長男の結婚式(20060423)

今日は、長男の結婚式である。やっと大学を出し、就職をさせ、結婚まで辿り着いた。これで親の務めもある程度終わったかと思うと、肩の荷が降りる思いである。当日会場では花婿の父なので静かにして威厳を保とうと考えていたが、ついいつもの癖が出て写真にビデオに挨拶にと忙しい時を過ごした。お色直しの間、私が今回2人のために製作したビデオ「わたしたちのアーカイブス 花嫁花婿の幼い時から現在まで」を上映し、終わったときには列席者から沢山の拍手をいただいた。全上映時間は7分で、当方の持分は3分。私がこの日のために昔から撮っておいた8ミリビデオがやっと日の目を見ることが出来た。一場面一場面思い出深いシーンなので、編集の際は捨てるのに勇気がいった。しかし観客は招待客なので、他人の目で見てつまらないと思われるところはカットした。花嫁から預かった写真も同様なことが言え、初めて見る写真であったが、どれもすばらしく選ぶのに苦労した。編集の出来栄えは、自分でも満足のいくものであった。BGMに使用したソプラノ歌手のサラブライトマンが歌う「ネバ・フアンタジア」はその場に驚くほどフィツトし、特に間奏に流れるパンパイプのメロディーは、観客をいやがおうでも更なる感情の高まりへと誘った。たとえ1人でも自分の作品に感動してくれる人がいるということは、製作者冥利に尽きるものである。

私にとってのもうひとつのハイライトは、両家代表の挨拶である。当初綿密に正統派の原稿を作成して臨んだが、列席者が若い人が多かったので、堅い話でせっかくの披露宴をしらけないように急きょ予定を変更し、その場から話題を拾うアドリブと漫談スタイルに切り替えた。これが結構若い人に受けて、3分のつもりが何んと10分もしゃべってしまった。内容は、自己紹介。列席者へのねぎらい。花嫁に最初に出会ったときの印象と今日までの経緯。列席者へのお願いと結びで、ポイントは外さなかった。しかし即興で話したためか、後で次男に録画させたビデオを見てみると、ろれつの回らなさや早口等のマズさは随所に見られた。私に続いて、息子も挨拶をしたが、内容から見て彼も多少のアドリブが入っていたようだ。

そうそう、かんじんの挙式と披露宴会場であるが、それは最近八王子にできたばかりの教会つきのホワイトハウス風式場で行われた。同じ時間帯には1つの披露宴しかしない、いわゆる貸切の豪華な会場で、サービスは抜群であった。スタッフも若く、料理も申し分なかった。会場設営も細かな配慮がされていた。列席者の6割が2人の職場の同僚や友人たちで、日本中から集まってくれたようだ。披露宴は若者中心に進行された。この種の披露宴は始めてであったが、なかなかいいものだと感じた。価格に相当する満足度が得られた。特に紹介もなかったので気がついた人はいなかったと思うが、花嫁が身に着けていた真珠のネックレスとピアスは家内が始めて彼女に逢った時に、将来潤のお嫁さんになってほしいとの願いをこめてプレゼントしたものではないかと思う。ピアスは私が新婚旅行で家内にプレゼントしたイアリングを花嫁が今回ピアスに改造したようだ。ネックレスは今は亡き家内の姉からの贈物であろう。息子の花嫁がこうした我々の思い出深い品々を晴れの舞台で早速喜ん身に着けてくれてうれしく思う。私自身は2人にイタリアへの新婚旅行をプレゼントした。息子の職場がイタリアなどの輸入家具の大手デパートなので、旅行の体験をこれからの仕事にも生かしてくれると思う。



写真は、左上(息子の新居のあるアパートと、隣にある式場)右上(花嫁のご両親)
左下(屋外でのデザートタイム)右下(我が家の家族と親戚:左端は次男、右端は家内の雪江)

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