非核三原則見直し発言に
抗議しよう
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  こんな動きもあります ―非核三原則を法律にするよう求める動き
 NEW! Updated 7/9/2002! NEW!

 

  最近、政府や与党から、憲法第9条や非核三原則を勝手に歪曲する発言が続いています。それが失言にせよ、意図的なものにせよ、放っておけばいつのまにかそういう説に慣れ、世論の軸が、少しずつずれていってしまう気がします。ちょっとめんどうでも、「それは違うよ」と形にしてしっかり抗議しませんか。問題の発言をした人が、社会のみんなが、また自分自身が、もう一度原点に立ち返るために。

  すこし時間はたってしまいましたが、いまさらといわずに行動してください。まだ撤回も謝罪もきかれません。このままなし崩しにしないためには、時がたっても忘れずに、問題にし続ける人の存在が大切です。私たちはこれを受け入れたわけではないんだと知らせ続けることは、意味があるのではないでしょうか。

適当にアレンジしてお使い下さい。
メールの場合; この文例の使い方参考
送信にあたっては、思わずメールを開けたくなるようなオリジナリティのあるタイトル(件名)を付けてみてください。また、メールを開けて最初に目に付く部分(冒頭)がとても重要です。皆さん自身の心からのひとことをぜひ入れて下さい。既成の文面だけだと、あまり重要に思ってもらえないようです。

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内閣官房長官 福田康夫 様

非核三原則見直し発言に抗議し、有事法制の廃案をもとめる意見書

   あなたは、5月30日の記者会見において、「非核三原則は、国際情勢が変化 したり、国民世論が変化したり、国民世論が核をもつべきだとなれば、変わることがあるかもしれない」「核兵器は理屈から言って持てる」「政策判断として持 つのはやめるというのが非核三原則」という発言をしました。

 政策判断というのは、現時点での政治上の判断ということでしょうか。非核三 原則は、本当にそのようなものだったのでしょうか。

 1971年衆議院で非核三原則を決議したときの提案説明は、政府の政策表明 に加え、衆議院としての決議とし、「非核三原則を有効なもの」にし、「国民の総意として内外に鮮明にすることは、極めて大きな意義がある」としました。当 時の佐藤栄作首相から現在にいたるまで、政府首脳はこれを「不変の原則」として堅持してきました。

 あなたの発言は、このように国是である非核三原則を政権の立場からひっくり返し、日本に対する国際的信頼を著しく傷つけるものでした。さらに、批判に対 して行った釈明では、「現内閣においては、非核三原則の変更や見直しを考え、あるいは今後の課題として検討していることは全くない」と発言していますが、 「現内閣においては」という限定条件をつけることがすでに、将来への見直しの布石ととらえられるでしょう。

 このようなたび重なる発言からは、あなたが、非核三原則が「国是」=「不変の原則」であることをまったく理解していないのではないかと思わざるを得ませ ん。同時に、核兵器により残虐な経験をした人類史上最初の国の政府首脳の言葉としてはあまりにも思慮に欠けています。これは核兵器廃絶を世界に訴え続けて いる国民の願いに逆行するものです。国民にとって核兵器は持てるとかどうかという問題でなく、地球上から完全になくすべきものなのです。

 21世紀に入ってから核兵器廃絶は、国連総会での決議を含め、いよいよ国際社会の緊急課題になっています。被爆国の政府であればこの世界の流れの先頭に たって、世界から核兵器をなくす運動を真っ先に進めていかなければならないはずです。

  私は、今回の発言に対し、強く抗議をするとともに、発言の撤回と謝罪を求め ます。またこのような発言が出てくる背景となった有事法制法案に対しても、廃案をここに強く要求します。

                  2002年  月  日
                    住所(都道府県)
                    氏名


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下の空いているスペースに皆さんの手書きのコメントをいれて下さい。既成の文面だけだと、あまり重要に思ってもらえないようです。心からのひとことをお願いします。


● 福田康夫内閣官房長官
    ハガキなどの送付先 福田康夫 国会事務所 〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館611号室(Tel 03-3508-7181
    メールの送付先[email protected]
    ファックスの送付先福田康夫 国会事務所 Fax 03-3508-3611
 
内閣官房副長官という立場にありながら、やはり、大学で非核三原則を揺るがす内容の
    講義をした阿部晋三内閣官房副長官にも抗議しましょう。
    ハガキなどの送付先 安倍晋三 国会事務所 〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館602号室(Tel 03-3581-5111 内線5602
    メールの送付先[email protected]
 
「あれはどうってことない」 とやはり非核三原則を軽んじている小泉首相にも
     メールの送付先首相官邸 [ご意見募集] メールフォーム
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
 
自民党にも
    メールの送付先自民党HP 「自民党に物申す!」 メールフォーム
http://www.jimin.jp/jimin/fl/n_post.html
あるいは 自民党代表アドレスへ [email protected]
 
兵庫県高等学校教職員組合 http://www.hyogo-kokyoso.com/のページでは 個人情報を
    知らせずに、安心して抗議メールが送れるメールフォームを用意してくれています;
    有事法制 反対 抗議・要請メールフォーム
    http://www.hyogo-kokyoso.com/tokushu/yuji/webmail.shtml
このメールフォームでメールを送った場合、差出人が、[email protected] となり、さらにメールの本文のなかに、「このメールは、兵庫県高等学校教職員組合のホームページから投稿されたものです。」という文章が入ります。ご了解の上ご利用下さい。

「衆議院決算行政監視委員会 ・ 行政に関する苦情受付窓口」
    http://www.geocities.com/ceasefire_anet/misc/kujo_shugiin.htm
    に苦情を送るのもいいでしょう

いろんな方法で、「わたしたちは、平和への誓いへのこうした侮辱を許さない」ということを伝えて行きましょう。

※非核三原則がいつのまにかねじ曲げられることのないように、法律にしてしまおうという
    考えもあります。 法制化を求める動きはこちら

 

この意見書は、有事法制反対長野県連絡会の意見書をもとに作成しました。
ご協力ありがとうございました。
有事法制反対長野県連絡会のHPは
http://www.avis.ne.jp/~q-miya/no-yuji/top.htm  です。


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