| 温度[℃] | 飽和蒸気量[g/m3] |
|---|---|
| 0 | 4.8 |
| 1 | 5.2 |
| 2 | 5.6 |
| 3 | 5.9 |
| 4 | 6.4 |
| 5 | 6.8 |
| 6 | 7.3 |
| 7 | 7.8 |
| 8 | 8.3 |
| 9 | 8.8 |
| 10 | 9.4 |
| 11 | 10.0 |
| 12 | 10.7 |
| 13 | 11.4 |
| 14 | 12.1 |
| 15 | 12.8 |
| 16 | 13.6 |
| 17 | 14.8 |
| 18 | 15.4 |
| 19 | 16.2 |
| 20 | 17.3 |
| 21 | 18.3 |
| 22 | 19.4 |
| 23 | 20.6 |
| 30 | 30.4 |
さて話を戻しまして、コップの中に漂う水蒸気に関して考えてみましょう。
(温度で決まる)ある程度の量の水が、水蒸気としてコップの中にある訳です。中学理科では、その水蒸気を質量「g」で表現しましたよね。その時の表を、左側に書いてみました。
で、それはそれでいっこうに構わないんですが、「水蒸気の質量」って、あまり実用的ではないのではないでしょうか?確かに水蒸気にも質量がありますが、非常に小さいし、何より計測し難いです。
では、質量ではなく、もう少し実用的な量で表せないでしょうか?
そこで登場するのが「蒸気圧」です。
「水蒸気」ってのは、早い話が「気体の水」です。気体ですから「気体の状態方程式PV=nRT」が使えますよね。
ならば、気体なんだから「気圧」で飽和量を表せますよね?
それに気圧なら、実際に気圧計でも測れて実用的です。(その外にいろいろメリットがあるのですがね)
| 温度[℃] | 蒸気圧[mmHg] |
|---|---|
| 0 | 4.580 |
| 10 | 9.206 |
| 20 | 17.54 |
| 30 | 31.83 |
| 40 | 55.36 |
| 50 | 92.60 |
| 60 | 149.5 |
| 70 | 233.9 |
| 80 | 355.4 |
| 90 | 526.0 |
| 100 | 760.0 |
左側に、気圧(mmHg単位)で表現した「飽和蒸気量」を書いてみました。「量」とは言っても、「圧力」単位ですから、「飽和蒸気圧」と言う方が望ましいかもしれませんね。一般に大学入試化学では、単に「水の蒸気圧」と呼んでいますが、これの事です。
理屈は以上です。
次は「入試問題ではどういう形で扱われるか」を考えてみましょう。