しょうもな文

しょうもない雑文っす。どうしようもないっす。
でも勝負パンツ雑文祭に参加したっす。これがその雑文っす。

■2001/03/14 (水) 65.勝負パンツの由来

 ホワイトデイだそうである。一般にこの日は聖バレンタインデイの続編、二番煎じ、柳の下の2匹目のドジョウ、ものまね、パクリ、類似品と散々な言われ方をしているのだが、実はバレンタインなどよりも古い歴史を誇る由緒正しい行事であることを知っている者は少ない。そこで、今日はその由来を語ることにしよう。

 そもそもホワイトデイとは古代中国は春秋時代に実在した人物邦淮(パン・ワイ)に由来する。彼は孔子で有名な魯国の出身であったが、密かに付き合っていた彼女との仲を公表するタイミングを失って親の定めた許嫁と結婚する羽目になってしまった。
 そこで一計を講じる。春の初めには珍しい雪の日であった。結婚式の前日、3月14日に、彼は1枚のサラシを棒に旗のようにくくりつけ、町を大声で彼女の名を呼びつつ駆け回った。
 「この布を腰巻きにして嫁に来てくれ!」
 結果、町中この話題で持ちきりになり、密かに付き合っていた彼女が息子にいたことを知った親も遂に折れ、彼はめでたく彼女と結婚できた。
 とまあ、こういう話である。めでたしめでたし。

 この話から幾つかの故事成語が出来たのだが、まず一つ目は「勝負パンツ」である。
 孔丘を孔子、孟軻が孟子と言うように、邦淮も邦子(パンツー)と呼ばれたので、結ばれたい人に履いて貰う下着、転じて結ばれたい人に見せるための下着のことを「勝負パンツー」と言うようになった。また、通常はもっと厚い布で作る腰巻きを、スケスケのサラシで巻いてこい、と迫ったことから、特にセクシー系のランジェリーを指すことになった。

 二つ目はホワイトデイである。
 彼の名邦淮を日本語風に読めば(ホウワイ)となる。ここからホワイトデイの名が生まれた。

 三つ目は皆もよく知っている筈である。隠しておいたことが、皆に知れ渡るようになることを言う。

 白日の下にサラシ。


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