プラウティクスへ引越し
 

ペナンの日本人の多くはプラウティクス地区に住んでいる。徒歩圏に日本食材店、和食レストラン、ショッピングコンプレクス、市場があり生活に便利な地区である。また日本人学校の通学バス経路であることは家族帯同者にとっては重要である。もっとも有名なのは「ベリサコート」であり、ここに住めば車は必要無いかもしれない。このほかにもタンジュントコンの「ムティアラヴィラ」、ガーニードライブの「ペシアランガーニー」や「スリパンコール」、ヨーク通りの「スリヨーク」が有名である。家賃はRM3,0005,000が相場のようだ。

現在の私の住まいはIsland Parkにある「GreenView」である。ジョージタウン中心部から車で5分くらいの高台にある、高層コンドミニアムである。スンガイペタ二まで毎日65Kmの通勤するため、ペナンブリッジに近いことを優先して選んだのである。世帯数は200以上ありプール、テニスコート、等ファシリティーは充実しており、家賃はRM2,000である。

しかし住人の9割は華人であり、日本人はほんの23世帯しかいない。徒歩圏にはショッピングセンター、商店は一切なく車がないと身動きが取れない。またエレベータ故障が多く、22階まで歩かなくてはならないことがたびたびあった。また私の住む部屋は水漏れ、漏電などトラブルを多く抱え、毎月のようにクレームを出しては工事に来てもらっていた。特にエアコンは配管の手抜き工事で排水が逆流し、エアコンから滴り落ちて来る。当地のコンドミニアムは石のタイルなので滑って大変危険である。

オーナーは日本人それも会社契約なので「そんな簡単には引っ越さないだろう」と多寡をくくって真面目に対応する気は無い。様子を見に来ても「この部屋は最高だ」と自慢して帰るだけである。そんな矢先、女房が濡れた床で足を滑らし顔面と頭を床に強打して、救急車で病院に運ばれて行った。結局大事には至らず1日の入院で住んだが、私は引越しを決意した。

「まずは賃貸契約の解約」
 
現在の住居の契約は基本的に2年間だが、1年経過後は2ヶ月前の通知にて解除可能。3月中旬新居を決定後すみやかに解約通知を電話にて行い、続いてレターを発行する。5月中旬での解除要求は受け入れられず、5月末日の解約となった。 

「それから家探し開始」
 
そこで不動産業者に連絡をとり、「日本人が多く住むプラウティクス地区に近いこと、尚且つグリーンレーンに出やすく通勤に便利なこと、等」を条件にRM3,000以内の予算で引越し先を探してもらう。彼女は赴任直後に監査法人に紹介を受け、現在のアパートを斡旋してくれた人である。10件以上は物件を見たが部屋が狭い、古くて汚い、家具電気製品が充実していない、等で決め手にかける。そんなある日、日系企業の友人から不動産業者の紹介を受けた。彼女はフリーランスのエージェントで日本人好みの物件を多く抱えているやり手ばばあ(お姐さん)である。

彼女が紹介した物件は格別である。Island Hospital近くの小さなコンドミニアムであるが広さ、家具電気製品の充実度は申し分ない。もうひとりの日本人も検討中との事で、下見に行った3月中旬に即決した。ちなみにこの日本人とは女房の友達であり、後ですこしもめた。ペナンは狭い。入居は61日だが、オーナーとの交渉でカギの引渡しは526日(金)に早めてもらう。入居にかかる費用は保証金2か月分、家賃1か月分、仲介手数料半月分、そして電気水道デポジット及びサービス税。合計RM11,914。手付金として1か月分のデポジットを前払い、入居当日までに残りの支払いを済ませる。

「家庭電話及びTM-netの移設手続き」
 
Telecomに最新の請求書(支払済みのもの)を持参し住所変更手続きをする。次回より新居に請求書が届く。ただし未払い電話料の請求書は旧電話番号の住所に届くので注意が必要。保証金、身分証明は不要で、窓口が空いていれば数分で手続きは終わる。新しい電話番号を通知され、2日後にTelekom職員が屋内配線工事工事に来て回線が使用できるようになる。TM-netも電話と同様に最新の請求書を持参し、住所変更手続きをするだけ。メールアドレスやパスワードに変更はなし。

「衛星放送ASTOR移設」
 
毎月届く請求書の裏面に住所変更手続き申請書があるので記入して送付。次回より新居に請求書が届く。アンテナの移設手続きはプラウティクスのASTORオフィスにアレンジしてもらう。引越し当日撤去に来てその日の午後取り付け調整は完了する。費用はRM150。アンテナを撤去する際には配線はそのままにしていくこと。でないとワイヤーをはずした後のくぎ穴を埋めるのに現状復帰工事費用を請求されてしまう。新居にはASTORアンテナはついていたのでそれを使わせてもらい自分のアンテナはオーナーへくれてやる事にした。

「引越し」
 
引越し業者は諸事情により「CROWN」にした。担当はMr,Tan、彼は日本語が出来る。引越しは527日(土)に決定。「らくらくパック」で梱包はすべてやってくれる事になっている。当日は朝10時に作業員が4人来て梱包を始めた。オーナーの所有備品を持ち出さないように、またPC等は適当に梱包されるため立ち会ってしっかり指示する必要がある。12時過ぎには梱包が終わり、ランチも取らずに新居へ移動。搬入開梱が始まったのでマクドナルドのチキンバーガーを差し入れる。5時には作業は終わりダンボールを回収し作業員は帰った。費用は引越し費用RM550、チップRM40、ランチRM20。合計RM610
 

「引渡し手続き」
 
引越しが済んでから賃貸契約書に添付された家具、電気製品の備品リストをチェックして出来る部分のみ現状復帰。531日に不動産業者とオーナー立会いの元で再度備品をチェックした後カギを返却。電気料金及び水道料金の清算はメーターを記録し、請求書が届いた時点でオーナーが立て替え、余ったデポジットが返却される。また最初からあったガスタンクを置いてゆき、予備タンクは新居に移動。後はデポジット(RM3,000+RM500)の返却を待つのみ。

ちなみに現状復帰の費用はASTROの釘穴修復にRM100のみ。それに電気、水道料に加え約2年間未払いの廃水処理料、合計約RM100が差し引かれ、約1ヶ月後に保証金残金が返還された。尚、駐車場のステッカーを返却し、デポジットの返却を受ける予定であったが、オリジナルレシートが無いことを理由に拒否される。

「その他の手続き」
 
日本領事館への在留届住所変更や日本人会への住所変更通知が必要だが、引越しが済んでからのんびりやればいい。また銀行及びクレジットカードは会社契約なので住所変更手続き不要。もし会社役員ならROCForm-49の住所変更をしなくてはならない。

2000527日)

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