漫画家、森薫作品の魅力

森薫先生の描く漫画の魅力はなんといってもその書き込みの凄まじさです。
現在連載中の「乙嫁語り」は登場人物たちの着ている民族衣装はもちろん、
絨毯の柄まで細かく書き込まれていて、
森先生のこの作品に対する気合いを感じます。
とあるインタビューでは、背景もアシスタントに頼らず自分で書いている上、
トーンの貼りや削りも難しい所は自分でやるんだとか。
そんなに頑張られると、ファンとしては連載中に倒れないか心配になります。

そして森作品のもう一つの魅力は、
随所に見られる作者のマニアックなこだわりです。
(エマの照れ症、メガネ、メイド等々。)
森作品で、代表作といえば「エマ」ですが、
そのエマのあとがきで、
・何でエマはやたら照れるの?
・エマのメガネ外すシーンでやたらページ使っているのは何故?
などの質問に対して、
「そこがいいんです!」
と元気よく答える森先生。
雑誌の編集長から「変わった姉ちゃんだ」と評されるのも納得です。

最近、短篇集も発売されて、さっそく読んでみたんですが、
森先生の魅力が詰まってて、ますます森先生と作品が好きになりました。

皆さんも一度、森薫先生の作品を手にとって、
その魅力を味わってみては如何ですか?

This article was updated on May 25, 2022