■5/5(第二週目、土曜日)
本日は、朝曇りだったが、昼からカンカン照りになった、土曜日だからなのか観客数が半端じゃない。5年間の中でも最高の人出だ。ステージ前だけでなく、その辺の通路を歩いている人も多い。ステージを移動するのも大変なくらいである。入場制限をしてもいいんじゃないか?と思うくらいすごい。後で知ったことだがこの日の人出は、過去最高だったそうな、一日で16万人を記録したそうな。この日は、朝早くといって、11:00からインディアンものが出演するのである。疲れているのにもかかわらず、早起きする。
■Flaming Arrow Mardi Gras Indians / Sprint Stage
CDでは、ヒップホップのような、デジタル音にのせてインディアン音楽をやっていたのに、どうもライブになると、普通のインディアンのようだ。ステージ上には、所狭しとインディアン衣装のマルディグラインディアン達が動く。リピートの多い終わりのあってないような、音楽なので終演時間が過ぎているのに、ボーカルがいくらでも次のメロディーを歌い出すので、いつまでたっても終わらない。いいかげん、ステージのマネージャがいらついているのがわかる。こうゆうことをしていると、後で怒られて、来年参加できなくなるんじゃあないかと、心配する。
■The Batiste Brothers / Sprint Stage
Funky Metersのバンドのドラーマーラッセル・バティステが参加しているBatiste一家。メンバーが多すぎて、何人いるかわからない。ざっと、10名以上いる。キーボード兼ボーカルのスーツ姿がメインに踊りまくる。ハードにファンキーな曲が続き、セカンドラインメドレーは、おなじみのIko Ikoや、Down by The Riverside、Liz Juneがたっぷり入っていて楽しい。なぜか、Stand By Meをやっていた。ちょっとダサくない?こちらも終演時間過ぎても終わらない。かなりの時間押していたので、周りはイライラしていたはずである。終わってからも、次のライブの予定を叫んでいて、印象悪し。来年の出演に影響与えない程度にしたほうがいいんじゃない??
■North Mississippi Allstars / Acura Stage
いやーすごい人で、ステージに近づけない。それどころか、オーロラビジョンが見えるばしょにも行けないくらい人であふれかえっている。まったく、入り込むスペースがないのである。スピーカーからは、ドスン、ドスンとバスドラムの音しか聞こえない場所にいるのである。残念だが諦めよう。本当にすっごい!!■Terrance Simien / House Of Blues Stage
ザディコバンドだが、単なるザディコばかりやるバンドでなく、アコーディイオンも押さえ気味。体は大きいのに小さなボタンアコーディオンをもって、歌うTerrance Simien。アコーディオンもよいが、歌が爽やかでよい。観客の反応を聞いて盛りあがったところにマルディグラのようにビーズをなげている。盛り上げるためには、いい方法だと思った。髪の毛が長いので、顔に貼りついて激しく演奏する。
4年前からザディコのステージでよく見かける。ひげのおじさんが、また踊っている。ビーグル・ボブと並んで、私にとってのニューオリンズ名物男である。彼は、単なるダンサーなのか?突然、勝手にステージにあがるのだろうか?バンドから頼まれて踊っているのだろうか?謎だ。
■George Porter,Jr / Sprint Stage
今回は、半ズボンに白いハイソックスでなく、短いソックスであった。George Porterは、いつもニコニコで見てても楽しい。音楽もNHKの歌のお兄さんのように、明るくほがらかな曲にのせて踊りながら弾き、歌う。Metersころの痩せてスマートなGeorge Porterから、小太りのおじさんになってしまったが、他のMetersメンバーよりも積極的に活動しているのが、好感もてる。
ドラムは、ラッセル・バティステが叩いていたが、途中2曲Zigabooが飛び入り参加する。ラッセル・バティステよりも、音数が少なく、まったりリズムになって、Metersのリズムが再現された。やっぱり、この2人でしょう!バンド全体の色がいっぺんに変化した。元The Metersのメンバー仲直りしなさい!誰が意地はっているのでしょう??John Grosキーボード、もう一人のキーボード、トランペット、トロンボーン、ギターの7人構成。テーマ曲のような、スティールドラムの入った、ラテンチックな曲は楽しくてよい。歌のお兄さんばりを発揮していた。
■Walter Wolfman Washington / House Of Blues Stage
そろそろ、ファンキーなリズムも飽きはじめたころに、一発「活」をいれられたような気持ちになる。演奏の完成度はすごく高いと思う。ホーンセクション4名の息がぴったり、ドラムはタイトで切れがよい。長年やってるバンドは違うなあ。演奏に隙がなく、見てて感心する。しかし、こうゆうバンドは、一度見たら次もまったく同じような気がして、あまり見なくてよくなってしまうんだよなあ。贅沢なことだWolfmanは、歯でギターソロを弾いていた。
■Robert Walter 20Th Congress / Howlin Wolf $15
Robert Walterは、2000年にかっこよいファンキーなCDを出したキーボーディスト。楽器のセッティングが渋い。Rodes(エレクトリックピアノの定番にペダルワウ)とデジタルのハモンドオルガンにレスリースピーカーである。レスリースピーカーは、他のオルガン弾きもほとんどといって使っているが。Rodesはなかなか使っている人いない。長身で、あごひげを生やして顔もかっこいい、若い女の子が写真をとっていた。ファンも多いことだろう。おっかけのような女性がうっとり見ていた。2年前は、サックスのKarl DensonといっしょのThe Greyboy Allstarsというバンドで、キーボードを弾いていたのは、彼である。(98年のレポート参照。)
ステージの奥にVJのヘンテコな模様がスクリーンに映し出されて、かっこよい雰囲気が出ている。ようやくニューオリンズにもおしゃれな感じになっていたのか?と思う。CDでは、Stanton Mooreがドラムを叩いているが、ライブでは、別人が叩く。それが、Stanonそっくりのめがねをかけて、叩き方も似ている。サックス兼フルート、ベース、パーカッションの5人で、ギターがいない。いやギターはいらない。この構成がかっこよい。パーカッションは、おかずの音をかっこよく入れ。ドラムは、タイトにグルーブをキープする。
途中、怪しいにおいが部屋中充満して、ステージ下の観客の広いスペースが異様なウネリを描いている。会場全体が大きなウネリを描いて、どっぷり宇宙空間に飛んでいってしまいそうなくらいだ。かなり、興奮するくらいすっごいグルーブのバンドである。アンコールにも2回答えてくれて、観客盛りあがりは、すごいものがあったことを証明する。CDの通りのすごいバンドができてしまった。ハードなGalactisとは違った、正統派のファンキーグルーブが生まれた感がする。今後に期待。いつの時代も新しい音楽とは、若い連中の情熱からくるものだろう。The Metersの時もそうだったように、Robert Walterも新しく斬新で刺激的な音楽を作っていってもらいたいものだ。
5/04
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5/06