しょうもない雑文っす。どうしようもないっす。
■2001/04/23 (月) 70.亜流しゃん列島 先日、商店街でイベントがあったので、妻を誘って見に行った。
いつも夏には盆踊りが行われる公園の広場部分にステージが設けられ、なにやら戦隊ものらしき出し物が、ちょっとだけ態とらしい演技と共に催されていた。
桜もすっかり散った公園は、花見以来久しぶりの人混みになっていた。じっとりと汗ばむ陽気。もう初夏のような気候だ。
ショーを横目に帰ろうとしたとき、次のショーに登場するのだろう、黄色いぬいぐるみが向こうの方からやってきた。
ピカチューだ。
いや、そう思ったが、尻尾がまっすぐだし耳のバランスも悪い。亜流である。
世間には、類似品があふれている。キャラクターグッズの類似品に始まり、どこかで聴いたような曲、どこかで見たようなヘアスタイル、いつか見たような流行。名前を似せたものもある。
はなはだしいのは、実態が似ている上に名前も似せたものたちである。北島三郎の亜流で北島二郎とか、ボブ・ディランの亜流(?)でホフ・ディランとか、アンドレ・ザ・ジャイアントの亜流(?)でアンドレ・カンドレとかいう芸人がいる。
日本列島全体が亜流に埋もれていると言ってもよいぐらいである。これもその類であろう。さしずめピカチューの亜流でヒカチューとでもいうのではないか。
ああ、巻上公一のバンドね。
それはヒカシューだ。