良い音も時代とともに変わる?
最近ニュースで目にした記事に
18世紀の銘品バイオリンが現代の安価なバイオリンの音に負けた。
というものがありました。
著名バイオリニスト数人を被験者して、目隠しをした状態で、それぞれのバイオリンを弾き比べてもらった結果、ごく安価なバイオリンの方が良い音がすると被験者全員が判断したようなのです。
なんとなくシュールで面白い内容ですが、18世紀のバイオリンは1億円もくだらない代物なので、立場ないだけでなく、いつか価値そのものも問われてしまう時かくるのかもと思うと、本当に良い音とはなんだろう?と考えさせられてしまいます。
PCで音楽をきく時代となり、アナログの温かみのある音より
デジタルの角のとがった音を耳にするのが普通になった現代人の
耳が変わってきたのではないかと、ふと思いました。
いいと感じるものが結局は、良いのなら、それも時代の流れという一言で
片付く簡単なことなのかもしれません。