4/24ジャズフェス初日
天気は最高である。普通の青色の空でなく濃い青色の空って気持ちいい。気持ちも晴れ晴れタクシーで会場へ4人で乗ったのでバス(往復$8/1人)より安く3$1人で乗れた。今年、競馬場の馬券売り場と観覧席が新しく建てられたのでその建物の中にいくつかのテントが移動した。建物はガラス張りのとてもきれいである。
まず最初は"Gatemouth"Brownである。昨年、発表されたCDは、ホーンがいっぱい入ってかっこよかったので、ぜひとも聞いてみたかったブルースおじさんである。韓国で売ってそうなきらきらの飾りのついたシャツを着てとてもかっこいい。ホーンは、4人構成。本当にうまいのかなあ?という得意の”まったり”バイオリンも披露してくれた。しかし、貫禄があるのでゆるしてあげよう。おまけに、ギターは、切れ上がっていて元気いっぱいだった。近くで見ていたので顔の皺まではっきり見える。なんて、ありがたいことでしょう。双眼鏡は必需品。
最近、日本版のCDも発表になった絶好調のGalactic。Gatemouthとは違って客層が恐い。ヤンキーがいっぱいいて、危ない草を吸いながらふらふら踊っていらっしゃる。おまけに刺青をしていらしゃる方が青年が多い。曲は、アシッドジャズっぽくもあり、ミーターズっぽくもあり、とても好感触。昨年は、小さなライブハウスでこっそり出演してた、彼らは若手の出世株の筆頭でしょう。ベースのお兄さんが腹にくる繰り返しのリフを弾いて、そこへタイトなドラム(常におかずを叩いているような感じ)、ギターのさらり気と効いたおかず。オルガンのねちっこいメロディー。大好きです。けど、ファンには気をつけましょう。
ニューオリンズを代表するDr. Johnだけあって客の数は、半端じゃない。日本で演奏するときの日本人の皆さんは、アイドル歌手のようにはしゃいで観てしまうが、こちらニューオリンズの人は、踊り楽しんでいる。サックスのおじさんアルビンレッドタイラーさん(98’4上旬他界)の代わりには、別のもう別の人が吹いていた。ピアノには、独特のマルディグラカラーの飾り付けをし、いつもとアレンジが違う「such a nigth」。いつも、盛り上がり最高潮の「going bach to neworleans」楽しませてもらいました。これから、日本公演に出発するので帰りがいっしょの飛行機だったらいいのになとかすかな期待を持つ。
途中、Dr. Johnのお母さんらしき化粧の濃い白人のおばあちゃんが3分くらいステージにあがり挨拶していた。誰か知ってたら教えてください。それと、ベースソロで派手なチョッパーを弾くのは、Dr. Johnにふさわしくないと思うのでやめた方がいいと思いました。ここでも怪しい草を回し吸いしているいい人達がいました。いつも思うが、こちらの人はカメラを構えると前の人は気を使って避けて、前を開けてくれる。さらにいい人は、「もっと前に行っていい写真をとれ。」なんてことをいってくれる。ありがたや、ありがたや。
私は詳しく知りませんが元CCRのギターらしい。ギター3台(本人含めて)ドラム、ベースで、飾りっけのないステージ。思いっきりアメリカンロックで、農家をやってらっしゃるような方がいっぱいいた。かっこいいのだが、数曲聞いて飽きてしまった。スライドギターが飛び出してクインクインいっていた。終わり。CDは好きなのになあ。
CDを一枚聞いていただけなのだが、いつも気になっていた。一言でいうとカントリーザディゴでしょう。フォークギター兼ボーカル、ドラム、バイオリン、アコーデオン、パーカッション、変な形のベース。あまり大勢の観客はいなかったが、飲み屋でカラオケをバックに踊る日本のサラリーマンの様にみんな手をとって楽しげに踊っている。アメリカを感じる。
Howlin'Wolfというライブハウスは、フレンチクオーターから20分くらい歩いたところにあり、フェスで疲れた体を引きずって暗い人通りのない道を歩くには少々勇気がいる。追っかけられても逃げることができないくらい疲れている。昨年もそうであるが、Howlin'Wolfの隣にあるハンバーガー屋さんでマクドナルドの3倍くらいあるチーズバーガーを食った。マクドナルドは、ビックでないビックマックを売っているのは、ジャロに言ってやるべきだと思った。四角のスライスチーズがのっていると思いきや、ピザのチーズがのっている。ここは、めったに黄色人種はこないのか、珍しそうにみられるのを除くと安くてうまい。
それと、店の中でかかっている曲が意味不明である。プリンスであったり、オーティスレディング、ボブマーレイである。有線放送なのか脈絡がない。この店は、ビリヤードとかピンボールのようなゲーム機が置かれている飲み屋兼ハンバーガー屋である。若い青年達の集会場のような場所なんだろう。ここで、曲に合わせて一組の男女が踊りだしたが、みんなぜんぜん気にしてない?日本なら注目の的である。お構いなしの西洋文化に接した思いである。(写真:Howlin'Wolfの隣にあるハンバーガーの食える店)
昨年、ライブは見なかったが、CDを購入してとてもよかったのでぜひ聞いてみたいバンドの一つであった。バンド結成から20年もったているらしくおじさんバンドである。歳をとっているだけあって、演奏のクオリティーは高い。曲の途中でいきなりリズムが変わりシャッフルになったり、ギター2台の絡み方がすごい。ピアノ&オルガンの白髪&てっぺんはげの「Goffさん」(オルガンに書いてあったので名前だと思っている。)がニューオリンズピアノを効果的なおかずとして使っているのが印象的である。
さらに、彼は、歌も歌ってしまうのである。ステージの一番近くにいたので、お茶の水博士と、ときどき鋭い視線があうので、僕は蛇に睨まれたかえるのようでした。(写真:スライドを弾く人は、Spencer Bohren)
よく、ライブハウスには、Tシャツが売っている。ここにもThe RadiatorsTシャツが売っていたのだが、日本でThe RadiatorsTシャツを着ていたら、どこかの車の修理工場に勤めているようなので買うのを控えました。
キャナルストリートのマクドナルドでシェイクを買おうと入るが、店の前で熟睡している方がいらっしゃる。少々、匂う。店内は全席禁煙なのだが、店の中の煙の匂いを気にするより、店の前をなんとかした方がいいと感じた。マクドナルドの店員は、黒人が多い。多いというより全員黒人である。しかし、店でハンバーガーを食っている人は、ほとんどが白人である。昔の制度が根強く残っているのだろうか?ホテルの部屋を掃除してくれる人もほとんどが黒人である。
夜1時半過ぎでもまだまだバーボンストリートは盛り上がっている。バーボンストリートの中のライブハウスから何故かストーンズのブラウンシュガーが聞こえてくる。観光客めあての商売も繁盛しているみたいである。道中、人気のないところを歩いていると白人の高校生くらいのおぼっちゃまから声をかけられた。「アジアのひとだね。」「どこの国?」「これから僕んちで遊ばない?」こんな夜遅くに、寂しいのでしょうか?あまりお友達がいないのでしょうか?「もう遅い、寝る時間だから帰る。」と言うと手に持っていたビーズを貰った。この辺のウイットに富んだ返答が根っから明るいアメリカ人を感じる。悪い気がしない。
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