しょうもない雑文っす。どうしようもないっす。 でもこっそり月見雑文祭に参加したっす。これがその雑文の第2弾っす。
■2002/09/26 (木) 110.イドの満ち引き 満月の夜に心の奥底が突き動かされるままに、僕はこっそり独りで散歩に出かけた。月を眺めつつすすき野原に着いたとき、たなびく尾花の合間を遠ざかる影が見える。のわき渡る月明かりの中、うさぎをくわえた野犬を、持っていた棒きれで追い払う。夜の闇に取り残された、ぼんやりと浮かぶヌメ白い団子は、今夜の僕の獲物なのだ。 にたりと笑う強姦魔に架かった手錠は輪っぱというだけあってやっぱり丸かった。
満月の夜に心の奥底が突き動かされるままに、僕はこっそり独りで散歩に出かけた。
月を眺めつつすすき野原に着いたとき、たなびく尾花の合間を遠ざかる影が見える。
のわき渡る月明かりの中、うさぎをくわえた野犬を、持っていた棒きれで追い払う。
夜の闇に取り残された、ぼんやりと浮かぶヌメ白い団子は、今夜の僕の獲物なのだ。
にたりと笑う強姦魔に架かった手錠は輪っぱというだけあってやっぱり丸かった。
(c)Rou@Shoumona,2002 since 08.Sep,2000