オーストラリア パース旅行
 

何を隠そう17日から10日間の ハリラヤ休暇なのだ。そこで西オーストラリアはパースへ行く事にした。ペナンから最も近い欧州である。いやいや去年のベトナムはちょんぼこいたので、今回はばっちりビザを取っていった。今回のスケジュールはすべてトラベルエージェントのTong Boon Chongの陳さんにアレンジしてもらった。JALの代理店であることと日本語を話せることから、日本人はよく彼女の世話になる。ということは旅先でニアミスすることも多いのだ。「あーら田中さん」てな具合に。

 

17日(金)・・・土壇場までネゴした甲斐があってMHの昼間のフライトが取れた。SQ便だと夕刻ペナンを発ち深夜2時にチェックインしなくてはならなかった。ホテルはパース市街地のど真ん中にあるヨーロピアン調ホテル「miss maud」で1AUD140である。このホテルはレストランとパン屋も経営している。チェックインしてから街を一回りしてフードコートで軽い夕食を済ませ明日に備え早めに寝る。


MH便で昼過ぎにPerth空港到着
VISA取得を忘れずに・・・・。

ペナンと違い限りなく澄んだ青空

陳さんお勧めの宿泊先Miss Maud
ロケーションは良いのだが・・・・。
     
     
18日(土) パース駅から電車に乗って30分、港町フリーマントルに行く。ここはアメリカズカップ開催地として有名であり、あのデニスコナーのスターズアンドストライプスがニュージーランド艇クッカバラに雪辱を果たした地でもある。また欧州と同様に古い街並みが大切に保存されている。ジョージタウンの華人たちにも見習って欲しいものだ。 土日のみ開かれるフリーマントルマーケットでは新鮮な果物や野菜それにシーフードが並ぶ。ペナンのマーケットの10倍きれいで悪臭もしない。昼飯はハーバーのフードコートでフイッシュ&チップスに生牡蠣、もちろん白ワインで酔っ払う。午後に時間つぶしで乗った湾内遊覧船では小魚を追って港に入り込んだイルカに遭遇するハプニングもあった。

フリーマントルへはパース駅から
電車に乗って30分で到着する

フリーマントルハーバー
海鮮フードコートが人気

ランチのフイッシュ&チップスと
生牡蠣、そしてホワイトワイン
     
     
19日(日) フェリに乗ってスワン川対岸のサウスパースのペナン動物園に行く。何を隠そうわたしは動物大好き人間である。動物園はオーストラリアの事前環境を再現すべく、極力柵の無い状態で見学できるようになっている。ヤマアラシが目の前を歩いている。でも触っちゃいけません。人気者コアラは寝てました。 サウスパースからの市街地やキングスパークの眺めはたいそうきれいである。川岸に数件レストランが並んでいて、ここでのディナーはたいそうロマンチックである。歩きつかれたので早めにホテルに帰りひと休みしてから、夕食はパース駅の北側にある繁華街North Bridgeでイタ飯にオージーワインをいただき、お代はAUD80なり。 

対岸のサウスパースは
閑静な高級住宅地である

サウスパースからのパース市街
の眺め。夜景は更に美しい。

パース駅北側のノースブリッジ
地区はイタリアンレストランが並ぶ
     
     
110日(月) この日は平日ゴルフをすることにした。Burswood Park Golf Courseはスワン川対岸にあり電車で10分の距離にある。ピラミッド型をしたホテルと隣接するカジノで有名である。グリーンフィーはいくらだったか憶えていないがクラブとシューズをレンタルしてグローブとボールは購入し2人でAUD120程度であった。41組でのラウンドが基本なので、他の2人組パーティーとJoinしたわけだが、彼らはジャカルタから休暇できた森夫妻。なんと私が勤める会社のインドネシア工場とゼネコン、保険会社、等が同じだったので会話が弾んだ。スコアは内緒です。夕食はさっそくの暴飲暴食がたたり消化不良気味なので中華で軽く済ませる。

カジノでお馴染みの
バースウッドホテル

ホテルに隣接するゴルフ場
からパース市街一望できる

池にはブラックスワンが優雅に泳ぐ
     
     
111日(火) 午前中は半日市内観光ツアーに参加してキングスパークでくつろいだり、モンガー湖のブラックスワンと戯れたりした。この市内ツアーは明日行くアルバニーツアーのおまけで付いてきたモノである・・もうけ。

午後はCATという無料バスに乗り、市内でショッピング三昧することにした。このCATは路線によってバス停が赤、青、黄に色分けされおり大変解りやすい。私はThinber-Landの靴とTシャツを買い、ヘアサロンで散髪をした。パースの商店はほとんどが夕方5時で閉店する。皆家に帰って奥さんとディナーしないと大変なことになるらしい。日本のように同僚と居酒屋で一杯は許されない様である。夕食はホテルのレストランでビュッフェディナーにする。朝飯のパンケーキ、ワッフル、クレープがやたら旨い。このレストランはフリーマントルにも支店がありパースでは結構有名である。


モンガー湖のブラックスワン

キングスパークの並木道
夜は美しくライトアップされる

目抜き通りのHay-Streetも
午後5時には閑散とする。
     
     
112日(水) アルバニーツアーに参加した。早朝パースの町を発ち、どこまで行っても一面ブッシュしか見えない国道をバス(コーチという)は南に向ってひた走る。アルバニーは西オーストラリアでは最南端の町で、かつて捕鯨基地として栄えたところである。イタリアのシエナやベルギーのブルージュのような美しい街並みを期待していたが小さな街で、メインストリートを外れると何も無い退屈な街であった。確かに地球最南端(?)に立ち南極を望む海を前にすると多少の感慨はあるが・・。捕鯨基地を見学し荒波の作った奇岩The Gap等を見て帰路につく。途中のドライブインでフィッシュ&チップスをつまんで、3時間コーチにゆられホテルに帰ったのは9時過ぎであった。「マーガレットリバーにすればよかった」と後悔した一日であった。

コーチ(バス)に乗って一面ブッシュ
の中をひたすら走る走る・・・・・・。

捕鯨基地を見学する。

奇岩「The-Gap」から南極を望む
     
     
113日(木) パース最終日は郊外にあるパース最大規模を誇る「ウエストフィールドショッピングセンター」へバスで向った。ここでマレーシアでお馴染みCaffeDOME」を発見した。どうやらオーストラリアが本家のようだ。ディナーはまたしてもNorthBridgeでイタ飯にオージーワイン。やはりこれが一番美味い。

ウエストフィールド
ショッピングセンター

ペナンでお馴染みDOME
こちらが本場です

NorthBridgeのイタ飯
こちらの人はテラスがお好き
     
     
114日(金)にペナンに帰ってきた。さてさてペナンはパラダイスだけどパースは桃源郷ですな。さながらスワン川沿いに広大な公園が広がりその中に街 があるといったところです、はい。街から5分も車を走らせればそこではヨットも水上スキーもできるし、ゴルフだって1,000円以下でできるのだ。老後を過ごすのはこの街だね。またなんたって貧しくてお行儀の悪いアジアと違って清潔で洗練された西欧文化な んだから。私のようなシティーボーイが暮らすには高層ビルが林立するすぐ脇にヨットハーバーがあるこの様な「そふぃ すてぃけいと」された街でないとね。それにイスラム国家と違い豚肉,酒、ポルノなんでもありです。パースではオージーワインが飲めるのだ。 物価 はアジアほどではないけど住宅、食料品、ガソリン代、等は日本の半分と思っときゃいいかな。更に極めつけは金髪 ねえちゃんうじゃうじゃだもんね。「うーん。住んでみたい。」

高層ビルが林立する
パースのオフィス街

休日にはスワン川で
ヨットが楽しめる

ヨーロッパの街並みが
至る所に残されている
     
     
ところでご存知のように豪州のなまりの強い英語は私の ようなネイティブスピーカー(←うそうそ)にはつらいものがある訳でサンドイッチの注文もできない始末。ペナンの屋台では横柄な 態度の日本人駐在員もパースではすっかりお行儀良い日本人観光客になってしまった。



ホームペナンの休日>パース旅行
Hosted by www.Geocities.ws

1