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カーボベルデでの生活

 独立記念日ミリタリーパレード




 アフリカ諸国の多くがイギリスやフランスから独立し、多くの犠牲や失敗を重ねながら独自の国家を築いている間に、カーボベルデ、ギニア・ビサウ、アンゴラ、モザンビーク、サントメ・プリンシペなどのポルトガル植民地は、まだ強いポルトガルの支配下にあったが、多くの独立運動家たちによる地下活動が実り、これらの5カ国も1975年に独立を成し遂げた。カーボベルデの独立はこの年の7月5日であった。

 そして2005年の7月5日に、カーボベルデは独立30周年目を迎えた。しかし、産業も就労口もほとんどないこの国の強い労働力はみな海外に出稼ぎにでてしまっているため、こころなしか元気がない。 いや、実際は平和な環境からでるのんびりした雰囲気なのかもしれない。 景気が悪いのは独立する以前の30年前からで、ここの人たちはそれには慣れている。それよりもここに残っている人たちは、もうなにもあせらない、騒がない、争わない、無理をしない社会を築きあげてきた。 急ぐ人はいたずらに寿命を縮めるだけだ。ここではここなりの時間が流れ、自然と運に逆らわない開き直った性格をもった新しい種族が育っていた。  




7月5日の独立30周年記念行事としてまず、この国の独立運動の指導者だったアミルカル・カブラルの銅像への献花がおこなわれた。カブラルは、人生の全てをギニアビサウとカーボベルデの独立運動に捧げて最後には暗殺された。この国の人間にとっては救世主のような存在だった。




 この国の人には時間はすべて成り行きの結果だろう。朝の11時30分にパレードが行われるということで行ってみたら散歩のオバサンやオジサンがちらほらでその気配なし。 テレビカメラを据えつけているやつにパレードの時間を聞いたら、どうも3時になったとのこと。 3時に出直したら3時半に人が集まってきた。そして大統領が現れたのが4時。それからパレードがボチボチと始まった。




 4時過ぎに大統領が現れた。(いや〜、日本人の私にはうんざりするほど待たされてこりごり。しかしこちらの人たちはけっこうたのしそうにお祭り気分を味わっていた。




 そしていよいよ、ミリタリーパレードが始まった。といっても戦車がでてくるわけでもない、もっぱら足並みがうまく揃わない歩兵隊の行進だ。(これだったら、軍隊のないパナマでは女学生のきれいどころを揃えた行進で市民を喜ばせていたがあっちのほうが平和でいいのではないの。)飛行機も偵察機が一機だけ行ったり来たりして爆音を響かせていた。




 一応、軍隊は陸海空とあるらしいがどうもこの国を守るような必要性がないのじゃないか。(そんなこといったらこの国でおおきな顔できんて?)
 



 ミリタリーバンドはまあまあ。(えらそうに言うおまえはできるのかって?...エッヘン、実は私は大学時代4年間ブラスバンドでラッパを吹いてました。「ホラ」 じゃないかって?「フレンチホルン」です。)
 



 軍隊の次にはボーイスカウトやガールスカウトの行進もあり。
 



 そして小学校、中学校の鼓笛隊まで行進していた。
 



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