「引越しの達人としては」 インドネシアへの赴任日が9月8日(月)に決まった。賃貸契約を8月末日で解除して、赴任一週間前の8月30日(土)に引越しする事にした。さてさて引越し先に荷物が届いてから苦労したくなければ、事前準備が肝心である。
マレーシア赴任の際、日本から持ち込んだ荷物はダンボール10箱程度だった。これが5年間のペナン生活でかなり増えている。そこで引越しの達人としては知り合いを招き、送別ホームパーティー兼ガレージセールを開く事にした。かさばる電気製品や家具、重い雑誌や書籍、そして国外に持ち出せない000を引き取ってもらう為だ。ただし趣旨を忘れて酔っ払って羽目を外すと(←我が家の場合たいがいこのパターン)、翌朝ゴミの山になるのでアルコールはほどほどに。画像処理はプライバシー保護のためであり、彼らは決しては犯罪者ではありません。
「海外引越しはらくらくパックで」
引越しはペナン島内での引っ越しと同様「らくらくパック」である。ただし今回は諸事情によりCROWN LINEではなく。YAMATO TRANSPORT (M) SDN. BHD.にした。引越し当日、朝から日本人女性スタッフ立ち会いの元で作業が始まった。私は有給休暇を取得して、梱包作業に立ち会う事にした。テキパキと指示しないと後で荷物が行方不明となるからだ。ところが現地スタッフ5〜6名がかりであれよあれよと言う間に梱包され、片っ端から搬出されてゆく。密かに処分しようと思っていた000まで梱包されてしまった・・・・。正午過ぎには全ての荷物が搬出され作業完了。
ちなみに今回の引越し荷物は段ボール50箱(7M3)であった。そのうち私の荷物は洋服、書籍、パソコン、ダイビング用具、等の10箱くらいの筈である。残り40箱はいったい誰の物だったのだろうか・・・・。面倒なインボイス等の通関書類も日本人スタッフが全て作成してくれた。
「結局すべて船便に」
これらの荷物は通関を含め航空便で約10日間、船便では約1ヶ月でスラバヤに到着する。ただしインドネシアで引越し荷物を免税通関するには滞在許可(KITAS)と就労許可(IKUTA)が必要がある。そしてこれらの手続きには入国後約1ヶ月かかる。許認可取得前に通関しようものなら、どれだけ袖の下をたかられるか解ったものではない。なんたってインドナシアは世界に名だたる汚職国家である。やむなく当座必要な荷物(スーツケース4本)とゴルフバッグを機内預けとし、残りは全て9月末到着の船便にした。今回の引越しに掛かった費用はDoor to Doorで約RM 4,500であった。
引越し作業が完了し、オーナー立会いによる引き渡し続きは1週間後にローカルスタッフに頼む事にした。約3年間過ごしたアパートに別れを告げ、これから出国までの1週間はホテル(The Northam)暮らしになる。
(2003年8月31日)
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