- パナマでの楽しみ -
作者が赴任したパナマの魅力を求めて
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運河と海で遊べ!
パナマ滞在での楽しみかた

これは作者や知人の滞在者がパナマで楽しんでいることを元に書かれたものです。


 パナマ人独特の週末や休暇の楽しみ方は田舎のフィエスタに行ってビールを飲んで踊りまくるか、または海辺の別荘か山小屋でなにもしないでハンモックでごろごろと寝過ごすのが一般なようです。 われわれ日本人や外国人のパナマに滞在する人の娯楽やリクレーションについては、アメリカ人の娯楽設備が揃っており、日本人にも人気のあるゴルフなどはゴルフクラブやカントリークラブが数カ所あり楽しめるようです。また日本人会のゴルフ愛好会が定期的にコンペなどを企画しているようですし、またテニスクラブなどもパナマ市内には数カ所あり、手ごろなスポーツとなっています。

 しかし「郷に入れば郷に従え」と言われるように、その国その地域ごとの暮らし方、楽しみ方があるもので、これにうまく合せて自分の楽しみとすることができた時に、その任国に対する愛着も着いてくるようになり、効果的な仕事もできるようになるというものではないでしょうか。 せっかくパナマという珍しい国にこれたのですからパナマならではのリクレーションも楽しんでみてはどうでしょう。



パナマ運河での釣り

 パナマ運河を建設したアメリカ人は、世界でも有数な規模の運河の人造湖を見て「これは船を浮かべるだけではモッタイナイ」と思ったのか、逞しい淡水魚のバスを放流し、定着させることに成功しました。(そんなことを思うのは作者くらいだろうって?)
パナマ運河のガツン湖には40kg位になるロバロ(草魚みたいな)や、50-60kgにもなるタルポン(太刀魚みたいな)などの大物もいますが、それらは玄人でもそう簡単にはお目にかかれるものではないので、やはりバス釣りが運河釣りの代名詞になっているようです。

フィエスタ好きなパナマのバス
 バスといえば日本ではブラックバスが一般ですが、パナマ運河のバスは、ピーコックバスの一種で、アマゾン川を原産地とし、「ツクナレ」とか「トクナレ」と呼ばれる大変獰猛な魚です。中南米からアメリカのフロリダまで生息し、ハワイにつれてこられるとたちまち他の魚を食い荒らして縄張りをはってしまったラテンアメリカのファイターのような魚です。アマゾンのスターとなるくらいなので、生命力が強く、自分の口に入るものだったらなんでもガブット食らい付く大変どう猛な魚です。そして一度かかったらもの凄い勢いで暴れまくるので、竿が折れてしまうのではと心配させられるファイターです。 このバス釣りは一度味を覚えると(魚の味は淡白でたいしたことはないが)と博打うちのようにはまってしまう魚です。

 日本の渓流釣りしか知らなかった私は、ポイントには音を立てずに静かに近付いて、よく吟味された新鮮な餌か、精巧に作られた毛ばりを本当の虫が水に浮かんでるように「そっと」入れることが基本的ルールだと長年思っていました。 しかしパナマ運河のバス釣りに始めてつれていかれた時に、船頭が船から水面を竿でばしゃばしゃ叩き、「おらおら、飯の時間だよ」とか騒いでいるのを見てびっくりしました。そして黄色や赤のカラフルなキラキラと目立つスプーン(金属製の疑似餌)をつけて適当な方にドボンと投げてはガラガラと引っ張りまわしている訳ですが、そうしているとバスたちが集まってきて、入れ食い状態 (釣り糸をたらすと途端に魚が掛かってくる状態)になったので、私はカルチャーショックを受けてしまいました。 さすが、パナマでは魚も賑やかなフィエスタが好きなんだなと私は悟った次第です。

パナマ運河でのバス釣りの秘けつ

バス釣りでもポイントや天気、季節によって当たり外れが激しく、予備知識のない人が勝手にいってみても全然釣れません。いいポイントに行くためにはモーターボートで運河を10-15km位走り回る必要がありますし、地元の船頭にいいポイントに連れていったらチップを弾む約束をして、コーラや握り飯をごちそうして御機嫌をとらないと本当にいいポイントは教えてくれません。 針や糸の結び方、そして仕掛けの作り方は基本的知識ですが、パナマの地元の釣り方法手順にちょっとした奥義とエチケットを知り、守ることによって始めて魚にモテル浦島太郎状態(そんな表現は誰が作ったかって?)を体験することができるのです。 因に私は釣りにいって空振りをして帰ったことはありません。 8割は持ち帰るのが大変なくらいの大漁です。 もし私の弟子になりたい方がおられたらメールをください。 (パナマ運河バス釣り仲間募集)




海釣り

 パナマが恵まれている二つの大洋に挟まれた利点を最大限にいかすことは海釣りではないでしょうか、南米の内陸国パラグアイで育った私にはもったない気持ちで海を楽しんでいます。 4年前、私の仕事で地方に教育施設をつくることに取り掛かった時、よろこんでサンタクララという海辺の村に引っ越しました。 1年の間だけでしたが、毎朝海から日が上るのを眺めて一日が始まり、家の前でやっている地引網でとれた新鮮な魚の刺身を朝御飯にして仕事に出かける毎日はほんとに涙がでるくらい幸せでした。(残念ながら私の家族は生魚がきらい)その後パナマ市内に移ってからも、ベラグア県で職場のパナマ人同僚とカツオ釣りをしたり、アスエロ半島で専門家仲間とマグロ釣りにもトライし、マグロはつれなかったけれど鳥山(イワシの群れを見つけた大きな魚たちと海鳥たちが集まってフィエスタをやっていること)を追い掛けてブリの入れ喰い状態を体験しました。

カジキ釣り

 パナマは世界有数のブルーマリーン釣りのポイントを持つところとして知られており、大平洋に面したパナマ湾内では毎年、かじき、ブルーマリーン、マグロなどをターゲットとした国際トローリングフィッシング大会が行われています。 知られた釣り場はコンタドーラ島の周りとダリエンのJAQUEの沖のバイア・ピーニャ、そしてベラグア県のコイバ島などが有名です。
 トローリング釣りでは、参考までのコースとして世界的に有名なポイントのバイーア・ピーニャの場合は、釣り道具一式付の船のチャーター代が1日475ドル(6:30am.-3:30p.m.)、半日275ドル(6:30a.m.-11:00 a.m.)で、大人4人+子供2人まで乗船可能です。 ここまでのパナマ市からの飛行機運賃は大人往復84ドル、5歳児まで半額で、宿はPinas Bay Resortsという洒落たリゾートホテルが3食込みで大人140ドル、子供12才までが60ドル、16才までが90ドルとなっており、釣りのためには最低2泊は必要です。
 残念ながら作者はいつもあこがれのまなざしで遠い大平洋を眺めていますが(いつかいくからな待っていなさい、ブルーマリーンよ)お金が結構かかるので残念ながらまだトライしたことはありません。(一緒に船を借りられる仲間を募集中)



ダイビング

 大平洋と大西洋に挟まれたパナマは両方の海の珊瑚礁を楽しむことができるポイントを沢山もっています。 英語かスペイン語で講習を受けられる自信がある人ならパナマでスキューバダイビングの講習を受けてみるのもいい機会かもしれません。 週末を利用した3日コースで基本的な指導とあとは海に行って実地訓練を受けて資格がもらえます。

シュノーケリング
 もし、言葉に自信がないとか、タンクを背負って潜るのは恐いという人には、簡単で資格のいらないシュノーケリングがお薦めです。 簡単に説明すると水めがねとホースみたいなシュノーケル使ってで海面下で息をしながら魚の心境になれる(私の場合は鯨、人によってはウミガメ)素晴らしい遊びです。 私はスキューバダイビングのライセンスも持っていますが、パナマではシュノーケリングでも十分楽めるのでこれにはまっています。 

シュノーケリングを楽しめるポイントは、ポルトベロ、イスラ・グランデ、サンブラス、ボカス・デルトロ、コイバ島、コンタドーラ島などが有名ですが、それ以外にも私は多くのポイントを見つけることができました。(これは私に日本の本場の生ラーメンをお土産に遊びにきてくれる人のためにとっている極秘のポイントです) しかし、ポルトベロはパナマから車で簡単にいける手軽なおすすめ場所です。 もしやってみたい方がおられたらE-Mailください、アドバイスします。




パナマの伝統手芸「モラ」の世界の探索

 パナマの先住民クナ族の手芸「モラ」は世界的に有名ですが、このモラにはパナマの豊かな自然、原住民の生活や伝統文化、そして彼等の繊細な美感覚やオリジナルな表現形態などを見つけることができます。 私はパナマにいる時は人に買ってあげたり、お店を案内したり、特注で作らせたりしましたが、自分には買わなかったのでパナマを出てから非常に残念がっています。 こんどモラを仕入れにパナマに出かけようと思っているくらいです。 そしたらなんと、パナマでモラ名人に伝統手芸の奥義をならっている方々がいるということをたった先程しりました。 このモラにはまってWEBサイトまで作ってしまった吉田さんの 「ひらけーのモラ通信」を覗かれることをお薦めします。 因にこの右の写真は吉田さんの作品で、下は吉田さんが見つけたクナ族名人のモラの作品だそうです。



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