一か八か

【漢字】一か八か
【読み】いちかばちか
【意味】結果はどうなるかわからないが、期待して思い切ってやってみる。
【例文1】予約なしでは行けないレストランだが、一か八か行ってみよう。
【例文2】一か八かあの子に声を掛けてみようかな。
【例文3】条件に満たないが、一か八か応募してみよう。

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一か八かとは

「一か八か」とは、結果がどうなるかわからないまま運に任せて勝負を試みることを指します。
この一か八かの語源は二つあり、一つは昔の賭け事である「丁半賭博」に由来していると言われています。丁半賭博はサイコロを何個か使用した賭け事で、サイコロの合計が偶数だったら「丁」奇数だったら「半」となっていて出た目がどちらになるのか当てる賭け事でもちろん結果はわかりませんので運任せになります。そこで丁の一画目である「一」、半の一画、二画目である「八」(昔の半は上の部分が逆さまで八でした)から取って「一か?八か?」と言われていたのです。
もう一つは「サイコロの目は一が出るか、しくじるか」という意味である「一か罰か」がなまって「一か八か」になったとも言われています。
例文として、
「明日で卒業だ。このまま会えなくなるなら一か八か告白してみよう!」
「一か八かで宝くじを買ってみよう」
などと運任せや思い切りたい時に使える言葉です。
このように一か八かは、一がいいか八がいいかとの意味のことではなく、思い切った時や運任せの時に使う言葉です。一か八かの勝負はもちろん勇気がいることですがどうせ負けるならどうせダメならやってみようと思える勇気も大切ですね。