Edited by Pierre Fujiki








アイコンを作りたいPhotoshopユーザーのための
プラグインIconBuilder 2.0

 

May, 03, 2000

自分のアイコンを作るのに、どんなソフトを使っているだろう? 昔ながらの硬派はResEdit等の開発者向けリソース編集ソフトを利用しているかもしれないし、フリーウェアやシェアウェアのアイコン編集専用ソフトを使っているかもしれない。で、僕はというとPhotoshopを使っている(笑)。もちろんアイコン制作用途だけのために同ソフトを入手するのはナンセンスだけど、“Photoshopの中に生きている“と揶揄される身としては、これが一番楽な制作方法なんだ。そしてMac OS 8.5以降でアイコンにアルファチャンネルがサポートされた時も、専用ソフトでいじるのではなく、Photoshopで処理できると楽なのにと思い、見つけたソフトがIconBuilderだ(さてここからが本題)。

IconBuilderはIcon Factoryが提供するシェアウェアのアイコン制作に特化されたPhotoshopプラグインで、僕はこのソフトをアイコン作成に愛用している。仕事でアイコンをいくつか手掛ける必要が出てきているだけに尚更。本日そのIconBuilderの新バージョンも登場したという事なので紹介しようと思った次第。Icon Builder 2.0にはPro版(69ドル)とLite版(29ドル)が用意されている。

Pro版、Lite版共通機能

  • Mac OS 8.5以降のための32ビットアイコンフォーマット制作
  • アイコンの透明度/半透明度をサポート
  • QuickBuild機能ですべてのリソースを1つのクリックで作成
  • どんなアイコンでも読み込んでPhotoshopで編集可能
  • アイコンプレビュー時にデスクトップ色を変更可能
  • 初心者から上級者までBuilderTips(というTIPS情報)を提供
  • IconBuilderは全部のアイコン制作を行うので他のアイコン編集ソフトは要らない。

Pro版のみの機能

  • Windows用アイコンファイル(.ico)の作成(95、98、NT、2000)
  • Mac OS X用サムネイルアイコン(最大128×128ピクセル)の対応
  • サムネイルアイコンのサイズをダイナミックに変更可能。

実際に、IconBuilder 2.0を試してみよう。今回は最初からアイコンを作るのもアレなので、PowerBook G3の写真を32×32ピクセル以内に縮小し、シャドウをつけたものを用意した。ちなみにIconBuilderは1つのレイヤーしか対応していないので、PowerBook G3とシャドウは別々のレイヤーだったものを1つにまとめた。

Photoshopでアイコン用32×32ピクセル画像を作成した様子
(クリックすると拡大します)

IconBuilderをフィルターメニューから選ぶと、ダイアログが表示される。一番左は現在のレイヤー、中央の升目は1ビット〜32ビットの各種アイコンやマスクの種類、そして右は最終的なプレビュー。表示されているアイコンのバックグラウンドは単なるプレビューでアイコンのグラフィックス自身に含まれているものじゃない。8bitマスクはレイヤーの透明度がそのまま持ち込まれる。

Icon Builder 2.0 Proのダイアログ
(クリックすると拡大します)

これでSaveボタンをクリックすれば32ビットアイコンが作成される。ただし、1bitマスクを作っていないとFinderで表示できないよと警告される。それでも保存するとした場合にはリソースファイルはResEdit書類アイコンで保存されるが、1bitマスクが作ってあれば、Finderでは作成したアイコンで表示される。もちろん8bitでも32bitでもきちんと見えるアイコンを作りたい場合にはそれぞれ最適化したグラフィックを作るのが一番。僕の場合には1bit、8bit、32bitのアイコンを別々に出力し後でリソース編集ソフトで組み合わせるようにすると良いと思っている。

下記が作成されたアイコンをデスクトップに置いた状態。どうだろう?

Photoshopに慣れている人ならアイコン制作はかなり楽になると思う。僕にとっては今後も愛用していきたいソフトの1つだ。ただ、シェアウェア費用がどちらかというと高額(29ドル)な方なので、アイコンにそこまでの出費は・・・と思う人もいるだろうけど、そこいらへんはTPOで。興味のある人はダウンロードして試用してみてほしい。■


Hosted by www.Geocities.ws

1