徐怜

 マリアは3パーツからできています。体から作り始め、次にボール、頭部は前日キャスティングしたのをピックアップキルンで再加熱。製作中に全体を同じ温度に焼いてあるとは言え、ガラスの緊張、無垢ガラスのため表面と内側の温度差による歪みの問題でゆっくりとした徐怜が必要です。
 ヌータヤルヴィの工場の大きい徐怜炉は500℃から200℃までは3分かけて1度下がるプログラムです。しかし、学校の徐怜炉にはこのようなプログラムはなく、温度の下がるのが早いです。

 1つ目のマリアの完成は14日11時42分、2個目は15日12時42分。両方とも同じ徐怜炉に入れ、徐怜を始めたのは16日夜8時からです。
 始めは工場の電気技師の助言とおり470℃に。30分後に10度下げたところ、計算よりも温度が下がりすぎて30分後に452℃になりました。そのため3分おきにボタンを押して1度ずつ下げていきました。手動制御で250度まで11時間かけて下げ(17日朝7時まで)、その後スイッチを切って自然に。徐怜が完全に終わったのは17日の17時です。


ボタンを押して温度を下げているところ

目次へ             9、背景作り

Hosted by www.Geocities.ws

1