| 華人の結婚式 | ||
「お気軽に招待される結婚式」
マレーシアではそれほど親しくなくても気軽に結婚式に招待される。私が勤める会社でも社員から毎月のように招待状を貰う。最初は物珍しさから出席していたが、最近はよほど身近な社員でない限り出席する事は無くなった。とりわけマレーの結婚式はカンポンの自宅まで出向き、昼飯食って帰ってくるだけなので丁重にお断りするようにしている。華人の結婚式も基本的にカラオケ宴会である。それにもうあんな目に遭いたくないし。 「結婚式は普段着で」 1999年2月14日、キカイダーの結婚式は春節休暇真最中に、彼女の地元スンガイペタニの中華料理店で行われた。その帰り際に新郎のKu から「来週は俺の地元でやるから来い。」と声が掛かったのだ。女房は父親が危篤なので帰国しており暇なのでひとり参列する事にした。通常華人の結婚式はこのように最初は花嫁の地元、翌週は花婿の地元で行われることが多い。正確な時間は覚えていないが午後3時頃に始まり、夕刻に終了したことだけは記憶にある。なぜかって?まあそれは先を読んでのお楽しみ。
「飲めや唄えやの大宴会」 ホテルのBall-Roomに入ると、新郎新婦はタキシードとウェディングドレスで控え室に居る。通常は会場入口で招待客に挨拶し招き入れるだけだが、なにやら招待客にお茶を振舞う儀式めいた事をやっている。私は招待客が一段落するのを待って二人にお祝いを言い、アンパオ(紅包/Ang Pau)を直接手渡した。アンパオ袋は春節前に屋台のおばちゃんに貰ったありきたりの赤い封筒であり、中にはRM100入っている。華人は奇数を嫌うのでRM60が相場と言われていたが、彼女は直属の部下なのでいっちょう奮発した(←せこい?)。
「ヤムー、セイッ!!」 帰ろうとする私は 「ちょっと飲んで行きましょうよ。」とWonに呼び止められた。結婚式会場でそのまま二次会を始めると言うのだ。会場には未だウエディングドレスとタキシード姿の新郎新婦、その兄弟親戚達、そしてWonやAngなど数名の悪友達が残った。
午後10時、私は一人ホテルのロビーで目を覚ました。吐き気をこらえ1時間ほど散歩して酔いを覚ました。台湾でも乾杯(カンペイ)合戦に巻き込まれた事があるが、今回の飲生(ヤムセイ)は格別であった。やはりメンバーによるのだろう。「二度と中国人の結婚式二次会なんか出るもんか!」と心に誓い深夜に帰宅した。 (2002年9月5日) |