夢をめざして (その3)
2003年3月25日 茂森 政
英語学校は月曜から木曜の朝9時から5時間の授業で月約500ドル、教材はコピーで配られる。 日本でしこしこ英語学校に行くより安いし、実践的だと思った。
初日にテストを受けたが、これが最低の出来で、一番下のレベル1のクラスになった。授業は主として会話のための文法で、一般に日本人は文法は良く出来ると言われるが、私の場合は、そこが問題なので良かったと思う。クラスは10人位、スペイン、フランス、ポーランド、タイ、韓国、アルゼンチン、日本などの20才前後の若者達で、夏休みの間だけ来ている人もいた。10年前は日本人が多かった様に思うが、今は韓国人が多くなっている。私はこの若者達と一緒に良く学び、また遊ぶのも楽しかったし、65才の私を先生もクラスメートも良く受け入れてくれたと思う。今年の夏は、日本は特別暑かった様だが、バークリーの気温は20℃前後とさわやかで、まるで天国にいる様だった。学校への行き帰りは、UCBのキャンパスの中を散歩したり、帰りはクラスメートと市の図書館に行ったり、カフェで宿題や予習をしたり、心から学生生活とバークリーの街をエンジョイした。
今回のバークリー市滞在目的は英語の勉強の他、今後ここで行うボランティア活動のための調査を行い、それを基に具体的な計画を立案する事であった。更に息子の勇と一緒にイエローストーンとテトン国立公園へ車で行った。五つの州を通り四千キロ父子水入らずの楽しい旅だった。テトンでは山の好きな勇と三千三百メートルの山に車椅子のままロープウェイで行った。勇は中学の時、先生や家内に負ぶさり南アルプス北岳に登ったが、今回は車椅子でそれより高い所に行ったことになる。
会社にいた頃「現地現物」が物事の基本だとよく言ったが、今回もまさにその通りで色々な人に会い、色々なところに出かけ、後半は中古車を買い(勇が半分出してくれた)行動範囲を広げて活動し、素晴らしい人達と知り合いになり、私に多くの気づきを与えてくれた。それらを以下にまとめる。
勇は会社に行くのに、リフト付バンで送り迎えを会社の費用でしているが、この障害者送迎をしているのがNPOなのだ。これの資金稼ぎとして、このNPOは一般の人が車を買い換えの時、古い方の車を寄付して貰いそれを中古車として売って資金を得ている。車を寄付した人は中古車の相当額を総収入から引いて税申告が出来る。
また日本で言えば、市の福祉課の一部の仕事をやるNPOだとか、更にその下に属する障害者を預かるグループホームもNPOになっている。勇はこの8月にラフティングに行ったり、9月には水上スキーにも行った。毎冬スキーにも行く。これも障害者のスポーツ促進のNPOである。まだまだ書ききれないほど多くの事を学んだ。これからの活動に大いに役立てたい。
最後に私たちの今後の活動について、ラフなものだがその計画を下記しますので、皆様の忌憚のないご意見を頂戴したい。