以下クワトロさんの説明を引用させて頂きます。
----- 以下引用 -----
最近ポケベルなどはみんなこの空気電池になってきましたね。
セットして、カバーをめくるだけでOK。
この電池の原理なのですが、
マンガン電池などは正極にMnO2などの酸化剤を使って、
この還元反応を利用しています
この部分を空気中の酸素を炭素の正極に吸着させ、
正極で反応させると空気電池となります。
この利点は、マンガン電池はMnO2と亜鉛と電極など一杯詰まっているのですが
空気電池は、MnO2が空気になるのでその分亜鉛が増やせる。
よって電圧は低いが、大きさの割に長持ちします。
反応式は
Zn+2NH4Cl+1/2O2→Zn(NH3)2Cl2+H2O
電解液はNH4ClかNaOHの水溶液でおこなっています
ちなみに正極の反応は
O2+2H2O+4e-→4OH-
電池の自作の作り方は、いろいろあります。
負極活物質をZnでなくAlにかえ(アルミホイルでいいです)
活性炭などを正極の酸素吸着に利用します。
例
フィルムケースの内側にアルミホイルを
その内側に炭素棒を中心において活性炭をしきつめます。
ポイントは、活性炭をぎゅうぎゅう詰めくらいに入れること
ぎゅうぎゅうにつめた活性炭に電解液(食塩水でもよい)をかける。
同じ物でアルミ缶を利用したのもありました。
一番簡単のは備長炭の電池。
これは、備長炭に食塩水を湿らしたクッキングペーパーを巻く。
さらにその上にアルミを巻くだけ。
備長炭をアルミに導線を当てればちゃんと電池になっています。
(但し微電流です)