しょうもない雑文っす。どうしようもないっす。
■2000/10/13 (金) 20.有象無象 昔「さいたまんぞう」と言う芸能人がいた。いや今もいるのだが、20年近く前に「なぜか埼玉」と言う歌でデビューした男だ。他に「津軽海峡冬元気」と言う訳の分からん歌も歌っていた。
当然埼玉に引っかけて「さいたまんぞう」な訳だ。ちなみに「さいた・まんぞう」と分けて読む。これが「さいたまん・ぞう」ではウルトラマン・レオみたいだし「さいたま・んぞう」では読みにくい、「さい・たまんぞう」ではちょっとお下品だし「さ・いたまんぞう」では訳が分からない。
ところで柳の下に2匹目のどぜうと言うことか、村おこしと言うことか、ご当地ソングを作って観光客を呼ぼうとする地方が増えているらしい。そうなるときっと北島二郎とか一木ひろし、美川憲二等を意識して「さいたまんぞう」の類似品も出来るのに違いないと考えた。しかしひらがな3文字の県では、ゴロが悪い。三井ゆりは騙されていると言う意見があるが婚約までしたのだから…ってそれは五郎が悪いだ。そこでひらがな4文字の県名で下に「んぞう」を付けて人名になりそうなものはと探してみることにした。とりあえず本家と同じ「ま」で終わる県名では、
ふくしまんぞう
わかやまんぞう
おかやまんぞう
ひろしまんぞう
とくしまんぞう
かごしまんぞう
と言うところか。結構多い。広島などは、どっちが名前だか分からぬが、まあ良しとしよう。また、
いばらぎんぞう
苗字がいばらだけに苦労しそうである。
かながわんぞう
誰も敵わないのかもしれない。
ながさきんぞう
みやざきんぞう
さくらきんぞう
なども人名らしく聞こえる。
あおもりんぞう
なども良い。なにしろ探険家だ。海峡などを発見しそうでかっこいいぞ。青森だから寒さにも平気だろうから北方探険に適している。津軽には7つの雪が降ると言うし吹雪の中でも元気なんだろう。あっだから「津軽海峡冬元気」なのか。でもこの名前には欠点がある。折角発見した海峡だが、魔のサルガッソー海並に海草が多く船が難破しそうだからだ。なぜならシーボルトがそこに彼の名前をとって青藻海峡と名付けるからだ。そうなると漁師の多い青森では縁起でもないと故郷を追われることになる。都会に出て来てもいきなり満員電車で所持金を盗られたりするかもしれない。ちっとも良くないか。でもきっと全額は盗まれないであろう。
袖掏摸あおも多少の円。