しょうもな文

しょうもない雑文っす。どうしようもないっす。

 
■2000/11/20 (月) 37.雑文よりも面白い

 こんなことを書くのは存在意義を疑われるもとなのだが、今、政局が雑文よりも面白い。で、あやかってネタにする訳だ。
 国会中継を見ていたが、もう総理が辞めることを前提とした質問が相次いでいて、その度に総理があやふやな答弁をしている状況である。で、本当は今日は秋についての文章を書く予定だったのだが、急遽差し替えてお送りしている訳である。
 まあ、どっちに転ぶかは今夜遅くになりそうなので、今からとやかく言っていてもしょうがないんだが、どっちに転んでも一国の総理が大して失政をしていないのに数々の失言から国民支持率が落ちて、それが原因で職を失うってのは珍しいんじゃないか?
 今回の政変劇で特に興味を引いたのは、話しに出てくる代議士に聞いたことがある姓がたくさんあることだ。勿論普段から興味を持っている方々は別だが、そうでなければ総理経験者や派閥領袖経験者しか名前を知らない人が多いと思うのでちょいと説明しておく。
 まずいつの間にか派閥の領袖になっていた橋本元首相、そして蔵相ではあるが派閥からは引退していた筈の宮澤元首相、唯一の総理になれなかった総裁、河野氏。加藤氏に反旗を翻した池田氏は故池田元首相の娘婿だそうだし、加藤氏に付いていく様子の宮澤洋一氏は宮澤元首相の甥だそうだ。主流派で唯一加藤氏支持を表明している渡辺氏はあのミッチーの息子だし、もうこうなってくると世襲議員しかいないのか?ってくらいである。
 もし仮に、2、30年前からタイムスリップしてきた人がいて、今の政局を大雑把に聞いていても、知った名前ばかりで違和感を覚えないのではないだろうか?
 このような過去の亡霊のような名前ばかりの政治も、ちょっと面白い。100年後の歴史小説は、系図を付けておいてもらいたい。
 今回は緊急雑文なので、大して興味のない方には不人気かも知れないが、偶にはこういう真面目な話も書くのである。
 今回の発端を作っておきながら、実は随分内心で悩んでいたと思われる加藤氏。きっとにどっちが得かの悩みで押しつぶされそうだったのではないか?内心の葛藤と言うくらいなのだから。


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