ナイヤガラ旅行記
Apr. 22,23/2000


 Panorama
Skylonタワーから見たナイヤガラ。

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1.出発(プロローグ)
 いざ、ナイヤガラへ行こうと思い立ったのはいいけれど、どうやって行こう?
デトロイトからカナダへ渡る方法は2つ。
一つは、デトロイトから北東へ向かう、I-94でポートヒューロンから渡る方法。
もう一つは、ダウンタウンからウインザーへ渡る方法だ。
ウインザー経由だと遠いという話なので、行きはポートヒューロン経由で行くことにした。

しかし、最近のデトロイトでは、週末は高速道路が工事で通行止めになることが多い。
一番近道のI-696(EAST),I-94(EAST)はI-696が通行止めなので使えない。
次に近いM-10(SOUTH),I-94(EAST)もM-10が8MILEより南が通行止め。
そこで、M-10(SOUTH),M-39(SOUTH),I-96(EAST),I-94(EAST)で行くことにした。
ところが、I-96からI-94に入ったと思ったら、通行止めでM-10(SOUTH)へ行けとの表示。
ここから先はI-94DETUORの小さい標識を頼りに行くしかなく、しかもこのあたりは、
高速の乗り換えランプが縦横無尽に入り乱れているところ。
結局、M-10(SOUTH),M-39(SOUTH),I-96(EAST),M-10(SOUTH),I-75(NORTH),I-94(EAST)と、
遠回りでしかも、ダウンタウンにかなり接近するコースになってしまった。
後でわかった事だけど、これならウインザーから行った方が近かったのです。

そんなこととは知らず、I-94が近いと信じて北上し国境を目指す。
結局、ポートヒューロンに着くまでに1時間半近くかかってしまった。

地図「デトロイト広域」
地図「デトロイトダウンタウン付近」
2.国境
 Port Huron1  「ポートヒューロン 4マイル」の表示が出た。もう少し。
しばらくすると「BREDGE TO CANADA RIGHT LANE」の表示。分岐して坂を登ると、あっ料金所だ。 手前で路肩に寄せて無理やり写真撮影。料金は1.5ドルだったかな?忘れた。

写真は橋の料金所を手前から撮影。
 Port Huron2 いよいよ橋を渡ってカナダ入り。端の頂上を越えると、カナダ国旗がいっぱい! とりあえず、ゲートでいろいろ聞かれる。聞き取りにくくて何度も聞き返したけど 話の内容はこんな感じ。
「どこから来たの?」「日本から。住んでいるのはデトロイト」
「どこへ行くの?」「ナイヤガラ」
「いつまでいるの?」「あしたまで」
「どこに泊まるの?」「ナイヤガラ」
「友達とか、家族とかがいて、そこに泊まるのか?」「ホテルだ」
「酒、たばこ、ハンドガンは持ってないよね。」「持ってない」
「オーケー。行っていいよ」
ゲートを通り抜けたけど、今度はイミグレーションでパスポートに はんこを押してもらう。 なんか、そのまま行っちゃっていい雰囲気だったけど、イミグレーション しなかったらどうなるのだろう? 後日談:特に問題なしだそうです
写真は料金所を通って橋を渡る手前。
3.マイルとキロ
 カナダに入ると、マイル表示がキロに変わる。使い慣れた単位なのに、しっくりこない。
車がマイルなのと、体がマイルに慣れたからか?しかし、キロをマイルに換算しながら走るとは・・・・
4.カナダの道
 CANADA402  カナダに入って、402,401,403,QEW,420でナイヤガラを目指す。 しかし、どこまで行ってもまっすぐな道。単調な道が続き、うーん眠い・・・・
危険を感じて、一度高速を出る。そこはすごい田舎の一般道で、なにもない。 速度制限が80キロだって?片側1車線の道なのに。わき道を見つけたので、 車をとめて休憩。ここはどこなんだろう?
 ロンドンで402は終了し、401と合流する。  401に入ると突然交通量が増える。しかし、道が単調なのは変わりなし。 ウッドストックを過ぎると、[Niagara Falls Follow 403]の表示が出る。 ちゃんとナイヤガラへ向かってるんだ。ちょっと安心。
地図「デトロイトからロンドン」
地図「ロンドンからナイヤガラ」
 403に入って、かなり走ったところで、ハミルトンという町を通る。 結構きれいな町並みだったので、一度行ってみよう。今回はパス。 しばらく行って、ナイヤガラの表示でQEWに入った。QEWって何だ? と思っていたら、クイーンエリザベスウェイの略ってことがわかった。 勝手に「女王様通り」と日本語に変換。
QEWに入るとすぐに大きな橋を渡る。左手にはオンタリオ湖が広がる。 そのままオンタリオ湖に沿って走る。「ナイヤガラ130」の表示。 キロだよね。と自問自答。あと80マイルとちょっとだ。
ここまで来ると、[Bredge to USA]の表示がちらほら出てくる。 突然ナイヤガラストリートという出口が出現。あれ?距離的にはまだなのに・・ と思って直進すると、前方に大きな橋が見えて、またもや[Bredge to USA]の表示。 冷や汗がたらっ。しまった。アメリカに行ってしまう。行き過ぎた・・・ と思ったけど、橋を渡ってもアメリカ国旗は無いし、ゲートも無い。 あーよかった。ナイヤガラまでもう少し。
5.ナイヤガラ到着。
 [Welcome to Niagara Falls City]の表示。いよいよナイヤガラが近づく。 420に入ると、あっという間に高速は終わり。一般道になった。
そのままどんどん進むと、周囲の雰囲気が観光地に変わる。気分満点。 突然、滝が目に飛び込んできた。「おおっ」あれがそうか・・・すごいなあ。 でも写真で見たのと違うなあと思いながら、(これはアメリカ滝でした) ナイヤガラパークウェイという通りをゆっくり走る。(渋滞もしている) もっと大きな滝があるぞ。あーこれこれ。(これがカナダ滝) これはすごいぞ。それにしても人がたくさんいる。 (あたりまえか。でもふだんデトロイトにいるので、めずらしい。) 雨が降ってきた。昨日の嵐が残っているのか?困ったなあ。 かなりナイヤガラを過ぎた所に駐車スペースを発見。ここに止めて 歩いて滝を見に行く。

ここまで、デトロイトからは280マイル(約450キロ)5時間の ドライブでした。
6.まずは、滝を堪能。
 Niagara1  滝の上流から、歩いてナイヤガラに近づく。すごい水煙が上がっている。 音も、どどどどど・・・とすごい。しかし小雨とはいえない雨が降ってきたぞ。
 Niagara2 これ、実は雨じゃなくて、ナイヤガラの水煙が降ってるのですが、 この時点ではまだ雨だと信じていたのです。 着々と滝に近づいてきたけど、うーんでかい。あらためて、そのスケールに圧倒される。
 Niagara3 いよいよ下流側から滝を望む。おおっ!すごい。すごすぎる。 (しかし、この感動をいざ書こうと思ったら、書けない・・・・・) このあとは、カナダ滝の周りをうろうろと歩き回って、写真を撮りまくったのでした。 しかし、天気がいまいちなのが残念。
写真を小さくリサイズすると、迫力がなくなるのでいまいちだなあ。

ということで、ちょっと大きい写真を下に追加。
 Niagara6
 Niagara4 これは、滝を下から見ることが出来る船。今日は寒いのでパス。
 Niagara5 ここが、テーブルロック。迫力あるカナダ滝を見るならここがいちばん。
そういえば、朝食はぶどうを食べたのと、オレンジジュースとりんごジュースだったので 腹が減った。(考えてみたら、すごくいいかげんな食事だな。)
テーブルロックのレストランで昼食。
7.もっと滝を堪能。
 Skylon  遅い昼食を取った後、ホテルも確保したので、また滝を見に行くことにした。 まずは、Skylonタワーを偵察。結構高いなあ。236mあるそうな。 今日は天気が悪いのでパス。
 Niagara8 またまた、カナダ滝を見に行く。それにしてもすごい水量だ。見てるだけでも怖くなる。
 Niagara9 カナダ滝をちょっと離れたところから見る。離れないと全体が見られない。 こういう撮影のときは広角レンズが欲しくなります。しかし、迫力ある写真には 望遠レンズも欠かせないので、難しいところ。
 Niagara10 あらためて近くからアメリカ滝をみると、カナダ滝とは違った趣があってすばらしい。
しかし、意外と日本人が少ないなあ。というか全くいない。GW前なので あたりまえか。東洋人はいっぱいいるのだけど。

下はアメリカ滝とカナダ滝の様子がわかるように作った、パノラマ写真です。
 Panorama
8.夜のナイヤガラ
 Night1 日没と同時にまた滝を見に出かける。お目当ては滝のライトアップ。 しかしまだライトアップは始まっていない。ちょっと早過ぎたかな・・・

ライトアップ前のアメリカ滝。これもなかなかきれいです。
 Night2 8時半になった。あっ、きたっ。照明点灯!ついに始まった。おおっ!
 Night3 白のライトアップは最初の数分しか見られません。 とりあえず、写真を撮ったので、みやげ物屋に避難。
 Night4 みやげ物屋から、外に出ると、滝が七色に輝いている・・・ すごくきれいです。
 Night5 写真を撮りながら、アメリカ滝の方へ移動。ライトが美しい。 霧も出ている。
 Night6 ナイヤガラを照らすライト。後ろにSkylonタワーが見えます。 この時間にタワーで食事するのもいいかもしれません。
 Night7 美しく照らされたアメリカ滝。バックの夜景とライトアップされたナイヤガラのハーモニーは 最高です。(料理の鉄人風)
 Night8 七色に輝くカナダ滝。幻想的な世界が広がります。 夜のナイヤガラは、ほんとにおすすめ。見てよかった。
 Night9 夜の繁華街もネオンが輝いて、昼とはまったく別の印象でした。 このあと、ファミレスで夕食。カナダのビール MOLSONがうまかった。
9.朝のナイヤガラ
 Niagara11  早起きして、6時半過ぎにナイヤガラを見に行った。 今日はいい天気だ。朝早いので、ほとんど人がいない。うーん、爽快な気分。 朝のナイヤガラも美しい。

写真は朝のアメリカ滝。
 Niagara12 朝もやのなか、アメリカ滝はあいかわらず美しい表情を見せる。
 Niagara13 朝のカナダ滝。カナダ滝も見るたびに表情が違う。まさに一期一会。 撮影も滝との真剣勝負。その瞬間を逃すと、2度と同じ表情は見せてもらえない。 (ちょっと大げさかな?)
 Niagara14 雲間から朝日が顔を覗かせる。
 Niagara15 朝日に照らされた、カナダ滝をアップで。 きらきら輝いて、すばらしい眺め。
 Niagara16 弧を描くカナダ滝。水は落ちる瞬間青色に輝いて、白く変わる。
10.Skylon スカイロンタワー
 展望台がオープンするのを待って、ようやく入場。 イエローバグというエレベーターで一気に頂上へ。 デッキに出ると、おおっ!すばらしい。上から見たナイヤガラもすごい。 しかし、じっくり堪能したいけど、寒い。気温が低い上に風がきついので、 長時間外にいると凍えてしまう。

ここからの眺めは絶対お勧め。ナイヤガラのすばらしさと、地球が丸いことを体験できる。 地平線が円弧を描いています。
 Panorama
寒さと戦いながらナイヤガラを充分堪能し、下界へ戻る。
Skylonタワーについては http://www.skylon.com
11.滝以外も観光
 せっかく車でナイヤガラまで来たのに、ナイヤガラではずっと歩いてばかり。 ちょっとは機動力を生かさなければということで、ピープルムーバー(巡回バス)の コースを走ってみました。滝から下流は峡谷になっていて、ナイヤガラとはまた違った 一面を見ることが出来ます。峡谷を渡るゴンドラは面白そう。
 goandra
12.最後に見納め。
 Niagara17  最後にナイヤガラをじっくり堪能する。ちょっと離れたところから、 周囲の風景をからめて、アメリカ滝をみると、絵になるなあ。
これは、お気に入りの写真のうちの1枚。
 Niagara18 アメリカ滝はカナダ滝に比べると小さくて、最初はいまいちかなあ・・・と 思っていたけど、見ているうちに結構好きになってしまった。
 Niagara19 ライトアップ用の照明があるところから撮影。
手前の道がナイヤガラパークウェイ。
 Niagara20 同じく、ライトアップの照明付近から撮影したアメリカ滝。
13.デトロイト目指して。
 401  遅い昼食を取って、ナイヤガラを後にする。ガソリンを満タンにして出発。 しかし、カナダはリッターを使うので、それは何ガロンだろう?と考えてしまう。 距離と同じでほとんど病気だな。 デトロイトへの道は相変わらず単調。地平線を目指して道がまっすぐ続いている。

今回は、デトロイトの南、ウインザーを目指す。USA to Tunnelの表示が出た。 そこで、高速は終わり一般道に。デトロイトのダウンタウンが見えた。もう少し。
14.再び国境越え
 ウインザーの中心地に近づくと、道がだんだん細くなる。不安になってきたら トンネル右折の表示。右折して安心したら、次の交差点でも右折!「えっ!」っと 思ったときには遅く直進してしまう。ぐるぐるまわってやっとのことで、トンネルの入り口に たどり着く。
「えっお金取るの?」2ドル25払ってトンネル内部へ。中は狭いぞ。 しかも、渋滞している。当然といえば当然で、トンネルの出口にはアメリカの入国審査 のゲートがあるのです。
いよいよ、ゲートに近づいて、自分の番。ハローと言ってパスポートを出す。 「酒・タバコ・銃は持ってないね。」と聞かれて、「持ってない」と答えると、 「行っていいよ。」あっけないアメリカへの再入国でした。 ゲートを抜けるとそこは、見慣れたデトロイトのダウンタウン。 やっと帰ってきたぞ。

そこから先は、M-10(NORTH),I-75(SOUTH),I-96(WEST),M-39(NORTH),M-10(NORTH)という コースで順調に戻ったのでした。
15.到着
とうとうアパートに到着。帰りは休憩含めて4時間半のドライブ。 往復の走行距離は570マイル。燃費は28.5Mile/ガロン=12km/lでした。 アメ車(GM)の4リッターV8も意外と燃費がいいですね。 日本で走った時の燃費は保証できませんが。

ナイヤガラで、まだやってないこと。 滝の裏から見るナイヤガラ。船に乗って見るナイヤガラ。峡谷のゴンドラ。 ヘリコプター。・・・・・まだ、たくさんあるなあ。

おしまい。

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