しょうもない雑文っす。どうしようもないっす。
■2000/10/24 (火) 25.秋の早朝に−「秋の夜長に」への後奏曲− 「やっと雑文祭の受付を完了したぞ」
「やあ、それはおめでとうございます。何か始まりが星新一みたいっすね?」
「うるさい。単に博士と助手コントの定番を踏んでみただけだ。それにしても雑文祭の原稿を書くのは結構苦労したねえ」
「でしょうねえ。どういう点が一番大変でしたか?」
「兎に角一気に2本書き上げたんだが、お題が地の文から浮いていたりして、登録までにそれを修正するのに苦労したね」
「その割りには、完成品もお題と地の文の繋がりが悪いっすね…ごふっ」
「まあ、何だな、旧かなづかいに誤りがあるかもしれんが、そこは愛嬌と言うことで。2本書いた後にもう1本書きたくなって、前の2作が長々とした文だったから思いっきり短くしてみたんだが…ん?どうした?」
「……ううっ…(何言ってやんでえ、今ボディ食らわしたくせしやがって)いいえ。何でもありません」
「後でルールに気付いて最初の1本だけを出品して、残りを蛇足として別にアップと言う形にしたんだが、本当は3作とも出品したかったんだ」
「そ、それは反則じゃないですか?」
「そうも思って止めたんだが、出していても良かったんじゃないかな。他にも複数参加した人いたし」
「でもまあ一応ルール上は「一本」となっていますからねえ」
「それは、まあ良しとしよう。でも私としても雑文を書き出してから最初のイベントだったからな。それなりに力の入ったものでないと恥ずかしいだろうと思って気合を入れてみたのだ」
「恥ずかしいっすね、確かに…ごふっ」
「何か言ったか?」
「いいえ、…別に…」
「それはそうと、お題を募集すると言うのはいいね。楽でいい」
「楽っすか?苦労したっておっしゃいませんでしたっけ?」
「うん。今回みたいに縛りが多ければ結構きついんだが、やってみて分かったのは、1つくらいの縛りであればネタ考える方向性を決める参考になるので楽なんではないか、ということだよ。子供のお使いみたいなもんで、具体的な目標を与えられるんだから」
「そういうもんすかね?」
「そりゃそうさ。縛られて縛られてあの子は町までお使いに…って言うじゃないか」