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■5/01、5日目第2週目木曜日
昨夜は、5時に寝たというのに、10時に目が覚める。こんな寝不足で炎天下の中に何時間も入れるのだろうか?体力が持つだろうか心配しながらも、13時30分には会場にいた。先週のフェスは、湿気が少なく昼間過ごしやすく、夜は寒いくらいだったのに、今週は蒸し暑い。1日に水を1リットル以上飲んでもトイレにいったのは一回だけである。
ビートルボブを発見。今年は後半からの参加のようである。ブルーステント、Sheraton N.O.Fais Do-Do Stageで激しく踊っているのを目撃。毎年、ジャズフェスに現れる謎のマッシュルームカットのセントルイス在住、長身の男なのである。自称音楽ライター兼DJなのである。本日の衣装は、ピンクのジャケット。
■007/Louisiana Heritage Stage
なんと、メンバーが豪華なんでしょう。Royal
FingerbowlのAlex Mcmurrayがギターボーカル、G.Love & Special Sauceのドラム、IguanasのサックスJoe
Cabralがベースを弾いている。昨年同様、注目して見てしまった。他のステージが、1年に一度の晴れ舞台のために一生懸命気合を入れて緊張感一杯のステージをやっているのと比べると、このステージの緊張感のなさといったら、笑える。12:30からのステージだったので、早起きした。
メンバーは豪華であるが、内容はレゲエである。しかし、そんなの関係なしに楽しいのでOK。演奏者が楽しんでこそ、観客が楽しめる。Alexは日本の甚平を着ている。甚平に赤い靴下+スニーカーを履いている。
ステージが終了してうろうろしていると、甚平姿のAlexとIguanasのJoe
Cabralを発見!日本人に始めて出くわしたのか、Alexが「これ、日本の甚平っていうんだよなあ。」とJoe Cabralに聞いてもらいたいように言ってくる。私が「そうそう、それ甚平」というと、満足そうに「プレゼントでもらったんだ。」と。でも、甚平と赤い靴下、スニーカーは、間違っている。プレゼントした日本人の方、いっしょに草履もあげないとダメでしたね。
それと、IguanasのJoe
Cabralには、LiveCDの一曲目「ドンデバス」は日本語では「まだ、飲んでます。」と聞こえるんだ。この意味は、日本語で「Drinking、Drinking」だと教えてあげると、彼は「本当!わははは」と面白がって、彼のカメラで私といっしょに記念撮影をした。空耳アワーに投書したい気持ちでいつも気になってて、誰かに笑ってもらいたかったので、演奏者本人に伝えることが出来て、これですっきりした。(右のAlex
Mcmurrayの写真は、Joe Cabralの撮影)
■Sonny
Landreth / Acura Stage
ファンキーな跳ねたリズムとクチュクチュいってるワウギターばかりを聴いていると、ストレートなリズムやスライドギターはとても心地よい。いつ見ても、彼はギターのストラップを短めにして、神経質そうにフレットを見ながらうつむいて演奏する。なかなか、正面を向いてくれないのでシャッターチャンスが少ない。
新しいアルバムを出してはりきっているのか?バックは、ドラムとベースだけなので、大きなステージにこじんまりして、見た目は寂しいが音がいつもよりのハードに聞こえる。
■North
Mississippi Allstars /Acura Stage
おお、またファンキーなリズムじゃないので、ついつい聞き入ってしまう。ボーカルの彼もスライドギターなのであるが、Sonny Landrethよりも重く重厚な音。久々のロック、南部のロックである。ああ、青空がよく似合う。Tipitinasで見た時よりも数段よい。心地よく感じる。この手のバンドは、野外で見るのがよいと実感する。
ボーカルスライドギター、ドラム、サウスポーのベース、ギターのシンプルな4人組み。ギターの音やスライドギターは、アメリカ南部の匂いがプンプンする。数曲ドラムがオルガンで和音を弾きながらドラムを叩く。なんとも器用な人。
最後は、ドラムがギターを持ってRy Cooderの曲を演奏していた。演奏が終了してから、他のメンバーがステージから引き上げて、ドラムはウォッシュボードにペダルワウを付けてクチュクチュやっている。この音がすっごく気持ちよい。3分くらいクチュクチュやって、そのまま終わった。この音って演奏の中で使うと面白いのになあと感じる。あまりの気持ちよさにフルステージ見てしまった。
■John
Mayer/Acura Stage
始めてのジャズフェス出演。若いながらもフォークギターを弾きながら堂々と演奏する。若い女性達がキャーキャー騒いだり、写真を撮っている。才能ある若い男前には、目がないらしい。ベースは、ニューオリンズ出身らしく、大きな紙に「WelCome
Neworleans」なんて書いて、どうにか見てもらおうと必死になっている女性がいる。
ボーカルギターのJohn Mayerに加え、ドラム、ベース、ギターのシンプルな4名。John Mayerは、曲によってフォークギターを弾いたり、エレキに持ち替えたり。ソロを弾くJohn
Mayerは、気持ち良さそうに目を閉じて陶酔している。
これも、青空がよく似合う、ああ、心地よい。メロディアスな曲が続き、周囲の女性は彼の声に合わせ合唱している熱狂的なファンがいるんだと感心する。まるでアイドルのようである。楽曲がとにかくいい。シンプルで覚え易くて、直球勝負。
■Papa
Grows Funk/Louisiana Heritage Stage
Off BeatのFunk Band Of The 2002を受賞し、乗りに乗ってるPapa Grows Funk。パリで買った新しいテレキャスを演奏する山岸さん。乗ってます。元Dr.Johnのギターがトロンボーンで出演していた。今回のライブは、ホーンが豪華にメンバーのサックスJason
Mingledorffに加え、サックス1本、トロンボーン2本が加わっていた。
初めて知ったのだが、キーボードのJohn
Grosの年齢は、ぎりぎり30台前半だったのである。もっと、おっさんだと思ってたのに、驚き。彼は、首周りにたくさん肉がついてる。まるで顎がないくらいであり、あごひげがなかったら、どこから首だか分からん。一度で良いから首周りを測ってみたい。新しいCD「Shakin'」の中ジャケットをご覧になれば、よく分かると思う。
■Irvin
Mayfield /Howlin' Wolf $20
まだ20代である。若くてかわいらしい才能ある、頭はつるつるのトランペッタ-である。Los Calienteがグラミー賞にノミネートされたらしく。注目の青年である。ブラスバンドの力づくの荒っぽいパワフルな演奏と違って、繊細で強弱のついたムーディーな場面あり、超高音でふんばって吹く場面あり、演奏法の教育を受けたのだろうな、と思わせる。
若く小柄な体格ながら、堂々としたものである。貫禄さえ感じる。
■HeadHunters Reunion with Mike Clark,Paul Jackson,Bill
Summers,Victor Atkins,Donald Harrison /Howlin' Wolf
なんと、Herbie
Hancock&HeadHuntersのHerbieを抜いたメンバーが集まると言うではないか!それも、リズム隊の3名がである。元祖エレクトリックジャズファンクの演奏が見れるとあって多くの人が集まる。客の年齢層は少々高めである。おしゃれをして観に来ている紳士、淑女もいた。ドラムMike
Clark、ベースPaul Jakson、パーカッションBill Summers、キーボードVictor Atkins。Mardigras
Indians のBig Chiefの息子Donald Harrison Jrがサックスを吹く。
ファンクというより、ジャスよりの内容で、目を閉じると音が頭をまわり出す。何が飛び出すかわからないスリルを感じながら、鑑賞する。体がぐるぐる揺れる。Bill
Summersは、パーカッション群の中に埋もれて、コンゴ中心にいろんなものを叩いたり、鳴らしたり大忙し。
残念なのが、巨漢Paul
Jaksonのベースは、うまいのだろうが音数が多くて何を弾いているのか分からない。おまけに、ベースの最高音弦を3回も切って、3弦だけで演奏することが、数十分。プレイヤーとしてあまり好ましくないです。自分が力が強くて切れることが予想されたら、それなりの準備をするべきであり、弦の替えなり、ベースの替えなりを用意しておくべきである。弦の一本目はすぐ手元に持っていたが、弦をはっている途中に切ってしまった。力が強いんだったら、それなりの弾き方をするべきじゃないでしょうか?
演奏が架橋に入ってくると、ターンテーブルのDJ Logicが登場、このバンドの音には、スクラッチがよく似合う。大物達を前にDJ Logicは、おとなしく影にひそんで皿回しをやっていた。さらにJB HornsのトロンボーンFerd
Wesleyも登場、なんと豪華なホーンセクションでしょう。トランペットサックスIrvin Mayfield、サックスがDonald Harrison
Jr。この3名でのハービーの曲カメレオンを演奏する。やっと「でたー」とばかりに大きな歓声が沸き起こる。
こんな豪華なメンバーのライブが行われるのも訳がある。Basin
Street RecordsからHeadHunters Reunion名義のCDが発売になったのである。この手の懐かしいミュージシャンのCDには、豪華なゲストが演奏していることが多く、もちろんこのCDに、Irvin
Mayfield、Donald Harrison、Nicholas Payton、Victor Atkins、George Porter,Jr、June
Yamagishiが参加している。よって、このCDをライブで再現してしまおうというライブであったのである。このCD、アフリカンチックな曲があるのは、Bill
Summersの影響か?
1時間もすると飽きてくる。2時から別のライブがあるため、1:30には終わり、客が追い出される。帰り道、「カメレオン」のメロディーが頭から離れない。
余談:となりのRed Eye(ハンバーガー屋兼飲み屋)で、若いバンドの演奏が行われていた。やたら大きな音で、注文の声が聞こえない。ここで、後日Theresa
Andersonのライブが行われるらしい。
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