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平成17年(ワ)第3018

売買代金返還請求事件

 

陳述書

 

平成1756

            

 

 

 

 

 

東京地方裁判所民事部第七部 御中

 


アルス東陽建設前、まだ康和地所所有、担当井田氏が挨拶に来る。

井田氏からは、土地の売却、等価交換の説明、工事の承諾、家屋調査の話などがあった。

私からは、土地は売却しない、等価交換もしない、マンション建設工事は承諾する、マンションが建ったらすぐ自分も建築するから家屋調査はいらない、という話をした。

その後、康和地所建築の江東区佐賀町のマンション(注:リリーベル門前仲町サーモス)の売れ行きが良くないので、2ヵ所も持ちきれる程会社の資産がない。井田氏は、東急不動産の代理として今後も近隣の方の担当をする旨、挨拶がありました。

その後、平成14117日に井田氏が東急不動産関口氏(注:関口冬樹)とピーエス三菱柳澤氏を連れて突然挨拶に来る。

場所;作業所前の路上

会話内容;

井田氏 ご挨拶に伺いました。紹介します。

(関口氏、柳澤氏を紹介する)

井田氏から関口氏へ 隣地所有者さんも3階建てを建てるんですよ。

関口氏 いつですか?図面とかありますか?

W アルスが建ったらすぐに建てます。図面はまだ先なので書いてません。

関口氏 一緒の時期に出来たらいいえすね。色々協力も出来るし。

柳澤氏 そうですね。

W だったら銀行でも紹介してよ(笑)

井田氏 関口さん、どこか知ってる?

関口氏 (柳澤氏に)君のとこは?

柳澤氏 無言

井田氏 また後で伺います(と言って帰る)

 

その後、関口氏とは挨拶程度で、井田氏からも関口氏からも図面、銀行の話は一切ないし、図面の提出を求められた事も一切ない。

しかし、井田氏の方から再三「建物は3階建てですね」という確認はその都度あり、私もその都度「絶対3階建てです。4階以上は建てない。だから2階、3階の人には必ず言ってくれ」と言いました。

井田氏も「必ず、絶対に言います」とお互いに確認し合いました。

(現在に至っても図面の提出を求められたことはない。図面がないと2階、3階の人に言えないという事も平成17年1月13日に初めて聞いた。)

 

平成17年1月13日の話の内容

野間氏(注:野間秀一)、大島氏(注:大島聡仁)、井田氏、関口氏の4人が私の建築中の仕事場に来て、原告様に出した文章の話をしました。

(内容)

W 何故、私との約束を破り、私の事を中傷する文章を書いたのか

大島氏 その時の関係者から話を聞いて書いた。

W 私は関係者ではないのですか?

大島氏 関係者です。

W じゃ、何故聞かなかった?

大島氏 (うつむいて無言)

井田氏 私からの連絡がうまく伝わらなかったと思います。

W それは会社の問題で私との約束には関係のない事で会社のミスでしょう。

井田氏 ・・・・・・

野間氏 でもWさんから平成1411月に銀行を紹介しろとの発言があり、あと関口からも図面を見せて下さいと言ったが、図面もないと言ったので、あのように解釈した。

W 平成1411月に初めて関口さんに会いました。井田さんから関口さんは、私が建築をするという話を聞いて(関口さんが)「一緒の時期に建てませんか」と言うから「だったら銀行を紹介してくれよ。金が出来たらすぐにやってあげるよ。図面は一年後(マンション完成予定が平成159月)だから、まだ書いていない」と言った話で、誰も資金が出来ないとは言っていない。関口君の一緒に建てようという要望に応える為に言ったんです。

関口氏 でも図面を見せて下さいと言いました。

W 図面がなければ2階、3階の人に言えないと言いましたか?その後も図面を見せてくださいと言いましたか?

関口氏 いいえ、言いません。

W どうして言ってくれなかったのか?

一同 (無言)

W では、自分達(会社)に都合のいい解釈をしたんですね。

野間氏 そのように受け止められても仕方ありません。

W 勝手な解釈でしょう。私の事(資産等)調べたのですか?

大島氏 調べてません。

W 調べもしない。私にも聞かないで都合のよい解釈をしただけじゃないですか?

野間氏 そういう事になります。

大島氏 そういう事ですね

W 何故一言、私に『図面がないと言えない』という話をしてくれなかったのか。言ってくれれば協力したのに。

野間氏 隣地所有者さんに言っておけば、こんな事にはならなかった。

W こういう騒動が嫌だから2階、3階の人に言ってくれと何度も言ったのに・・・。井田君と約束したのに・・・

井田氏 隣地所有者さんは約束を守ってくれた

(3階建てにしたこと)

W では早く文書の訂正をして下さい。

(名誉も)

野間氏 なるべく早く文書の訂正をします。

大島氏 はい。

野間氏 どうして約束が守れなかったか。以前、東急不動産が建築したマンションが、規模は違うけど、ここと同じように隣が建てるという話を購入者に話して売ったところ、隣の建物の形状が変わってしまい、購入者から訴えられて負けた事があり、だからWさんが3階といっても4階、5階を建てられたら困ると思って言えなかった。

W それなら、なおさら一言、言ってくれればよかったのに。

野間氏、大島氏、関口氏、井田氏 無言

W そういう事が勝手な解釈と言うんだよ。だからこの問題は君たち(会社)の100%ミスだね。

野間氏 いや100%ではないと思う。

W どこが100%じゃないんですか。

野間氏 ムニャムニャムニャ・・・・・・

W 早く訂正してください。よろしくお願いします。

野間氏、大島氏 わかりました。

以上が平成17113日の大体の内容です。

 

平成172月 原告様から東急不動産から国土交通省に提出した書類の内容を聞く。

 

平成17215

大島氏が国土交通省に提出した書類を持ち、一人でWのところに見せに来る。W、内容を読み唖然とし、コピーしようとしたところ、大島氏に拒否されたので書き写した。

W 前に約束した(113日)訂正文どころか、もっとひどい文章になってるね。

大島氏 これは(井口)弁護士(注:井口寛ニ弁護士)が書いたものです。

W 113日の話でわかってくれたんじゃないの?

大島氏 わかってます。

W 何故・・・・・・

W ここまでひどいと名誉毀損にならないの?これは公文書じゃないの?

大島氏 君じゃ話にならないから会社に電話する

その後会社に電話し、野間氏から後日来るという話になった。

 

平成17218

東急不動産、林氏(注:林正裕)と野間氏、二人が来る。

国土交通省に提出した書類に「資金調達ができない」との文面をすぐに訂正しますと平謝りした。

W 何故、このような事になったのか?

林氏 弁護士と大島とが勝手に書いた。

W 野間さんが目を通さないのか?

野間氏 申し訳ありません。

W 113日の話で十分わかってくれたんでしょう?

野間氏 十分わかってます。申し訳ありません。

林氏 すぐに訂正させます。申し訳ありません。

W よろしくお願いします。

林氏 ところで2階の方とは和解が進んでいるのですが、原告さんとは話が出来ない状態なので、2階の方のように間に入ってくれる方がいれば有難いのですが・・・・・・。迷惑をかけて申し訳ないが、隣地所有者さんが間に入れたら入ってくれませんかね

W 考えておきます。

 

しかし、いつになっても東急不動産側からは、訂正をしたという連絡はこないので、約1ヵ月後、こちらから電話をしたところ、一方的に『原告から告訴されたので、話はもう出来ない。訂正もしない。文句があるなら文章で送れ』と大島氏が言った。

連絡もこちらからしなければしてこない。

 

4月7日、一方的に国土交通省宛ての文書(再三訂正を求めたもの)を訂正もせず、そのまま送るという件で、東急不動産に電話をし、林氏と話す。林氏と内容を確認して電話をするという話をした。

が、56日まで連絡が来ないので、56日に電話をした。

(内容)

林氏 自分は部署が違うので関係ないし、よくわからない。

W 何故、電話をしてこなかったのか?

林氏 忘れてた。今度、関係者みんなで集まりましょう。

W 私は再三それを言っている。

(中略)

林氏 もう話してもしょうがないから切る ブチッ!と一方的に電話を切った。

 

アルス東陽建設に伴い、井田氏(東急不動産代表)と私との間でとりかわした約束事。

井田氏 マンション工事は承諾してください。

W マンション建設後、すぐに私が3階建てを建築する。

W 4階建て以上は建てない。

W 塀はアルミフェンスからコンクリート塀にする。

井田氏 マンション北側に隣接する2階、3階の窓を曇りガラスにする。

井田氏 窓と窓が重なった場合、目隠しは私側につける。費用は東急不動産が持つ。

井田氏 購入者から私の仕事等に苦情が出ないようにする。

W 隣接する2階、3階の購入者に3階建等を必ず言う。

 

井田氏から覚書と共用番地の分離のお願いがあった。

 

 

 

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