世の中には、生きながら心の死んでいる者がいるかと思えば、 その身は滅んでも魂の存する者もいる。 死して不朽の見込みあらば、いつでも死すべし。 生きて大業の見込みあらば、いつまでも生くべし。 生死を度外視して、何を成すべきかが大切なのである。 吉田 松陰 ◆吉田 松陰(よしだ しょういん 1830-1859) 幕末に、私塾 松下村塾を開き、伊藤博文(当時17歳)・桂小五郎(のちの木戸孝允)・山形有朋(20歳)・高杉晋作(19歳)など後に明治維新で活躍の中心となる人材を育てる。吉田本人は維新の実現を見ることなく、安政の大獄により刑死。享年わずか29歳。上記は獄中から高杉晋作への手紙の一部。
「偉大なる国とは、偉大なる人物を産する国である」 ディズレーリ