ペナン島で私を支えてくれた人々に捧げる。


19987月、転勤でマレーシアのペナン島に赴任した。海外生活は初めてだがペナン島は結構.気に入っている。Penangites(ペナンの人々)は英語は通じるし、対日感情が良く極めてフレンドリーである。Gorgetown は街路樹に彩られた歴史の街であり、治安や衛生状態も良い。そして何よりも物価が安く、ローカルフードが美味いのが良い。年間を通じて温暖な気候で、休日にはダイビングやゴルフ等が楽しめる。

住み易いペナン島ではあるが、一人ぼっちの海外生活で事故や病気も経験したし、文化や習慣の違いから日常生活はトラブルの連続だった。そんな時に私を助けてくれたのは、今や帰国してしまった見知らぬ日本人駐在員の方々であった。そんな方々にペナン島での出来事をメールで紹介してきたが、その内容をまとめたWEB SITE 「最近のペナン」や「極楽駐在生活」として開設することにした。やがて自分自身のメモ帳代わりに「ミニコラム」を、また旅の記念アルバムとして「ペナンの休日」、等を加えていった。

そしていつしか友人以外の方にご覧頂く機会が増えたのでハンドルネームを考える事にした。Claytan に深い意味は無い。これは私が勤める会社のトイレの便器にあった社名を頂いた訳で、直訳すると「陳 陶器店」という意味である。言ってみれば「TOTO」の真似である。まあネーミングが苦手なだけである。

ペナン島に暮らして日本では見ることの出来ない信じられない光景に接してきた。街を襲うスコールのカーテン、空を紫色に染める幻想的な夕焼け。荒廃しつつも英国植民地時代の面影を残す旧市街の街並み。奇祭タイプーサムの熱狂、そしてハングリーゴーストの華やかな中華オペラなど多民族国家の織り成す華やかな文化。

やがてカルチャーショックは薄れ、刺激の少ない地方都市に退屈を感じるようになった。とは言えGorgetown は車で10分以内の距離に生活に必要なものが凝集しているコンパクトで住みやすい街である。一時帰国で日本から、また出張等で他の東南アジアの都市からペナン島に帰って来る度に、ほっとするようになった。いつしかペナン島は私のセカンドホームタウンになっていた。

そして20039月、慣れ親しんだペナン島を離れる事になった。5年間の海外生活は日本人駐在員や現地の方々の善意に支えられて来た。当WEB SITEが少しは新たにペナン島に赴任された方の役に立ったのだろうか。そして私のペナン島に対する恩返しは出来たのだろうか・・・・。


Gorgetown 街路樹に彩られた歴史の街

タイプーサムのココナッツクラッシュ

英国植民地時代の名残 
City Hall
     


2004年2月29日)  ホームへ戻る
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