5/03ジャズフェス最終日〜帰国
ジャズフェス最終日、朝からバーガーキングのでかいハンバーガーを食う。何故かかなりうまい。
よぼよぼのおじいちゃんがリズム&ブルースを聞かせてくれる。それでも、初めは元気良く、立って歌っていたのだが、ライブの終盤に足下がふらふらして、ステージ脇から椅子を出してくれる老婦人(奥さんかな?)がいた。体を気づかって「座りなさいよ。」とばかりに耳元で忠告している。しかし、Tommyおじさんは、「大丈夫だよ!」と言ったかは分からないが、座ろうとしない。なんとも心温まると思っていると、まだまだ、ふらふらしている。客からも「Sit Down!」。MCの間は、座っていたが歌が始まると、立ち上がり歌う。芸のためなら奥さんを泣かすどこかの芸人のような、芸人根性を感じる。
ひさしぶりにこのバンドの名前を聞く。まだ、音が聞けるとは思わなかった。おお、昔聞いたことのある曲ばかりではないか。懐メロ大会である。小林克也のベストヒットUSAを連想させる。ここが、ニューオリンズだといいうことを忘れて、テレビの前にいるような錯覚をおこす。なんとも懐かしい、アメリカンロックである。演奏される曲のほとんどが聞いたことありそうな曲なので、老若男女楽しめる。
キーボードにマイケルマクドナルドが参加しているが、2人のキーボードがいたので、どちらがマイケルさんかわからない。どうやら、左がそうらしい。とにかく、ステージ脇のモニター用のミキサーのでかいこと。なんで?たしかに、ドラム、パーカッション、キーボード2人、ギター3人、ベース、サックスと合計9人もいるから分かる気もするが、セッティングに時間がかかったんじゃないかと心配する。
体力の限界である。ネビルは、すっごい人が多いため、客の固まりの中に入ろうとする元気がなくなっていたので、はしっこのほうで、のんびり聞いていた。なかなか、元気があってよろしい。毎年、Neville Brothersは、最終日のレイバンステージの”とり”を勤めるらしく、地元を代表するバンドなのであろう。アンコールも含めて、予定終了時間7時を30分近くオーバーして、盛り上がったみたいだ。アートネビルの衣裳がどんなだったのか、心配である。また、定食屋の旦那のような格好をしていたがどうか、確認ができなかった。(写真:インタビューの時のCyril Neville)
ニューオリンズ時間と思い一時間遅れて11:00頃に到着したというのに、4/23のアンダースオズボーンの時の賑わいはなく、閑散としている。客の数はざっと40人くらいであろうか?がらがら状態である。あれっ今日は、Booker Tが出るからすっごく多いと思っていたので面喰らってしまった。広々としているので、とても見易い。フェスが終わるとこんなものだろうか?帰ってしまうののでしょうか?どうやら、ニューオリンズのクラブ経営は、フェス以外の時は客が集まらず、あまりうまくいっていない様なことも聞いたので、少々心配である。
今年、Tipitina'sは、新たな2件のTipitina'sをオープンさせた。今までのTipitina's Uptownに加え、フレンチクオーターにTipitina's FrenchQuarter とHowlin'Wolfの方面にTipitina's Big Roomである。憶測であるが、オリジナルのTipitina's Uptownは、フレンチクオーターからタクシーで$10、距離にして5km以上あるため、観光客は行きにくい。地元のクラブ離れも手伝ってオリジナルTipitina's Uptownに見切りを付けてるのじゃない?メインのステージをFrenchQuarterに移そうとしているようなライブスケージュールにも感じられる。
Dirty Dozenは、元気である。ライブ終盤、ステージ前で元気に踊っていた数人をステージに上げていっしょに楽しんでいた。
Booker Tのライブになっても若干の客は増えたが、まだまだ少ない。客が、ステージ前にならんで演奏中のBookerさんをバックにして記念撮影するくらいののんびりさでした。フェスには、登場しなかったのに何故観にこないのでしょう?
一方、ライブのほうは、MG’sじゃないからか、ドラム、ギター、ベースがイマイチである。おまけに、Bookerさんのボーカルも決して上手いとはいえない。それでも、ハモンドを弾くBookerさんは、かっこいい。キーボードはステージ中央、ハモンドB-3は左端に置いてあり、そこを行ったり来たり、演奏してた。まさか、30年前の曲「グリーン、オニオン」が生で聞けるとは思ってもいなかった。感激である。その他、曲はオーティスレディング、ウィルソンピケット、サム&デイブ等であり、ソウルの懐メロ大会でありました。
ライブが2時くらいに終わり、ベニエを食って、人気のないバーボンストリートを歩く。ニューオリンズを離れる私の気持ちを表すように、通りはひっそりしている。ホテルでそのまま寝ないで風呂に入り、5:30に空港行きのシャトルバスが来るまで寝ないで待つ。寝たら終わりである。最後の、夜を噛み締めながら友人と話をする。こんなライブ三昧を味わって、社会復帰できるであろうか?
空港で7:45のロス行きを待つ、アナウンスの合間にDr.Johnの「Going Back To NewOrleans」が流れてきた。ああ、来年はジャズフェス30周年記念だ。