|
5月15日、十日ぶりに釣りに行きました。行ったところは5月3日にスモールを2匹釣った Chagrin River 。前回(5月5日)、雨の関係で川が大濁りであった教訓を踏まえ、数日間雨が降っていないところを見計らっての釣行です。当日は超快晴。気温はおそらく20度前後まであがったものと想定されます。現地着は朝の9時半です。 ちょっと前置きですが、この日は残念ながら、写真無しです。というのは、実はカベラーズでウェーダーを買いまして、本当はこの日はウェーディングをやろうと思っていたんです。万一デジカメが水浸しになったら困っちゃうんで、カメラは持っていきませんでした。 (ところが実際は、なんとウェーダーを履いて川に立ち込んでみたら、かかとから水が入ってくる。穴のあいた不良品でした。当然ウェーディングは即中止で、オカッパリに変更。ふざけるな!! カベラーズ!!) で、本題に戻りますが、最初にルアーを投げたところは、この前2匹釣ったのとまったく同じ場所。ところが、さすがにしばらく雨が降っていないのを見計らってきただけあって、この日は前回とはうってかわって水がすっかり澄んでいました。自宅の近所のディスカウントストアで買った偏光グラス(なんと6ドル!)をかければ、なんと、ほとんどの場所で底まで見とおすことができる。そのおかげで、非常に貴重な体験ができました。 「見えバスは釣れない」とはいうものの、とりあえず自分より10メートルくらい上流、岸から1メートルくらいのところにステイしている40センチくらいのスモールに向かってまずはルアーをキャストしてみる(ゲーリーヤマモト4インチグラブのノーシンカー)。が、やはりまったく興味を示さない。何回かキャストすると、嫌がって数メートル深場に落ちてしまう。しばらくすると元のところに戻ってはくるものの、時間が無駄なのでこのバスを狙うのはやめにする。 その後、しばらく同じ場所で釣る。10分後くらいに、流心付近で着水と同時にアタリがあったものの、惜しくも逃す。魚も見えたが、小っちゃかった(負け惜しみではなく)。以降、さっぱりアタリなし。当初からいる見えバスにも何回かちょっかいを出すが、相変わらずさっぱりルアーに興味を示さないので、場所変えをすることにする。場所変えをするには、川岸からちょっと山側に登り、高い崖の上のようなところを歩いていかなければならないのだが、そのときに、ずっと狙っていた見えバスは、実は産卵床についているバスだということが判明。うーん、そうだったのか。面白くなって崖の上を何百メートルか歩き、いろいろ観察してみると、結構産卵床がいっぱいあることが分かる。スモールの産卵床は、見かけはラージのとまったく変わりません。岸から2、3メートル以内、水深50センチから1メートルくらいの、底が岩や大きめの石のところにありました。で、面白いと思ったのが、全ての産卵床が、水が増水しても流れが速くならないような、いわゆる”よどみ”にありました。きっとスモールも一生懸命考えているのでしょう。 で、そんな産卵床にいるバスっていうのはどうにかして釣れないのかなーと思い、ふと、とある1匹の産卵床スモールのそばにルアーを投げ込んでみる。が、見せる態度はさっきのバスとまったく同じで、興味は示すがやっぱり30センチも追いません(ちなみにさっき釣れたバスは、産卵床のバスではありません)。でも、何投目かに、バッチリ鼻先に落ちると、バクッと食った。これも目でみて合わせました。釣れたのは40センチのスモール。産卵床にいるやつなので、急いで水に戻してやる。 このへんで、急にふと我にかえり、産卵床にいるバスを釣ったことに対して、ちょっと申し訳ない気分になる。しばらくどこかへ消えてしまっていたバスも、10分ほどしたら元の産卵床に帰ってきたので、それで一応安心する。がしかし、産卵床についているバスを釣るのは、もうやめることにする。なんか気分悪いもんね。。。たぶん同じ産卵床狙いでもっと釣れるとは思うのだが。。。 で、今度こそホントに場所変えで、川を500メートルくらい下がったところに移動しました。それまで釣っていたところとどこが違うかというと、そんなに違わない(笑)。ただ、底質が泥気味になり、透明度もやや落ちてます。ここでも何匹か見えスモールマウスを発見! が、とりあえず「見えバスは釣れない」の法則にしたがい、単純にルアーを流心に投げます。ゲーリー4インチのノーシンカー、メガバスのライブX・スモルトを15分前後投げるが、アタリはなし。で、すぐに飽きて、先ほど見つけた見えスモールの観察を始めてしまいました。 明らかに同じ場所でうろうろしているスモールは2匹。1匹めは、岸から2メートルくらいのところに沈んでいる倒木についている35センチくらいのやつ。こいつは、ぼくが2、3メートルの距離にまで近づくと深場のほうに落ちて行ってしまう(また戻ってくるけど)が、ちょっと距離(7メートル前後?)を置いている分には極普通に行動している。木の真下に隠れたり、出て来たりで、なんとなくやる気がありそうだ(ちなみに、ストラクチャー(倒木)に対するつき方は、スモールもラージも大差がないように感じた)。なお、こいつはぼくがルアーで狙っている最中も、深場の表層にいるベイトフィッシュの群れをアタックしに行ってたりもしました。もう一匹は、その倒木から下流に10メートル前後行ったところの浅瀬一帯をうろちょろしているやつ。こいつは何かのストラクチャーについているわけではなく、深場に行って見えなくなったり、浅瀬に戻って来たりで、文字通りうろちょろしている。ぼくの気配を多少は気にしている様子ではあるが、大胆にもぼくのすぐ足元までやってきたりもする。やはり35センチくらいである。 で、この2匹を順番に狙ってみることにした。最初に投げたのは、お決まりのゲーリー4インチのノーシンカーである。2匹とも明らかに興味を示すが、けして長い距離を追っては来ないし、どれだけ目の前に落としても、食うことはなかった。次に投げたのは、これもおなじみメガバスのライブX・スモルト(ライブX・リバイアサン・スモルトだっけな?忘れた。長さ5センチ、3.5グラムのサスペンドプラグです)。このルアーに対しては、2匹はさらに強い興味を示した。ルアーをストップ・アンド・ゴーで動かすと、ストップのときには、まさに目と鼻の先まで近づいてくる。が、結局は食わない。 で、その次、意地になって結んだルアーは、エコギアのグラスミノー(色はアボガドグリーン)のスプリットショットリグ。エコギアのグラスミノーは皆さんご存知だと思いますが、長さ4センチ、太さ5ミリの、極小ルアーです。で、このルアーを倒木のところにいるスモールに投げてみる。けしてコントロールはうまくなく、スモールから1メートルくらい離れたところに着水する。そして、特に大きな工夫もなく、極普通にワンアクション、スーッと横に流す。すると、なんと、例のスモールがサーッとやってきて、まったくためらわず、一瞬のうちに食った! 今までずーっと食わなかったのに、今度はいとも簡単に食ったので、すげーびっくりしたけど、ちゃんとアワセて、一応はのる。で、格闘すること15秒ぐらい。水が澄んでいるので、寄せてくる間もずっとスモールの様子は見えてるんですが、彼はエラを大きく開けたり、口を左右に振ったりで、相当激しく逃げようとしていた。そしてなんと不幸にも(?)、彼のその努力が実り、スモールはぼくの足元でバレてしまった! 1時間以上使ってやっとかけた魚なので、ちょっと唖然とした。でも、呆然と逃げていく魚の行方を見ていると、なんと、さっきいた倒木のところにまた戻るではないか! フックの針先なんかをチェックしながらしばらく観察していると、そわそわとエサを探している様子などは先ほどと何ひとつ変わりがない。まさかとは思いながらも、もう一度、エコギアのグラスミノーを投げて見る。すると、また食った! このスモールはいったい何なんだ? ちゃんとアワセて、寄せの段階に入ります。で、さっきと違って、今度はこのスモール、岸と平行に、下流の方向に走りだした。するとなんと不思議なことに、さっきまでぼくが狙っていたもう1匹のスモールが、その魚の後をずっとついてくる(ついてくるというか、体も触れんばかりに寄り添っている感じ)。今までまったく経験したことのない事態に超びっくりしながらも観察していると、このスモールは、どうやらぼくに釣られようとしているスモールが本当のエサを食べていると勘違いして、それを横取りしようとしているみたいでした。かかったスモールをあげるのにたぶん30秒以上はかかったと思うんですが、追っかけてきたスモールは、とにかく最後の最後までエサを横取りしようとして(?)追っかけてきてました(最終的に釣れたスモールを測ったら、38センチありました)。 4匹目の攻防がこの日の釣りの一番の山場であったので、現在急速に続きを書く気をなくしているんですが、その後の釣りはというと、ライブX・スモルトでアタリがあるものらず(見えバスではない)。で、つぎに同じくライブX・スモルトで流心あたりをひいていると、30センチのスモールが釣れました。で、これは本当に信じられないことですが、この5匹目のスモールにも、ずーっと、「横取り」バスがついてました。最初から最後まで。本当です。 この日の釣り、特に4匹目のスモールは三つの点でぼくに貴重な体験をもたらしました。ひとつはルアーのサイズの話しで、ゲーリーヤマモトやライブXスモルトなどの普通の大きさ(もしくはやや小さめ)のルアーではなかなか食わなくても、サイズさえエコギアみたいな極小ルアーに落とせば、いとも簡単に食うんだなーということ。小さいルアーっていうのはアピール度の点で問題があるはずなので、広範囲に魚を見つけるのには向いていないとは思うんですけど、もしも釣る側に「ここには絶対に魚がいる」という確信があるのであれば、極小ルアーのほうが釣れるチャンスが高いんですね。まあ、これは一般的にも言われていることですが、それを身をもって体験しました。もうひとつは、魚をばらしたときの話しで、バラそうがなんだろうが、釣れる魚は釣れる、と。で、最後は魚の活性の話し。魚が1匹釣れると、それがまわりの魚の活性を高くしてつぎつぎに釣れるというのはよく聞く話で、実際霞ヶ浦で釣りをしていても「そうなんじゃないか」と思われるような体験をしたことは幾度かあるんですが、今回それがはっきりしました。ぼくが取りこもうとしていた魚に他の魚がずっと寄り添っていた(それも2回も)のが、証拠ですね。(でもその寄り添ってきた魚を続いて釣ろうとしましたが、もう釣れませんでした。このへんが「1匹釣れると、他の魚の活性が高まる」理論が今一つ弱いところではあります) その他にも、産卵床のこととか、いろいろなことがわかりました。 いろいろ写真が撮れれば、、、と、欲を言えばキリがありませんが、この日はすごーく満足のできた釣りでした。 |