熱化学

エネルギーと温度の関係(つづき)


前のページ



化学反応を起こすには、「活性化エネルギー」の山を越えて行かなくてはならないのですね。

と言う事は、ある程度エネルギーを持っている分子しか反応は起こらない訳です。

(だから水素を燃やす時にも、火を付ける必要があるのですね)



そう考えると、このグラフでは、グラフの赤い部分しか、反応出来ない訳ですね。

では、温度を上げてみましょう。




グラフは右にずれますよね。すると、赤い部分が増えるでしょ?つまり反応出来る分子数が増える、だから反応が起き易くなるんですね。反応速度が上がるとも言えます。

これが温度と反応の、最も基本的な関係です。


目次へ熱化学の目次次のページ

Hosted by www.Geocities.ws

 1