4/29(第一週目、日曜日)
 日曜日ってあまり観客の数が多くないなあ。本日は、Cannal Streetの中華屋でお持ち帰りしたえびヌードルを会場に持ちこんで、ステージ下で食べる。

 フェス会場への入り口は、何箇所かある。でも、その入り口によって持ち物検査の厳しさが違うので、気をつけましょう。3日目にしてまだ、寝る時間が例年よりも早いからか、体力があるぞ、めずらしい。今日は、Acura Stageステージにずっといるつもりなので、炎天下のを下耐えることができるか?

White Eagles Mardigras Indianas / Acura Stage
 インディアンものが好きな私にとって、打楽器だけのWhite Eagles Mardigras Indianasも見逃せない。朝早く起きた。たいこがドンドンなる中で、「マレー、クリファヨォー」は、ぞくぞくするんだよなー。気合が入っている時なんかは、「マレ、マレ、マレ、マレ・・・」と繰り返しているぞ。この一番大きなステージAcura Stageでみるインディアン衣装は、よろしいねえ。この大きさでもステージが小さく見える。Two Way Pocky Way

Ritomo Caribino / Acura Stage
 サルサ、メレンゲ、レゲエとカリブ海のラテン音楽って本当に楽しい。会場でもスペイン語っぽい言葉が飛び交い、踊りまくっている。男性2人のボーカルは、息の合ったへんてこなダンス。色っぽいダンスのお姉さんは、おへそを出して、くねくね腰が動いている。他の人間より、関節の数が多いようだ。このお姉さんが、とっても日本人っぽい顔つきをしているので、すっごく親近感をおぼえる。小さな子供でも楽しめる音楽なのに、なぜ、どの曲もエッチっぽいんでしょう。

Juice / House Of Blues Stage
 メンバーは変わっていない若者バンドで、昨年よりも客が増えているぞ。CDの売れ行きがよいのか?日本でも、おいている店が多いし、大々的に宣伝しているんでしょうか?演奏している曲も昨年と同じだったが、確実にうまくなっている。他のファンクバンドと違うところを出さないと、同じようなバンドで埋もれてしまうぞー。この手のファンクバンドでハーモニカがいるのってめずらしいかもね。

Irma Thamas / Acura Stage
 4年前からやる曲が変わっていないような気がする。いや、それ以上前から変わってないんでしょう。バックの演奏もばっちり息が合っていて、安心して聴ける。さすが、Soul Of Queen。その中でもセカンドラインメドレーは定番で、ライブ版のCDにも収録されているし、一番楽しい。思わずまた出たなーと思うが、ハンカチを持って踊ってしまう。その楽しさといったら、すごい。黄色い妊婦服のような衣装が印象的だった。

 次のステージまでの時間、思いっきり寝た。場所取りのためにさんざん寝転がって次のバンドを待っていたら、とてつもなく日焼けをしてしまった。夢野カブさんが、Lion's Den(Irma Thamasが経営するライブハウス)に行ったと聞いた。相変わらず、お誕生会のようなアットホームライブが行われているようである。Red Beansの無料サービスも健在だそうだ。

Dr.John / Acura Stage
 Iko Iko、 In The Light Place、Duke Elintonの曲、Such A Night、Tipitinasと、好きな曲オンパレードでうれしい。Duke Elintonの曲では、オルガンまで弾いてくれた。トランペットには、Chary Miller。しかし、ちょっと元気がなかったのか、杖をもって踊ってくれなかったし、スケジュールの時間の10分前で終わってしまった。また、レニークラビッツもどきのギターがソロで、我がもの顔で楽しんでいた。

Van Morrison / Acura Stage
 Dr.Johnが終わったというのに、会場から人が出て行くより、狭い隙間をぬって観客が次から次へと入ってくる。もう足のふみ間もないくらいになってきた。すっごい人気ですなあ、ジャズフェスに登場するのは1996年以来5年ぶりである。なかなかライブをやらないので、アメリカ人にとってもめずらしいのでしょう。みな血眼になって場所を確保している。

 一曲目からサックスで登場、その後、彼の重々しく、渋い涙腺を刺激するお涙頂戴の哀愁漂う曲になる。終始、白いハットとサングラスははずさない。風でその帽子が飛びそうになって、慌てて直していた。帽子の中に見てはいけないものがあった。演歌歌手のように、気持ちよさそうに歌いハーモニカを吹く。ホーンセクションの4名は楽譜を見ながら完璧な演奏で、ソロまで楽譜に書いてありそうだ。完璧主義者の前で、バックの演奏も緊張しているように感じた。大物らしく、曲が終わる前にステージを後にしていった。さすが大物、貫禄十分だった。

 飛行機嫌いの彼は、日本には来てくれないでしょう。おまけに、あごが2段になるくらいずいぶん太っているので、アイルランド人でありながら、アメリカ人になってしまっている。若いころの彼も見たかったものだ。

 ビーグル・ボブに遭遇。記念写真を撮ってしまった。また、やってしまった。いつもながら、派手なスーツ。あららぁ。


Marmaid Lounge $10
 Leeサークルの近所にある人魚のマーメイドをイメージしたライブハウスは、蚊が多いので注意しましょう。受付といっても、店の入り口の外にテーブルを出しているだけのものであり、受付の兄ちゃんに何時に始まるの?と聞くと10:30か10:45だという。やはりニューオリンズ時間だ、ステージにはまったく何もセッティングされていない。結局始まりは、11:30だった。

Glyn Styler / Marmaid Lounge
 変拍子、カリビアン、アフリカンビート、ファンクとなんでもありのよくわからんバンド。複雑な変拍子の曲なのに、練習をちゃんと行っているバンドなのでしょう、すごく息の合った演奏である。ニューオリンズのバンドではない。ニューオリンズのバンドだとこんな複雑な構成の曲をやろうと思うのだろうか?もっと、だらだらな曲・バンドが多いので、すっごく新鮮だ。各パートのテクニックは相当なもので、感心した。しかし、変拍子で踊るのは辛く、観客はぎこちなく踊っていた。

All That Big Band / Marmaid Lounge
 Black Botom Brass Bandのトランペット、ミッチー氏が参加していた。会場にいたヒロナリ氏情報。キーボードDJ Davis以外は、メンバーは確定していなく、ベースにスーザフォンのKirk Josefやギターにヒロナリ氏が参加することもあるそうだ。

 今回は、サックスに女の子レベッカ、ベース、ドラム、ギターの6名。あらためて思うが、曲がよい、DJ Davisの才能を感じるなあ。彼は、ニューオリンズの音楽界に常に新しい発想を送り込んでいるのだと思う。ラップとスーザホンを組み合わせて、ルーズなファンクをやってるのが「粋」である。キーボードとボーカル(ラップっぽい)もよい。今回、ベースがスーザフォンでないのがとっても残念だ。ぜひとも、ファーストアルバムのような(ドラム=Stanton Moore、ギター=Royal Fingerbowlのアレックス、ベース=Kirk Josef)固定のメンバーにしてくれーー。絶対、ニューオリンズ音楽が、もっと盛り上がること間違いなし!!

Royal Fingerbowl / Marmaid Lounge
 「ストレイキャッツとトム・ウェイツを足してファンキーにした」ようなバンドである。詳しく言うと、ストレイキャッツからチャキチャキ度を抜いたギター兼ボーカルのアレックス。そして、時々声がトム・ウェイツになる感じ。ゆるいニューオリンズ音楽のなかで、彼のような激しいく歌いながら、ギターをかき乱す人はあまりいないでしょう。そのテンションの高くなった時の彼は、かっこよい。ベースにスーザフォンの時もあるそうで、その音が聞けなかったのは残念だ。

 今回は、ウッドベースのみだった。2時前くらいにはじまったであろうか、終わったのは3時20分くらいだった。もうそのころには、客が10名程度しかいなかった。そりゃ、こんな遅かったら、帰るちゅーの。ボーカル兼ギターのアレックスは、Leeサークル、Marmaid Loungeの近くにあるCircle Barでアルバイトしているそうだ。みなさん行ってみよう。

 このライブの最中、酔っ払っているDJ Davisがアレックスに向って、ケーキ?のようなものを差し出して「食べる?」とかなんとか、いっている。いいのかなあ、演奏中なのに、まったくどうなってるの?あまりにもアバウト過ぎるライブ環境。ミュージシャンの素顔が見れるのも面白いくらいこじんまりした、アットホームなライブハウスだこと。

 会場で前述したヒロナリ氏、夢野カブ氏と遭遇。

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