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■5/04、8日目(最終日)第2週目日曜日
やっと最終日になった。正直、やっと最終日が来てくれたと「ほっ」とするものである。
■Big
Chief Bo Dollis & The Wild Magnolias /Acura Stage
開場に到着したとたん、黄緑のTシャツを着たBrassBandが演奏していた。本当にWild Magnoliasか?と思ったが、山岸さんがギターを弾いていたので、Wild
Magnoliasであることがわかった。すぐにBrass Bandは引っ込み、バンドのみの演奏になった。
このメンバーが驚きなのである。なんと、日本人が3名も演奏している。ギター山岸さん、ギターまぐにさん、キーボードは、オシヒロ千寿子さん(2001年も出演)。おお!Wild
Magnoliasが日本のバンドになってしまったらどうしよう。まあ、いいか。なんと、それに加えて、ドラムがZigaboo Modeliste(元Meters)なのである。こんな、Magnoliasは始めて見た。今年、Zigaboo's
Funk Reviewの出演がないなぁと思っていたところに、こっそり出演していたなんて抜け目ないよなあ。やっぱ、Zigabooのドラムってかっこいい。叩きすぎず適度に抜けていて、ファンキー。恐れ入ります。
派手派手インディアン衣装を着た7〜8名程度のマルディグラインディアン達が登場した。お母さんも、長男も出演する一家総出演である。なんと、アットホームなことでしょう。しかし、年々、長男のパフォーマンスが激しくなっていくので、長男の暴走振りが心配である。今回もステージを降りて、ビーズやタンバリン、縦笛のようなものを客席に投げまくる。お母さんの投げるビーズは客席に届かず、ステージ下のカメラマンスペースに落ちる。その時の、お母さんの恥ずかしそうな顔。かわいい。これも、The
Wild Magnoliasの楽しみ方の一つである。The Wild Magnoliasを観戦する時は、ビーズをゲットするためにも最前列でご覧になりましょう。
今回のジャズフェス最終ステージは激戦区である。ブルース界から大物ギターリストBuddy Guy /Popeyes Blues Tent、The
Radiators/Louisiana Heritage Stage。この2つは観覧することができなかったが、見た人の情報によると、なかなか盛り上がっていらそうな。
■Amanda
Shaw / Kids' Tent
なかなかKids' Tentに行く人はいないでしょう。でも、昨年から彼女のファンになってしまった私は、Kids' Tentに出向くのである。(2002年記事も参照してください。)ケイジャンを演奏するフィドラー少女。地元テレビにもたくさん出演しているそうで、お子様の間の人気者なのでしょう。バックのメンバーは、ドラム、ギター、ベース、キーボードの4名の大人。今回のキーボードは、ソロのCDも出しているJoe
Krouwnである。 なんと、しっかりしたバックメンバーでしょう。すごいものだ。Kids'
Tentだからといって侮れない。
12歳になった彼女は、身長も伸びて生意気な口を聴くようになっていた。「さあ、いくわよ、準備はいい。」といって、バックメンバーに指示する。それを見ていたおじいさんは、孫を見るような優しい目で微笑んでいる。その気持ちが分かってしまうのは、私もおじさんになったのであろうか?
彼女のHPで、たくさんの写真をみることができます。
http://www.amandashaw.com/
■Gladys Knight / Acura Stage
これも、ソウルファンにはたまらんおばさん。4名ほどのバックコーラス、大勢のバックミュージシャンは、大物ぶりを表している。はじめサングラスをしていた時は、派手な衣装と熟練の味+安定した演奏、小林幸子や美川憲一
を連想してしまう。サングラスを外したら、離れた目と大きな鼻の穴は、研ナオコを連想してしまう。あまり悪く書くと、ソウルファンに怒られそうなので止めときます。(Wonder氏、うるまん氏ごめんちゃい。)
■Chris
Thomas King's 21st Century Blues / Popeyes Blues Tent
O-Brotherに出演してから、一気に知名度を上げたChris Thomas King。Earl King、B.B King、Little
Freddie Kingと方を並べるくらいに成長した、まさしくブルース界のKing。(もちろんジョーク)
ステージは、驚くばかりである。まず、ギターがフライングVのような、ブルースにはまったく似つかわしくないヘビメタギター。まだ若いのに小太り。中途半端な太り方。21世紀のブルースを目指しているらしく、バックのメンバーはDJ一人が機械のリズムとベースとかを鳴らしてしまう。観客は、かなり冷めていて、こころなしか距離を置いて、静かに傍観している様子。痛々しいステージであった。
■The Neville Brothers/Acura Stage
やっぱり、1番大きなAcura Stageのフェスティバル最後のトリは、The Neville Brothersである。この状態がいつまで続くのであろうか?
■The O'Jays/Congo
Square Stage
ソウル好きにはたまらないであろう。The O'Jaysが出演しているのである。なんと、ヒロナリ氏情報によるとThe O'Jaysのメンバーは、他の出演者と違ってステージ近くまでリムジンで登場したと言うことである。3名のフロントマン達が、息の合った踊りとシャウトで客を魅了する。客は、やっと見れたとばかりに、ほほえましい顔をしながら、堪能している。
■Dwayne
Dopsie & the Zydeco Hellraisers/Sheraton N.O.Fais Do-Do Stage
毎回登場するヒロナリさんは、Dwayne Dopsieから声がかかりバンドに参加することになったのである。どんな、ライブを見せてくれるか、楽しみである。おまけに、Fais
Do-Do Stageの最終日の最後のステージ、「とり」である。はやり、期待されているのであろう。
すごいパワーである。純粋なザディコでなく、パンクザディコといったほうがよいかもしれない。トラディショナルなザディコを否定するわけではないが、新しいザディコを模索し続けるDwayne
Dopsieの姿勢には共感できる。激しく爆発するようなスピード感のあるアコーディオン、そのアコーディオンを両脇のギターをウオッシュボードとギターがあおる。
ステージ下では、Dwayne Dopsieの奥さんがCDを売り歩いていた。手持ちのCDがなくなる勢いでかなりのCDが売れていた。もちろん売切れてしまった。演奏終了後、ヒロナリ氏と夜に、再会することを約束し会場を後にする。
ヒロナリ氏情報:Dwayne Dopsieの車の運転は、彼のアコーディオンと同じくらいスピード感満点の運転らしい。カラーコンタクトを外したDwayne
Dopsieは、意外とかわいらしい顔をしているらしい。上のDwayne Dopsieの写真、一番かわいいであろう写真を選んでみました。
■Gumbo Shop
今回、ニューオリンズで知り合った日本人7名一行といっしょに、フレンチクオーターのGumbo Shopで、私にとっての最後の晩餐を楽しむことにする。いつも込んでいるので、実は始めての来店であった。他のガンボと比べて、日本人にとって食べやすい味である。スパイスや辛さは控えめであり、カレーライスのような味であると感じる。こんなに大勢で東洋人が団体で食ってるのは異様な風景かもしれないと思いつつおいしく平らげる。でも、ここのウエイトレスのおばさん、まったく注文を紙に書いているのに、何度も間違える。
■Mid-City
Lanes Rock 'n Bowl
Mid-City Lanes Rock 'n Bowlへは、強引にバスに乗って行ける。Cannal Streetから39Tulaneのバスに乗ればに行ける。昼間は、大きな古着屋が営業しているMid-City
Lanes Rock 'n Bowlである。しかし、フレンチクオーターへの帰り道はかなり危険な場所なので、歩いて帰らないようにしましょう。ライブ終了時間を狙ってたくさんタクシーが来ていることでしょう。
■Snooks Eaglin / Mid-City Lanes Rock 'n Bowl
歩くジュークボックス、Snooks Eaglinは健在である。観客のリクエストに対してSnooks Eaglinは「はぁ?」と言って聞きなおす。観客は、そろって別々の曲を叫ぶ。その中から聞き取れた曲を「オーライ」といって、突然ギターを弾き始める。ベース、ドラムもそのギターに合わせて演奏を始める。
メンバーは、Snooks Eaglin、ベース、ドラムの3人。演奏は、遠くで聞いていると、まるで4人で演奏しているんじゃないかと思えるような、ギターソロとバックキング。ステージ脇には、演奏をじっと聞いている奥さんの姿があった。いつも、ここでのライブは奥さんが応援に来ているのである。ほほえましいなあ。
■Anders
Osbone / Mid-City Lanes Rock 'n Bowl
本日は、Anders Osboneの誕生日であった。ライブ途中で、ステージ脇からデコレーションケーキが出てきて、スーザホンのHappy Birthbayの演奏の中、Andersがロウソクの火を吹き消すという場面を見ることができた。なんと、アットホームなライブでしょう。しかし、奥さんの姿がみえなかった。
私の大好きなAnders
Osboneは、今回のFesの中でほとんど、Monk Boudreauxといっしょに演奏するので、なかなか本来の南部のじっとりロックが聴けなかった。しかし、今回のライブでは10曲あまり堪能した。じっとりした後で、Monk
Boudreauxがインディアン衣装で登場した。夜のライブハウスでのインディアン衣装は想像していなかったので、他の客も驚いて歓声を浴びせる。
途中、酔っ払ったお姉さんがステージに上がって、Kirk Josefとじゃれていた。お姉さんは、ステージをウロウロと右や左へと歩き回る。しかし、Timは、まじめなので「こっち来るな」というような目をして彼女を睨んでいた。お姉さんはエロティックな踊りをして、終始男性客の注目を浴びていた。こうゆう時にミュージシャン行動から性格が読み取れるものである。(写真:じゃれている図)
 なんと、特ダネ!!ヒロナリ氏情報:Kirk
Josefのソロアルバムが録音中!元Dirty Dozen Brass BandのスーザホンKirk Josefがソロ名義でアルバムを発売する予定なのである。これは、驚いた!ベースのソロでも珍しいのにスーザホンのソロとは、いかなるものか?さらに驚きなのがヒロナリ氏が彼のために数曲作曲し、提供しているらしい。ライブ終了後、Kirk
Josefにその真相を聞いてみると、数ヵ月後に完成するらしい。とっても楽しみである。
ライブ終了後、ステージにはカットされたケーキが、小分けにされた皿にのっていくつか置かれてあった。さっそくライブ中に誰かがカットして関係者や客が食べていたことが判明。食いたかった。
■Sonny
Landreth / Mid-City Lanes Rock 'n Bowl
Anders Osboneが終わってから、2階に上がるとSonny Landrethの演奏が佳境に入っていた。大音量で盛り上がっている。観客の数も相当なものである。
■ヒロナリ氏と最後の遭遇
ヒロナリさんは、相変わらず毎週ほとんど曜日バーボンストリートのクラブで演奏している。よって、ライブ終了後、夜2時を過ぎていたがTELしてみる。丁度、演奏も終了し帰宅する途中であったらしく。お疲れのところいっしょに、飲み屋に行くことにした。
St,チャールズのあるバーでアビータビールを飲む。周囲は、深夜だと言うのに明るくビールを飲んでいるカップル、ビリヤードに興じている若者、それぞれ思い思いの時間を過ごしている。話をしている最中に、ジュークボックスから流れている音楽は、Bob
DylanのLike A Rolling Stone、Vam Morrison、The Whoなど当たり前の懐メロ曲なのであるが、ここニューオリンズで聴くそれぞれの曲は、疲れた体に染み込んでくる。不思議なものである。自宅の蛍光灯の下で聴くこれらの音楽と、深夜のニューオリンズのパブで聴く音楽は、まったく同じ曲であるのに、どうしてこれだけ気持ちよく聞こえるの。これらの曲を聴くには、最高の環境である。最後のニューオリンズの夜を満喫できる。
私の帰国のフライトは、午前9時の便。空港までのエアポートシャトルが迎えに来てくれるのは、午前6時。もう4時であった。なごりおしいニューオリンズの夜にお別れをする時間となった。風呂に入り、時間まで寝ることは、自殺行為である。眠いのを我慢してバスを待つ。
■帰国
ニューオリンズからデトロイト、関西空港へ。長い長い時間を越えて、現実の世界に戻っていく。空港の係員の多くは、SARSを警戒してマスクを着用している。(おしまい)
■謝辞(五十音順)
セイジさん:今年も体力の続く限りがんばってしまいました。
ヒロナリさん:最後の日のビールおいしかったー。
山岸さん:たくさんの情報ありがとうございます。楽しかったです。
玲子さん:いろいろありがとう。
OAKさん:CD送るね。ピアノがんばって。
一恵おばちゃん :盗まれた車出てきてよかったですね。
コンチさん:ものづくりへの好奇心続けていきましょう。
Soul Manさん:まだ、写真がアップされてませんよ。
貴子さん:日本では、思いっきり納豆食ってくれ。
ヒロコさん:Galacticの時、大変お世話になりました。
Wanderさん:HP更新楽しみにしてますよ。
■Bonnaroo
Festival
昨年から始まったBonnaroo Festival。第二回目が2003年6月13日から15日の3日間、テネシー州のナッシュビルから100kmくらい南東に行った農場で行われる。これまたすごいフェスティバルができたものだ。5月現在すでにチケットが売り切れている。恐ろしいくらいの人手なのだろう。以下の出演者をみれば、よだれが出そうな出演者である。ああ、行ってみたい。
The Dead, Widespread Panic, Neil Young & Crazy Horse, James Brown,The
Allman Brothers Band, Ben Harper & the Innocent Criminals,Jack Johnson,
moe., Galactic, The Flaming Lips, The Roots,Lucinda Williams, Bela Fleck
& the Flecktones, Emmylou Harris,Medeski Martin & Wood, Sonic
Youth, The funky Meters,Leo Kottke & Mike Gordon, Joshua Redman,Yonder
Mountain String Band, Robert Randolph & the Family Band,The Wailers,
Nickel Creek, G. Love and Special Sauce, Tortoise,Toots & The Maytals,
Liz Phair, Sound Tribe Sector 9, O.A.R.,North Mississippi Allstars, Warren
Haynes, Keller Williams,Garage A Trois, Ben Kweller, Mix Master Mike,
Ekoostik Hookah,Polyphonic Spree, Kid Koala, Z-Trip, Particle,Michael
Franti and Spearhead, Josh Wink,Antibalas Afrobeat Orchestra, The Slip,
Cyro Baptista's Beat the Donkey, DJ Spooky, Jerry Joseph & The Jackmormons,Jon
Cleary & the Absolute Monster Gentlemen, The New Deal, RJD2,My Morning
Jacket, Topaz, phonosycograph DJ.DISK,DJ.Disk & The Filthy Ape, Vusi
Mahlasela of Amandla!,Drive-By Truckers, Hackensaw Boys, Mark Farina,Robinella
& the CC String Band, Buddahead, Kaki King, RAQ,Jason Mraz, The Trachtenburg
Family Slideshow Players, Josh Kelley, Gavin Degraw, Indecision, Louque,
Rebirth Brass Band.
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