愛車がいたずらされる
 

「違法駐車はやめよう」

1128日の事である。JAL夜行便で帰国する日本からのゲストを、一日市内視察(実は観光)にアテンドすることになった。ランチに肉骨茶を食べたいというリクエストがあったので、宿泊するThe Northamで午前11時にピックアップし、ガーニードライブの「松花江肉骨茶」へ案内した。ここはペナンでは一番旨い肉骨茶だろう。澄んだあっさりしたスープで食べやすい。

夜ともなると駐車する事が難しいガーニードライブも、昼間はがらがらである。ただしこの日は朝から快晴で、熱帯の日差しが容赦なく照り付けていた。炎天下の駐車は厳しいものがあるので、駐車禁止だがアパートの日陰を見つけて駐車することにした。どうせ30分程度だし。切符切られてもRM30だし、減点制度はないし、いいよいいよ停めちゃえ停めちゃえ。汗だくになって肉骨茶を喰った後ホテルに戻り、チェックアウトをして車に乗り込もうとしたところ、「・・・・? なんじゃこりゃ?」左フロントフェンダーに黒のスプレーが吹き付けられている事に気が付いた。

「てめーっ やりやがったな!」

ゲストは言った「そうかっ! そう言えば車を停めたところに、スプレー缶の様なモノを持った大柄な中国人のおばさんがうろうろしてたぜ。うん!こっちを睨んでた様な気もするなぁ。あいつに違いないぜ。」 おそらく私が路上駐車した道の前のアパートの住人だろう。日ごろから迷惑駐車で頭にきていたと思われる。さて警察へ行ったものか? ただし現場を目撃したわけでもないし、証拠もない。それにあそこは駐車禁止だからかえってやぶ蛇かもしれない。幸いフェンダー以外には被害はなく、スプレーならコンパウンドでポリッシュすれば落ちるだろう。またゲストのアテンドをほっぽり出す訳にもいかないので、泣き寝入りすることにした。

思い起こせば数ヶ月前にプラウティクスのベリサコートで起こった、高級車ばかりを狙った溶剤塗りたくり事件に比べればましである。この時は全塗装を余儀なくされた人も多数であり、新聞沙汰になったほどである。

「ついついWAX会員に入会」

午後はペナン博物館、ガレージ、ホンギャブ、コムター、等を案内した。そして通勤ラッシュを避けるため、午後4時にはジョージタウンを脱出。ブキジャンで2時間ほど時間を潰すことにした。ここなら空港まで10分である。その間ブキジャン駐車場のWAX屋さんにスプレーを落としとWAXがけを頼んだ。料金はRM80だがRM168で入会することで今回は無料、次回からはRM28でWAXがけができる。ブキジャン以外にルッキンググッドにも同じ店があるということで会員になることにした。わずかに塗装が犯されているが、スプレー跡はほとんど解らないくらいに落ちた。

 

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