http://www.aacap.org/publications/policy/ps30.htm
米国児童青年精神医学会議

方針声明

ファシリテーテッド・コミュニケーション

会議採択　１９９３年１０月２０日

ファシリテーテッド・コミュニケーション（ＦＣ）は、意志疎通困難者がキーボードやタイピング装置を使う際にその腕または手を「ファシリテイター」が補助する方法である。この方法は自閉症者や精神遅滞者による意志疎通を可能にすると主張されている。FCについての研究では、自閉症や精神遅滞を持つ個人に対してFCが科学的に有効な技術ではないことが繰り返し立証されている。特にFCを通じて得られた情報は、虐待の申し立てを確認または否認するためや、診断または治療の判断に用いてはならない。

米国小児科学会により承認された。