TRGpro & P-in Comp@ct

買っちゃいました.

TRGpro でメイルチェックするのに DP96CF とか赤外線通信機能付き公衆電話とか使っていましたが,結構通信費が かさむのと,公衆電話を探さないとだめなので,思いきって P-in Comp@ct を購入しました.

値段など

機種変更だとべらぼうに高いので新規契約にしました. 値段は 2,800 yen + 消費税.これに契約事務手数料があとから請求 となります.PC カードアダプタも一緒に買いました.2,800 yen です. 料金プランは当然パルディオデータプラス.

さっそく接続

さっそく動作確認.最初 DP96CF のように CF モデムとして設定してみたが,「電話番号が長すぎる」とか文句を いわれてだめ.いろんなペイジや本で紹介されているように CF to PC で設定したら簡単に接続できてしまった. 電話番号が長すぎるというエラーになるのは、P-in Comp@ct が ATM? というスピーカ音量調整のコマンドに対応していないかららしい。

(ではなくて、どうやら電話番号が短かすぎるためにエラーになるみたいです。 というわけで、ハイフンを余分に入れると、スクリプト書かなくても CF Modem の設定で使えるはずです。2002-08-30)

AT コマンドをチューニング

P-in Comp@ct は LED の点灯・非点灯の設定によって電力消費がかなり 違ってくるので,LED を点灯しない AT コマンド,AT+PLE=0,を入れて みるが効かない.

いろいろ試した結果,CF にアクセスしたあと,AT コマンドを受け付け られる状態になるまで多少時間がかかることがわかった.本や Web ペ イジでよく紹介されているログインスクリプトでは一番最初のコマンドが たぶん無視されていることになる.

というわけで現在のログインスクリプト.(スクリーンショットのほう が見やすいと思うのですが,一画面に入りきらないのでテキストにしま した.)

Delay      1
Send       AT&F
Send CR
Wait for   OK
Send       AT+PLE=0
Send CR
Wait for   OK
Send       AT%C0
Send CR
Wait for   OK
Send       ATDT1234567890#32
Send CR
Wait for   CONNECT
      

OK 待ちにしても,OK が返ってこなかったときに何もしないのであまり 意味がないのかもしれませんが一応いれておきました.また AT%C0 は 本当は AT%C1 としたいところなのですが,マニュアルによるとサポー トしていないようなのでとりあえずオフにしてあります.電池の持ちを 考慮して,32K で接続するようにしているので,V.42bis が効くと うれしいのですが...

(2000-11-01 追記) 付属のフロッピーディスクに入っていた, mdmcomp.infを眺めていたら V.42bis の圧縮を有効にするコマンドは AT%C1 ではなくて AT%C2 でした.というわけで現在のログイン スクリプトです.

login script

(2000-11-07 追記) AT%C1 と入れているとなぜか ATL1 とかに化けて しまうことがありました.原因は不明です.

というわけで V.42bis の圧縮についてはよくわからん状態です.

3.3V

カタログなどを見ていて,知っていたはずなのですが,libretto70 に は挿せませんでした.3.3V のカードは使えないんですよね.CF メモリ カードが使えていたのでなんとなく大丈夫だと思い込んでいたみたいで す.メモリカードの場合は CF カードの方が 3.3V と 5V に対応してい たのでした.

というわけで回線整理をしないといけないです:-)

HA登録

P-Link Station に登録したいのですが,上述の通り,P-in Comp@ct が 使えるパソコン,もしくは CE マシンがありません.というわけでドコ モショップに持っていって登録してもらいました.こういう客はあまり いないのか,だいぶん待たされました.

たぶん AT コマンドで登録ができるんでしょうが,いまのところ そのコマンドが判明していません.

HA登録その後

某 PHS BAR で「P-in とコマンド体系が似ているから P-in の 登録コマンドでいけるのでは?」と P-in での登録コマンドを 教えていただきました.(tss さんありがとうございます.)

登録

AT#SO5,00,1 (HA1)
AT#SO5,00,2 (HA2)
AT#SO5,00,3 (HA3)
      

消去

AT#SO5,128,1 (HA1)
AT#SO5,128,2 (HA2)
AT#SO5,128,3 (HA3)
      

ついでに待ち受けモード切り替えコマンドも.

AT#SY1=PHS (公衆モード)
AT#SY1=HA[1-3] (HA[1-3])
      

AT#SOMODE を先に入力する必要はありません.これで Windows 系のマ シンを持っていない人でもOK ですね.

ちなみに HA-2S, P-Link Station いずれも OK でした. P-LInk Station で HA3 に登録したのにはなぜか HA1 の下4桁が 登録されているという表示になりました.バグかな.

トランシーバモードでデータ通信(PIAFS, 32k)

P-Link Stationに公衆電番が入っていなくても、つまり白ROMでも、 OSモードで子機が登録できることがわかったので(ただし内線通話は できないので結局トランシーバモードしか使えない。)トランシーバモードで のデータ通信を試してみました。

OSモードの登録は付属の説明書の通りでOK。

テストのための通信相手は 622S と DC-2S にした。こちらもOSモードの登録は 説明書の通りでOK。

622S と DC-2S を PC に接続。622S はトランシーバモードに設定しておく。 この時点で、622S はデータ通信での着信可能状態になっている。

TRGproから発信し、622S でデータ着信音が鳴るのを確認。

残念ながら、現在 DC-2S を常時挿しておける PC がないので確認は ここまでとした。


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