4/24、1日目第1週目木曜日
よく寝れた。このホテルは、ストリートカーの音がよく聞えてうるさい。しかし、私の住んでいる日本の家もチンチン電車の音が聞える場所にあるのである。慣れたものです。

天気予報によると昼間は50%、夕方は70%の降水確率だそうだ。かっぱを持って出陣することにする。空を雲が覆っており気温もそれほど高くない。やはり、朝ご飯はCanalの中華屋だ!中国城の営業時間は10:30からである。

チケット売り場
フェス会場の入り口のチケット売り場で、後半のチケットを買えるはずだが、なぜだかここでは買えないという。WillCallの窓口に行っても買えない。チケットマスターで買いなさい。ばっかりである。去年はここで購入することが出来たのに???である。

本日は、観客の数がかなり少ない。初日の木曜日からか、天気予報のせいか、ビックなミュージシャンの出演がないか、どうも少な目の観客。しかし、これくらいの客の方が、ゆっくり、ゆったりと見ることが出来るので嬉しい。

Wild Tchoupioulas / Congo Square Stage
写真を撮るならインディアンバンドということで、やってきた。演奏はともかく総勢7名のインディアン衣装は圧倒である。一度でいいから着て見たい。シャッターチャンスは、開演後10数分間である。重たく暑いであろう衣装は、疲れてくると脱いでしまうのである。

La Volee D'Castors of Canada / Sheraton N.O. Fais Do-Do Stage
めずらしくトラディショナルなアイリッシュ=ケルト音楽のバンドがDo-Do Stageに出演していた。2台のアコーディオン、フィドル、ベース、フォーギター、ギターマンドリンの6名のバンド。多くのアイリッシュバンドはドラムがいない。このバンドもドラムがいない。ジャズフェスでアイリッシュを聴くのは新鮮だ。ケイジャンミュージックとケルトミュージックは、よく似ている。楽器の構成からみてもよく似ているのである。観客は、激しいリズムのリール演奏を笑顔で楽しそうに見ている。
彼らのWebSiteを見ると、ヨーロッパなど世界中でライブの予定があるようだ。いくつかのライブ映像や3枚のCDの試聴が可能である。

DJ Davisと子供達/Kids Tent
なんと、All ThatのDJ Davisは、最近小学校の先生をしているらしく。その生徒達を連れてKids Tentで演奏していた。ドラムは、All Thatのお兄さん、サックスはクレズマーのクラリネット、ベース(はわからない)の4名の演奏と、30人くらいいるであろう子供達がボーカルなのである。子供達といっても小学校の低学年なので、下手である。演奏はしっかりしているので、もったいないなあと感じながらも、子供達をリードしながらピアノを演奏するDJ Davisは、本当に子供が好きなのだろう。とても楽しい時間を過ごせた。演奏が終わると、お母さんたちが子供の元にかけよっていた。演奏者にはそっぽを向いて。

Ivan Neville's Dumpsta Phunk/Louisiana Heritage Stage
Aron Nevilleの息子Ivan Nevilleの名前でフェスに出るのは初めてでしょう。昨年、Soulive@House Of Bluesのライブで熱唱してた彼が立派にバンドを組んでフェスティバルへの出演が実現した。オルガンを自在に操るのは、Art Nevilleの血をひいているからであろうか?バックの演奏は、ギターに山岸氏、ベースはマグノリアス、ホーンにDirty Dozonのお二人。ステージ脇には、ラッセルバティステ(?)。豪華なバックであるから、やはり演奏もすごい。選曲は、Metersやトラディショナルなファンキーの曲加え、Sly &Familystoneの曲もあり、聞きなれた曲が多いのだが、演奏はタイトでパワフル、一味違うファンキーグルーブ。Neville一族の世代交代が進んでいることを感じる。がんばれ、次世代Neville。今後の活躍が期待できる。

The James Andrews Band / Lagniappe Stage
兄弟そろって、おおはしゃぎ。日本人のトランペットプレヤーのおおはしさとる氏が参加していた。弟のTroy "Trombone Shorty"Andrewsは、毎年見るたびに大きくなるくらい成長期の真っ只中。兄貴は、トランペットを演奏しているよりも、手を叩きながら歌っている時間の方が長い。

フェスティバルのスケジュールにTroy "Trombone Shorty"Andrewの名義のライブもあるのだが、兄弟そろってステージをもらっているが、2人とも出演しているからライブの内容がどのように違うのかがよくわからない。Andrew Brothersとして一度のまてめてもらうとよいのだが。

Lucinda Williams/Louisiana Heritage Stage
Lucinda Williamsがフェスに出演するのは、私が知っている7年間でははじめてじゃないだろうか?客も他のライブに比べて少々多い。ドラム、ベース、ギター(スライドギター、小さなギター等をいろいろ持ち替えて演奏)とLucinda Williamsの4名、シンプルな構成である。帽子をかぶってサングラスのLucindaは、カッコよく女性客が多いことに気づく。

ファンキーなリズムが多いニューオリンズバンドと比べてのんびりアメリカを感じることが出来る。カントリーっぽい曲ばかりなのであるが、ギターの音がハードでかっこいい。たんたんと、ゆっくりしたリズムと、夕暮れとがぴったりマッチしてよい感じ。

芝生の上で寝転がって聞いていたが、うかつにも途中で寝てしまった。気がつくと観客の波の中で寝転がっていた。危うく踏みつけられるところであった。やはり、気持ちよすぎる音楽は要注意である。


Anders Osborne & Tab Benoit/ Calton Station
うかつにも、ホテルに帰ってゆっくりしていると眠りこんでしまい、目が覚めたのが、11:00であった。急いで、ストリートカーに乗って会場に向う。11時なのに、フレンチクオーターから遊んで帰る地元民や観光客でストリートカーは、満員状態。
入り口で、IDを提出、$15。やっぱり、これくらいの値段じゃないと、ニューオリンズらしくない。近年のライブチケットの高騰は、目に余るものがある。到着したのが12:00だったので既に1ステージ終了して、出演者も客もくつろんでいるところであった。キャロルトンステーションにも中庭があったとは、知らなかった。ステージを超えて奥にいくと、中庭があり、バーベキューのような肉を売っていた。当然、Anders OsboneもTab Benoitもその辺をうろうろして、観客をコミュニケーションをとっている。日本人率ゼロ。

Anders Osbone & Tab Benoitの2人だけのライブ。ドラムもベースもなし、ギター2本と歌だけなのである。Tab Benoitの足元にはマイクがあり、彼のステップでリズムをだす。2人ともギターが達者なので、絡み合うブルージーな音が心地よい。Tab BenoitのブルースギターにAnders Osboneはオープンチューニングで立ち向かう。Tab Benoitは、エフェクターなしのアンプ直結、Anders Osboneは、音のエッジが強くなるエフェクター一つ。

各人の持ち歌を交互に歌う。4〜5曲続くと、Monk Boudreuxが登場しインディアンの歌(Indians Red,Handa Handaなど)が3曲くらい続く。その後も、2人だけで、演奏が続くが見た目は、地味であるが、どんどんねっとりスワンプブルース、スワンプロックの世界に吸いこまれてゆく。Anders Osboneは、演奏して歌っている時は、目を閉じていることが多い。目に映るのもが邪魔なのか、耳を研ぎ澄まし、音を全身で感じているように見える。まるで、勝新市の座頭一を見ているようである。

Anders Osboneは、ギターリストとして私が1番好きであることを確信する。尖った音、重く、暑苦しいフレーズ、ねちっこいタイミング、もっともニューオリンズらしい音に聞える。他の客も言ってたが、この2人にスーザホンが入ったら、もっとよかったのに。。。アンコールを含めて合計1時間半くらいのステージでお開き。

帰りは、それほど待つこともなく、ストリートカーに乗ることが出来た。観客は4人。3:00頃ホテルに戻った。そのとたん、雨がたくさん降ってきた。明日の天気はどうなることやら。雨のフェスはどうも、傘ばっかりでいまいち盛りあがれない。晴れることを祈りながら就寝する。(写真:夜のOak Street)

Monk Boudreux& the Golden Eagles名義のCD「Mr.Stranger Man」が発売されていた。Wild Magnoliasを抜けたMonk BoudreuxがとうとうCDを出すまでになったか!すごいと思い。表ジャケットの写真がかっこよい。誰が参加しているのかと裏ジャケットを見るとAnders Osboneがプロディースをしている。あれれっ?昨年に出した「Bury The Hachet」と何が違うのだ??

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