国際サバイバル道場: まず先人より学べ



[賢者は先人の道に学ぶ] [偉人館] [名言] [中村天風と天風哲学] [伊藤勇雄の世界] [松永安左エ門] [新渡戸稲造]

 国際派人間として自分を築き上げるためにはいろいろな人間に出会い、また人間の歴史に現れた先人たちのいろいろな考え方や生き方などの中から自分が吸収できるものを学ぶことが大切です。 ここでは先人たちの名言、人、思想、哲学などの記載や書物、サイトなどを集めてみました。


   世の中には、生きながら心の死んでいる者がいるかと思えば、
   その身は滅んでも魂の存する者もいる。
   死して不朽の見込みあらば、いつでも死すべし。
   生きて大業の見込みあらば、いつまでも生くべし。
   生死を度外視して、何を成すべきかが大切なのである。
                     吉田 松陰

◆吉田 松陰(よしだ しょういん 1830-1859)
幕末に、私塾 松下村塾を開き、伊藤博文(当時17歳)・桂小五郎(のちの木戸孝允)・山形有朋(20歳)・高杉晋作(19歳)など後に明治維新で活躍の中心となる人材を育てる。吉田本人は維新の実現を見ることなく、安政の大獄により刑死。享年わずか29歳。上記は獄中から高杉晋作への手紙の一部。


「偉大なる国とは、偉大なる人物を産する国である」
              ディズレーリ



「将来にまで関心を持つ人はあまりいない。みんなその日のこと、そして今すぐ何を手に入れられるかということに追い回されている。
 私がもし誰かと一緒に仕事をしようと思ったら、その人がこれから十年後には幸福になっているとわかっていなければならない。」

        ベリー・ゴーディ(モータウンレコード創業者)


「人間はだれだって人生につつきまわされている。中にはあきらめてしまう人もいるし、戦う人もいる。でも、人生から教訓を学んで先に進んで行く人はとても少ない。そういう人は人生につつかれるのを喜ぶ。人生から何かを学ぶ必要があることを知っているからだ。それに、自分から学びたいと思っている。そういう人は人生からつつかれるたびに何かを学び、先に進んでいく。でも、ほとんどの人があきらめる。そして、一握りの人間が戦う道を選ぶ。」

            ロバート・キヨサキの金持ち父さん


「松下幸之助さんは小学校四年で仕事の道に入れられた。シャープの創業者の早川徳次さんは小学校を卒業して仕事の道に入れられた。私はなんと高等小学校まで出てしまった。それで仕事を覚えるのが遅すぎた。」
               井植歳男(三洋電機創業者)

◆井植歳男(いうえ としお 1902〜1969)
松下電器創業時、幸之助を含め社員数3人だった頃から部下として長年共に働き、 1947年戦後の困窮した時代背景のなかで独立。太平洋・大西洋・インド洋の3つの海をまたぐ事業をしてみせるという志から社名を『三洋電機』と名付ける。家庭用洗濯機をいち早く製造・販売し、SANYOは日本を代表する総合家電メーカーとして急成長を遂げた。



「私は、実業家の中に名をつらねながら、大金持ちになるのは悪いと考えている。人情としては誰でも他人より多く蓄積したいと苦心するのが普通であるが、この多いということには際限がない。極端に考えて、もし一国の財産をことごとく一人の所有物としたら、どういう結果をきたすであろう。これこそ国家の最大不祥事ではあるまいか。
 このように際限のない欲望に向かって欲をたくましくする者が続出するよりも、むしろ知識ある、よく働く人を多く出して国家の利益を計るほうが万全の策であると思う。
 一人が巨額の財産を築いてもそれが社会万民の利益となるわけでもないし、ようするに無意義なことになってしまう。無意義なことに貴重な人間の一生を捧げるというのはばかばかしいかぎりで、人間と生まれた以上はもう少し有意義に人生を過ごすべきであろう。
 実業家として立とうとするならば、自分の学術知識を活用し、主義に忠実に働いて一生を過ごせば、そのほうがはるかに価値のある人生である。」
            渋沢栄一(第一国立銀行・王子製紙創業者)

◆しぶさわ・えいいち(1840-1931)
埼玉の農家に生まれる。家業を手伝いつつ、四書五経を学ぶ。これより論語を生涯の指針とする。27歳の時ヨーロッパを訪問し、近代商業を目の当たりにして事業家を志す。後に日本最初の銀行である第一国立銀行(後の第一勧銀)を創立。王子製紙、東京海上、日本郵船、帝国ホテル、サッポロビールなど、五百社あまりの株式会社組織の設立に参画し、日本の資本主義的基盤を確立した。

※上記は『青淵百話』(渋沢栄一著 1912年)の一節の現代語訳。


「成功した人間になろうとするな。  むしろ、価値のある人間になろうとせよ。」

アルバート アインシュタイン


「自分にできること、あるいは夢に思い描いていることは、すべて実行に移すことだ。大胆であれば、非凡な能力と不思議な力を発揮できる」
                  ゲーテ(作家)



 「一期一会」


 関連リンク

賢者は先人の道に学ぶ -人生の師-

これは世の中を少しでも良くしようと思う人の為の個人的な勉強塾である「人間経営塾」を主宰する、日本思想史研究家で作家の 岬龍一郎氏 のホームページです。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~yukiya-s/home-2/

偉人館

貴方は今、人生の分岐点にいる。いろいろな人生の悩みについて、真剣に考えている方々のための意見交換の場として作られた「Cross Road」の1サイト。「運命を拓くために」もためになる名言が集められている。
http://www.infosnow.ne.jp/~uwabe/izinkan0.htm

日本の心を美しくする会

21世紀をむかえ、世界は大きな激動の時代を迎えています。その中で日本人の多くは、心の灯台ともいうべき「理想」を失っているように見えます。私たちは新時代という海に、何を求めて漕ぎだして行けばいいのでしょうか。新しい時代を切り拓くには、人類全体が目指すべき理想が必要であると私たちは考えています。このホームページは「日本を代表する優良ホームページ」を目指しています。
http://www.j-mind.com/

名言

脇田康裕氏がまとめた松下幸之助、中村天風、野口英世等の偉人の言葉集
http://scn21.hp.infoseek.co.jp/otasuke%20folder/wakita-kakugen.html

納得の名言集

先人の放つその一言に心澄まして耳かたぶければ、 目からウロコの落つるもあり、耳に痛〜い痛〜いもあり、 心の臓にシーンと響くもあり、にやりとしたりの苦笑をさそうもあり、 はったと膝を思わずはたくもあり、はたまた消沈の意気を高めてくれるもある。
http://homepage1.nifty.com/yamahide/index.htm

Den 政治に関する45の名言

「Den」古今東西の偉人(企業家、科学者等)の名言・伝記の無料配信サービス 
http://www.den-mail.net/government.html

中村天風と天風哲学

積極思考と社会的使命感で自己確立を目指し、精神面から実質的な繁栄に繋がる影響を解明した天風哲学とは
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3860/biografias/tempu.html

伊藤勇雄の世界

人道主義を実践し生涯貫いた思想家。理想に向かい自ら斧や鍬を振るい開拓することができる詩人。70歳にして海を越えジャングルの中に新しい教育を打ち立てようとした開拓魂の教育者。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3860/biografias/itoisao.html

電力の鬼・松永安左エ門

電力に賭けた生涯、その大なる志とその実現へむけての情熱をかけた人生
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3860/biografias/yasuzaemon.html

新渡戸稲造 -国際親善の使者  

思想家・教育者。南部藩士の子。札幌農学校卒業後、アメリカ・ドイツに留学。京大教授・一高校長などを歴任。国際平和を主張し、国際連盟事務次長・太平洋問題調査会長として活躍。 父母から教えられた伝統的日本人精神の土台として書かれた著書「武士道」が海外での大きく影響。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3860/biografias/nitobe.html



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