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化学反応を起こすには、「活性化エネルギー」の山を越えて行かなくてはならないのですね。
と言う事は、ある程度エネルギーを持っている分子しか反応は起こらない訳です。
(だから水素を燃やす時にも、火を付ける必要があるのですね)
そう考えると、このグラフでは、グラフの赤い部分しか、反応出来ない訳ですね。
では、温度を上げてみましょう。
グラフは右にずれますよね。すると、赤い部分が増えるでしょ?つまり反応出来る分子数が増える、だから反応が起き易くなるんですね。反応速度が上がるとも言えます。
これが温度と反応の、最も基本的な関係です。