地元情報は The Star で
 

マレーシアで生活する日本人にとって地元情報確保は重要である。「クアラルンプールに暮らす/JETRO」や「ハローマレーシア/CROWN」、そして日本語新聞「日馬プレス」「パノーラ」等は貴重な情報源である。ただし専らKL情報中心である。ペナンでは日本人会広報誌「かわんばる」や中長期滞在者用の「ペナン生活ガイド」があるが、最新情報入手は容易ではない。

最も強力な情報源はローカルの友人であろう。会社スタッフ、アマさん、英語の先生、アパートのオーナー、等は皆フレンドリーですぐ仲良くなる。次いで日本人同士の口コミ情報、とりわけ奥様方の情報ネットワークは強力である。そしてインターネットのWEB-SITEBBS、メーリングリスト、等だろうか。これらは裏情報が入手できる一方、出所不明で信頼性に欠ける面もある。

確実な情報源としては地元紙であろう。ただしマレー語、華語紙は全く解らないし、「New Strait Times」の英語は私には少し難しい。そこで私は「The Star」を見ている(←読んでいるのではない)。ペナンのローカルニュースはもちろん、広告なども結構面白い。時には興味をひく特集記事もあり、その一部は当WEB-SITEで紹介したりする。そこで今回はくだけたローカルニュースをIntraasia風に紹介しよう。タイトルは私が勝手に付けたもので、翻訳も正確ではない点はご勘弁頂きたい。

「火災原因トップは放火」 2001116New Strait Times

昨年1年間で1,473件の火災がペナン島で発生した。出火場所としては森林、茂みが463件とダントツである。そして建物221件、自動車108件などでその他は工場、機械、屋台など等である。火災原因トップは放火の343件。次いで電気系統からの出火217件、タバコ77件、台所コンロ75件、そして蚊取り線香21件などである。消防署には合計3,035件のコールがあり上記火災以外に救急車要請が463件、蛇の捕獲依頼、等のスペシャルサービスが1,100件あった。

claytan :火災原因のトップが放火とは・・・・いやはやなんとも物騒なものですね。電気系統からの出火はいかにもマレーシアらしいですね。皆さんもご覧になるでしょう、商店の軒先でのむき出しになった電線の束。あれじゃ漏電があってもおかしくないですね。また禁止されてるはずの野焼きは、未だ白昼堂々とやられてますね。右の写真は半島側バターワースでのハイウェー沿いの野焼きです。)

「バイク盗難とひったくりに御用心」 2002115日 The Star

昨年1年間で5,353件の犯罪がジョージタウンで記録された。中でも引ったくりとオートバイ泥棒の合計で2,784件と際立っている。オートバイ泥棒の犯人はパーツを買えない若者がほとんどで、犯罪シンジケートとは関係ないという。また空き巣狙いが845件発生し、そのうち100件が傷害、6件が殺人事件に発展した。またレイプは29件、強盗が13件発生した。

claytan:オートバイの検問が多いのはこういう事からなのでしょうね?昔から路上での犯罪が多いようで、日本人も少なからず被害にあってるようですね。右の写真はOne stop Midland裏の路上防犯ポスターですが、なるほど引ったくりとバイク盗難の注意を呼びかけてますね。私が犯罪に巻き込まれたのはポリスにRM100カツアゲされた程度ですがね。まあ災いは忘れた頃にやって来るので、お互い気をつけましょう。)

「プラウティクスで高級中華食材盗まれる」 2002115日 The Star

2年程前にプラウティクスで開店したフカヒレ、ツバメの巣、アワビなどの高級中華食材を扱うレストランが空き巣に入られた。被害総額はRM300,000という事だ。犯人は早朝に建物の壁に穴をあけて侵入した。朝6時にジョギングで通りかかった市民が見張り役を目撃し”何をしてるんだ?”と問いかけたが返事が無く、不審に思い警察署に通報した。しかし警察官が出向いた時には犯人は既に逃走した後だった。警察では盗品を買わないように呼びかけている。

claytan:身近な話題なのでついでに紹介しました。現場と警察署が目と鼻の先なのは皆さんもご存知でしょう。盗品を買うななどと呑気な事を言ってるこの警察。頼りになるかならないか、それは皆さんの判断にお任せしましょう。ちなみに香港の福臨門酒家の食材倉庫には時価数億円の在庫があると言います。)

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