むち打ち刑
     

数ヶ月前にKLで日本人エンジニアが婦女暴行で実刑判決を受けた。そのときに被告はRATON刑を言い渡されたという。意味がわからなかったのでHRマネージャーに聞いたところ、RATONとはRattan(籐)の事で、いわゆる「むち打ち刑」を指すらしい。彼は聞きもしないのに、むち打ち刑の凄惨さを詳しく説明してくれた。

そして今日、「むち打ち刑の展示をやっているので一緒に見に行こう。」と強引にSPプラザに連れて行かれた。SPプラザはスンガイペタニにあるショッピングコンプレックスだが、ポリスをはじめ役所も多く入居している。今回の展示は犯罪防止キャンペーンと受刑囚の展示作品販売が目的のようだ。むち打ち刑の一部始終がパネル展示されていたので、HRマネージャーの解説付きで下に紹介する。

 


@極刑に耐えられる健康状態かどうか、入念にメディカルチェックがなされる。  

Dお尻以外にヒットしないようにクッションでカバーする。意識を失っても尚メディカルチェックを受けながら、むち打ち刑は続く。


A刑場に連行される受刑者。順番を待っている間むちの音が受刑者の恐怖心をあおり、この段階で泣き叫んだり、失禁するもの多数。  

Eむちうち刑10回に耐えられる受刑者はいないと言う。みな激痛で失神し担架で運ばれ治療を受ける。


B全裸になり脚立のようなものに縛られ、目隠しをされる。鞭はラタン(藤)で出来た良くしなる棒である。  

Fむちうち10回受けた直後の受刑者のお尻。刑執行人は熟練したむち打ち職人(?)でわずかな間隔をおいて正確にむち打つ。


C「ビシッ!」っと一発目がヒット。この段階でほとんどの受刑者は失禁し、2回目で失神する。見よ!執行人の腰の入った豪快なスイング。  

Gやがて内出血が始まり、腫れ上がる。一ヶ月は歩くことはおろか、座ることもできないと言う。悲惨である。
 
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