シンガポール | ||
設備業者とのミーティングで急遽シンガポールを訪問する事になった。出張で何回も行っているがミーティングしてとんぼ返りが多く、観光などする事は無かった。今回は書籍を購入する都合があったので、1日フリーな時間を設けることにした。という訳で1泊2日のシンガポール小旅行(←出張だろが!)に出掛けることになった。
「さっさと仕事を片付けて・・・」 6月13日、ペナン発10:25のSQ191便でチャンギ空港に到着したのは定刻の11:40。待ち合わせまでには時間があるので、MRT(地下鉄)で市内に向かい12:30にはOrchard駅に降り立った。天気も良いのでShangri-la Hotelまで歩く事にした。オーチャード通りを歩くのは実に5年ぶりである。広い歩道に見事な街路樹そして高級ブティック、まるで原宿のような趣である。ところがここは赤道直下、5分も歩くと汗が噴出してきた。ビジネススーツで歩くものではない。ホテルロビーでピックアップを受け、ハイウェーで島の西部のJurong工業団地へ向かう。ミーティングは思いのほか長引き、気がつくと午後9時を廻っていた。 |
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空港の地階からMRTに乗れば 市街地へのアクセスはカンタン。 |
久しぶりのオーチャード通り 高級ブティックが軒を連ねりる。 |
悪い癖で本屋に入ると数時間 は出てこない。 紀伊国屋書店 |
「5年ぶりのシンガポール観光」
これで仕事は片付いた、さあ遅いディナーはペナンでは食べられないものを食いに行こう。という事で、Newton-Circus近くの寿司屋「MARUI」へ行く。ここの寿司は美味い! 雲丹、中トロ、ヒラメ、赤貝、等どのネタも新鮮である。さすがシンガポール、でもさすがに高い。冷酒を飲みすぎてホテルへ帰るなり倒れるように寝てしまった。 一夜明けて目を覚ましたのは9時過ぎ。軽い朝食をとりながら残った半日の予定を考えた。コロニアル建築おたくの私としてはRaffuls HotelやBoat QuayのShop Houseは押えておきたい。Little Indiaも捨てがたいし、Sentosaも行った事が無い。ただしビジネスシューズを履いて熱帯の散歩は体力を消耗する。今回はショッピングのみにしよう(←おやじぃ)。 シャトルバスでオーチャード通りの高島屋へ向かう。紀伊国屋で本を山ほど買わねばならないからだ(←何の本かは内緒である)。悪い癖で本屋に行くと時間が経つのを忘れる。あっという間に3時間は過ぎあっけなく時間切れ。 重い本を抱えて急ぎ電気店とゴルフ用品店を冷やかしてから・・・ふと気が付くと「とん吉」がある。そういえばここには吉野家の牛丼もあったのだ。しかし昨夜飲み過ぎたので二日酔いで体調が優れない。そう言えば食品売り場にも行ってないぞ。後ろ髪を引かれる思いで高島屋を後にし、シャトルバスでホテルに帰る。今度は2〜3日休みを取ってちゃんと遊びに来よう。 |
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Shangri-la Hotelひとりで 寝るのはもったいないか。 |
敷地内にアプローチ&パットの ミニゴルフコースが3ホールある |
ホテルの中庭に咲く名も知れぬ花 |
「誰かさんの二の舞に」
ホテルでチェックアウトを済ますと既に4時、フライトは5時10分である。シンガポールはいくら狭いとはいえ空港まで30分はかかる。それにチャンギ空港は馬鹿でかい。タクシーに飛び乗り空港へ急ぐ。渋滞は無く運転手によると4:20には到着するというので安心して車内で熟睡。 到着後SGD20を払いタクシーを飛び降りMHカウンターを捜すが様子が違う。「ここは・・・・ターミナル1ではないか、あのおやじぃ。」 急ぎスカイトレインでターミナル2に移動、時間が無い。そしてチェックインカウンター11番、つまり一番端っこまで歩く歩く(←なぜか走らない)。そして30分前にチェックイン。幸い搭乗口はE-1、つまり一番手前である。これで免税品を買ってから喫煙室で煙草も吸える。 更にペナン到着後は税関職員に呼び止められる。非居住者は4日間(正確には72時間)以上でないと免税にはならないと言う。確かに入国カードに書いてある。潔く「どこで払えば良いのか?」と聞くと笑顔で「ネバマイン」 最近の税関はボスが変わってから融通が利く様になった。
(2002年6月13日) |