■2000/09/13 (水) ４．と言えば

　最近コンピュータウイルスという名前が一人歩きしている。コンピュータについて全く知識のない人までがその名を知り何やら怖がっている。
　コンピュータウイルスと言えば、マクロウイルスというのがある。これはトロなど寿司のネタになる大型の魚類のことだ。それはマグロだ。
　マグロと言えば、お絵かきソフトである。それは鮪ペイントだ。果たして読者の何人が知っているか定かでないが、昔一世を風靡したソフトで、私なんぞもいくつかの作品をこれで描いたことがある。
　一世風靡と言えば、一世風靡セピアからは柳葉敏郎などが輩出された。
　セピアと言えば、小坊主隊セピアというユニットがあった。これまた読者の何人が知っているか定かでないが、昔「サンプラザ中野のオールナイトニッポン」で、今スーパースランプの中野とパッパラー河合が小坊主隊というユニットを作っていて、そこで募集した小型版のことだ。
　スーパースランプと言えば、そもそも爆風スランプ自体がスーパースランプと爆風銃（バップガン）の２人づつが組合わさったバンドであって、爆風スランプ結成後もスーパースランプは生き残っていてバカボン鈴木などという人が頑張っていた筈なのだが、どこに行ったのだろうか？
　バカボン鈴木と言えば、一時期パール兄弟に在籍していたような気がする。もしかしたら今も続いているのかもしれないが、そうだとするならば、この文章自体失礼なので、話題を変えよう。彼は英語表記するとき、常にvagabondSUZUKIと書いていた。
　vagabondと言えば、今モーニングに連載されている「バガボンド」は、あのスラムダンクを描いた井上雄彦が宮本武蔵を描いた結構いい作品である。
　武蔵と言えば、SMAP×SMAPの１コーナーに草なぎムサシと言うのがあって、芸能界の剣道経験者とよく試合をしているが、木村拓也は剣道歴１１年で千葉県代表にもなったと紹介されているのに段を持っていないというのは、何やら奇妙である。
　段と言えば、よく老人がギャグのつもりで、「俺、柔道はしご段」と言ったりする。いや、私の祖父などがそうなのであるが、トホホである。
　トホホと言えば、仕事中にパソコンがフリーズしたりすると、もうどうしようもなくなって再起動をかけたりするが、それでもどうにもならなくてウイルスチェックをしたりする。
　そうだ、ウイルスの話だった。残念ながら字数が限界に来てしまったので以下次号。

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