デザイナー職について学んだこと

デザイナーになったきっかけは、たまたま入社した会社で「デザイナーになる気はないか」といわれたことがきっかけです。その会社は、丁度デザイナーが足りなかったのです。それ以降、デザイナーになった私は、デザインについて猛勉強しました。もともと芸術大学の出身だったのですが、絵画のような絵ばかり描いていたもので、デザインについてはからきし駄目。本当に真っ白からのスタートだと思っていました。しかし、絵を描いていたことが、後々生かされてきたのです。それはルビーのデザインをしているときでした。「あのとき描いた、女性の瞳の形に似ている」、とふと気づきました。それ以降、いろんなもののデザインが、今まで描いてきた絵と類似して見えるようになりました。自分がやってきた何かに似ていると思ってみると、いろんなことが上手く進む。そう思います。

This article was updated on May 30, 2022