ラナンキュラスの育て方


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データ / ラナンキュラスの魅力 / 球根選び /
球根の植え方 / 置き場所 / 水遣り /
肥料 / 害虫、害鳥 / 花後の管理 /
応用 / 薬効 / 実際に育てた品種






データ

学名:Ranunculus asiaticus
科名:キンポウゲ科
原産地:中近東、東地中海沿岸
殖やし方:球根
球根植付け時期:秋
開花期:冬〜春
耐寒温度:-12℃

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ラナンキュラスの魅力

同じキンポウゲ科の花なので、アネモネと性質はよく似ています。一つの球根から次々に花が咲いていくので、花を長く楽しめます。十分に養分を与えれば、大きくて豪華な花を咲かせることができます。
その割に球根がとても小さいのが意外。

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球根選び

アネモネ同様、乾燥した状態で売られています。初めて球根をご覧になる方は、こんな小さな球根からあんな豪華が花が咲くのが信じられないかもしれません。やはり、他の球根同様、その中でも比較的大き目のものを選ぶようにしましょう。

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球根の植え方

ラナンキュラスは、発芽点を中心にタコの足が生えたような形をしています。このタコの足が下を向くように植えます(図参照)。

植付け時期は、日本、アメリカの大部分の地域では秋が適当ですが、気温が-18℃を下回る地域では春に植えます。
アネモネ同様、乾燥球根なので前処理をしないでいきなり土の中で給水させると表面にヒビが入って腐ってしまうことがあります。
前処理方法は、アネモネ同様まずバーミキュライトに植え付け、徐々に霧吹きで水を与え、発芽、発根したら土に植えるという方法が.ありますが、私は湿らせたキッチンタオルに包んで、ビニール袋に入れて、発根するまで冷蔵庫に保存したら上手くいきました。
土に植える際には、深さ1〜2cm程度。球根は小さくても、大きく育つので、10cm程度の間隔をおいて植えたほうがよいようです。

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置き場所

日光を好みます。葉が水に濡れると弱ってしまうので、雨の当たらないところが理想的です。

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水遣り

乾燥させないよう注意。花が終わって、葉が黄色くなって枯れてきたら水遣りを中止します。

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肥料

植付け前に元肥を与え、成長中には液肥を与えます。球根を再利用するなら、花がしぼむ頃にお礼肥を与えます。

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害虫、害鳥

何と言っても
アブラムシの大好物!あと、小さな芽はの好物でもあるそうです。それぞれの駆除対策はリンクをご覧ください。

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花後の管理

しぼんだ花はすぐに摘み取ると、次々に新しい花が咲きますます。
球根を土の中に植えっぱなしにして、翌秋また水遣りを開始すると、上手くいけば二世代目が育ちます。また、地上部が枯れた後に球根を掘り起こして、秋までバーミキュライトの中に保存しても構いません。いずれにせよ、二世代目を期待するなら、一世代目のときにしっかり肥料を与えておきましょう。

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応用

ドライフラワーにするときれいです。方法は
こちらをご参照ください。

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薬効

注意:実際に素人判断で薬を作ることは危険ですので、以下の情報はあくまで豆知識としてお読み下さい。
詳細は、
植物の危険性アロマの作用をご参照下さい。

薬用部位:葉
適応:水ぶくれ、気管支炎、慢性皮膚炎、神経痛、リウマチ

ラナンキュラスの汁は、アネモネ同様刺激性が強いので、肌の弱い人が扱うときは手袋をしましょう。細かく刻んだり、乾燥したりすると毒性が弱まるそうです。

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実際に育てた品種

Mix



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