パパとママに叱られたあとは、お部屋に鍵を掛けましょう。
秘密の扉の戸を開けて、素敵なドレスに着替えましょう。
そしてはさみで腕を切るの。
そっと優しく、桃色の筋を付けましょう。
ドレスに色が広がって、だんだん綺麗に染まってゆくのを
じっと眺めて過ごしましょう。
パパとママが出かけたのなら、お家に鍵を掛けましょう。
大事なウサギの目をむしって、何にも見えなくしちゃいましょう。
そしてお耳や手足をちぎるの。
おなかの中のスポンジを、部屋一杯にばらまくの。
ウサギが涙をこぼしたのなら、わたしにばつを与えましょう。
ウサギにしたのと同じだけ
躰じゅうを切り裂いて、部屋一杯にばらまくの。
詩・こやまけんいち氏