ペナン島へ引越し | ||
1998年9月1日、工場の機械据付も一段落し出張者も帰国した。そして長かったホテル暮らしも終わりを告げ、スンガイペタニでの田舎生活ともおさらばである。今日からペナンでの都会生活が始まるのだ。
「眺めの良い部屋」 ペナンでの住まいはグリーンレーンの高台にある、高層コンドミニアム「Menara Greenview」である。一部の方からは「シンデレラ城」と呼ばれているようだ。世帯数は200以上ありプール、テニスコート、スカッシュコート、ジム、コンビニエンスストア、等ファシリティーは充実している。住まいは22階(高台にあるので実質30階以上)にあり、ベランダからの眺望は抜群で幻想的な朝焼け、深夜の雷ショーが楽しめる他、ジュージタウンを襲うスコールが一望できる。蚊が上がってこない事は勿論、風通りが良くエアコンは必要ないくらいである。部屋の間取りは3ベッドルームで130u、トイレは3箇所ある。家具電気製品完備で家賃はRM2,000/月である。プラウティクスの家賃に比べ2〜3割は安いだろう。 |
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高台にそびえるMenara Greenview 一部では「シンデレラ城」と呼ばれる |
明るく風通しのよいリビング 趣味の悪い家具が難点だが |
休日はプールサイドの椰子の 木陰でビール片手にリラックス。 |
「夜明け前に出勤」 日本人の多くはプラウティクスに住んでいるが、スンガイペタ二まで毎日65Km(約1時間)の通勤を考慮し、ペナン大橋に近いことを優先して決めたのである。通勤は会社から支給された社用車 Proton-Wire1600AT である。夜明け前の朝7時に部屋を出て、2階の駐車場まで降りる。アパートを出てグリーンレーンまでは2〜3分、ペナン大橋までは10分以内で到着する。橋を渡る際ようやく朝日が昇り始める。橋を渡れば高速道路をひたすら北上する。渋滞はほとんど無い快適なドライブである。 |
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時々幻想的な朝焼けが見れる |
通勤はProton-WIRAで 車無しでは生活できない |
帰宅時間にはペナン島に沈む美しい 夕日に見とれながらペナン大橋を渡る |
「毎日が屋台飯」 日常の買い物はコンドミニアムから1Km、グリーンレーン沿いのショッピングセンター「Gambira」、更にグリーンレーンを渡ったナイトマーケット「Pasar Batu Ranchang」で済む。食品や日用品の買い物に不自由は無い。最も私は女房がやって来るまではひとり暮しなので、自炊などはしない。せいぜいビールか朝食用パンを買う程度で夕食は全て外食である。そこで近所のホッカーセンター「キャメロン」「デリマ」に毎日通うことになる。マレーシアの屋台飯を制覇するのに1ヶ月もかからなかった。 |
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この付近はIsland-parkといい 中流華人向け住宅地である。 |
ナイトマーケットの果物売り場 トロピカルフルーツが安い |
お世話になった屋台キャメロン ナシカンダーと海鮮中華がいける |
(2002年5月1日) |