しょうもない雑文っす。どうしようもないっす。
■2001/03/27 (火) 67.ハロー・アップル・ヒップ 「みなさん、おはようございます。『健康を科学してみよう』の時間です。今日のお相手は服飾評論家の袈裟沼景法先生です。どうも先生、宜しくお願いします」
「おはようございます」
「今日はどんなお話をして頂けるんですか?」
「そうですね。最近めっきり春らしくなって、桜もあちこちで咲き始めましたので、ここは一つ女性のお尻についてお話しましょう」
「え、えーと、春と女性のお尻とに何の関係があるのでしょうか?」
「春になると女性が薄着になってきます。そうすると気になるのが体の線ですね。一般に女性は胸は大きくしたがりますが、お尻は小さい方がいいと思いこんでいるようですので、これからの季節、お尻を気にする方が増えてくるでしょう」
「女性みんなが胸を大きくしたがる訳ではないと思いますが」
「いやいやほとんどの女性がそう望んでいますね。概ね大胸を望んでいるでしょう」
「…ええと、お尻の話ではありませんでしたか?」
「そう!そうです。これから薄着になってきますと、女性のお尻の線が気になってきます」
「そうですか?」
「そうです!男なら皆そうです。そこで気になるのが、何故胸に関しては女性も男性も大きいのを好むのに、お尻に関しては男性は大きい方を、女性は小さい方を好むのでしょう?」
「まあ、そんなこともないと思いますが」
「そうなんです!そんな、ねえ?無理にダイエットしたってしょうがないんです。その挙げ句リバウンドしたり、体を壊したり、入院したり、バッタリ倒れたり、ガリガリに痩せすぎたり、骨と皮ばかりになったり、あっ、大変だ!私の妻もガリガリで、何だ!ミイラか?お前は!魅力の欠片もなくなった!ちくしょう!うっ……」
「大丈夫ですかっ!先生!はいっ!お水を!」
「……ゴクゴク。ふーっ。失礼。兎に角、いかんですよ。女性はもっと、こう、ふくよかで、まあウエストは細い方がいいですが、無理はいかんですよ、無理は」
「まあ、体を壊してまでってのは、抵抗がありますね」
「それは極端な例ですが、女性の美しさは丸みにあります。そんな美点をですね、痩せることによって台無しにしてしまうんですよ。特にお尻です。お尻は、こう、ふっくらとして、タイトスカートやパンツなんか穿いて、しゃがんだりしたのを後ろから見ると、線が、こう、浮き出て、まあるい形が…ん、んん。失礼。まあ、私が言いたいのはですね、そんな女性の女性らしさを捨てるような、小さいお尻に憧れるような、愚行はですね、そう、まさしく愚かな行為です」
「いや、先生、それは言い過ぎじゃないですか?そんな言い方はないでしょう?彼女たちは、すごい勇気を持って必死に取り組んでいるんですよ」
「ふん、そんなね、思慮もなく、ただがむしゃらに行動したがるだけの勇気は評価できないな。そういうのをだね、ヒップの勇と言うんだよ」