひとつの判断が下されている。抑圧されていた願望がアルコールによって解放されているのだと考えるべきだろうか。どうもそうは思えない。酒が入ってないときには別に工事現場のコーンを蹴飛ばしたくたくはならないし、電柱に蹴りを入れたくもならない。それは意識にすら現れない君の深層心理に隠された願望なんだよ、とか言われたところで、僕はアルコール入った状態ですら、別に並んでる自転車を倒したくなったりはしないのだから。にも関わらず、コーンを蹴飛ばし、電柱に飛び蹴りかまし、駐めてある自転車をなぎ倒すのは、酔っ払ったこの状態だとそうする方が自然なのだろう、と思うからだ。いや酔っ払いってよく知らないけどそういうことするんでしょ? 酔いに任せてオイタをするのが楽しいというよりは、酔ってヤンチャする人を演じるのが楽しいというのが、意識的には正しいことのように思われます。いや本当に「酔う」ってことがよく分からないんですよ。意識を失うとまではいかなくても、ある程度理性を失えばそれは「酔う」ということなんだろうけど、そこまで到達する前に僕は寝ちゃうから。缶ビール3本も飲めば。何が言いたいかというとですね。せっかく遊びに来てくださったのに、寝てばっかりで本当に申し訳ありませんでしたEZさん。いや僕は飲むとすぐに寝ちゃうんですよ。そういう体質なんですよ。ごめんなさい。ろくに相手もできないまますぐに寝ちゃって。コイツ本当に寝てばかりいるんだな……とか呆れないで、これからも遊んでやってください。後生だから。
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| 11/26 読者 |
シャーマンキングがお休みでどうにも落ち付かないんだけど、ハンター×ハンターが続けて載ってたりするのはもっと落ち付かない。たまに「載ること」が楽しいんでさあ。今週は載ってるのか、落ちてるのか、みたいな楽しみ方は江口寿史の昔からジャンプの伝統であるわけです。落とすことを漫画家のプロ意識の欠如なんつう黴の生えた考えから非難する人って、ジャンプ読みとしてのプロ失格だよな。
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| 11/27 前から思ってたんだけど |
ヤングキング。ももいろさんご。ああん湊ちゃんかわいいー。俺もさんごになりてー。3Pしてー。ところで吉田聡や田中宏のヤンキー漫画で語られる「ファミリー」はギャルゲー界隈と明らかな同時代性を持つと思うのだがどうか。泣かせのドラマという点でも完全互換。あと恋愛ジャンキーがもう少し売れたらふたりエッチは結構深刻な打撃を受けるような気がするんだけど、なんかこれ以上ないくらいに物凄くどうでもいい話題ですね。
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| 11/28 アイデンティティ |
いつの頃からか僕には、なんか読む漫画を取捨選択するセンサーみたいなものが搭載されてて、僕はコイツに対して絶大な信頼を寄せてるんで、僕が読んでる漫画=無条件に面白い漫画だと思っていて、僕が読んでる漫画をつまらんという奴は皆漫画の読み方も知らん原始人だと蔑んでいて、いいから手前らは黙って俺が読んでる漫画だけ読んでりゃいいんだよ、俺がルールブックなんだから! とか内心では思ってるんだけど、さすがに口に出したことはない。小心者だから。さて本題。電撃大王のクロノスヘイズ。僕はなんかこの漫画がお気に入りで、ウルトラジャンプに載ってる「ちょっとトンガってみました!」風の漫画の数々より断然萌えると思ってて、そんで、この僕が読んでるからにはこれは凄い漫画に違いない、ということになるのだが、実は正直なところ、一抹の不安――これって別段大したことなくないか? が脳裏を掠めなくもない。学園SFモノなのにスケール感ないし。かといってコメディする気はなさそうだし。いや、例えばお迎えとかシャーマンキングとかは大したことがないということがはっきりと分かった上で、その大したことのなさを清々しいまでに真っ当してるところに惹かれるんだから構わないのだし、あずまんがなんかは単に大したことないからどうでもよくて読んでないのだが、さて、果たして、クロノスヘイズとはいったいどういう漫画なのだろうか! ……うーん、僕はそういうこと考えないからなあ。 <前振りって言葉知ってる? まあとりあえずは、この僕が読んでるのだからこれはやっぱり凄い漫画なのだ、と暫定的に結論を出しておこう。単行本一巻もうすぐ出るってことだし。
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| 11/29 暴プリ |
めちゃくちゃやりたくなってきた。各所(つうか2ch)のプレイ談話を聞いて判断するに「ボス戦しかない天外II」。じゃないかな? お約束な物語構造の面白さ(構造自体に面白さはない)を保証して、その節目に戦術性を要求される大掛かりな戦闘を配置してるように思われるんだけど。それはつまりゲームの構造として「イベントと戦闘の二極分化」というキャラものSLGとしては最もシンプルな形式を守ってるということなんじゃないかと思うんだけど、桝田省治が自身「一般性が高い」と評する所以はそこなんじゃないかな。たぶん重要キャラがバタバタ死んだり主人公が暗黒進化したり(不定期で読んだ。それは「絹」と呼ばれる「鬼怒」という名の少女を思い出させる)するんだろう。同じ悪趣味テイストでも桝田は平野耕太のバカみたいに黒系のキャラを粘質的に描いたりしないのがいいわけで。これはシナリオ相当面白そうな気配が。序盤から伏線とか張りまくりなんだろうなあ。うーやりてー。戦闘システムは「桝田」というだけでGPMのそれを軽く上回るのは確実だし。おそらくは二極分化に徹すればこその予想するだに震えがくるとんでもない戦闘システムができあがっているのだろう。ああ! 桝田信者キモいって? 俺は自分の目が腐ってることに気付かない連中の聞かなくても内容のわかるつまらん説教は聞き飽きてんだよ。ちなみにアルファの連中なんぞ千人揃っても桝田の鼻糞にも敵うまいと本気で思ってますよ。基本的にGPMは盲人が盲人の為に作ったゲームだと思ってるし。絶望的なまでにセンスのないキャラ設定は絶対許す気になれない。 さて問題はPS2を持ってないということだ。誰か貸してくれ(ソフトごと)。ついでに大悪司も。
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| 11/30 Yes! Yes! Yes! Yeah! |
来たよ! ついに公式発表! ドッカ〜ン!(JAVA入れとけ) 新シリーズが「どっかーん」になるらしいって情報は結構前から出回ってて、みんな口を揃えて、土管はどうよ(藁 みたいに言ってて、僕も正直それはどうかと思ってたのですが、実際ロゴを見ると全然オッケースよ!(どれみ調) つうかめっちゃくちゃ楽しみなんですけど。ロゴの完成度は過去最高。「無印」よりも「♯」、「♯」よりも「も〜っと!」、「も〜っと!」よりも「ドッカ〜ン!」、進化について来れない類人猿なんぞ放っておけ。絶えざる現在はここにある。
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